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2004/06/25

『時の旅人クレア』

最近、女性向けの軽い翻訳物小説を読むようになった。気楽に読めるわりには面白い。しばらく過去に読んだことがある本の読み返ししかしていなかったので、新しい本を読めるようになっただけでも精神エネルギーが少し復活したのかも。

時の旅人クレア〈1〉―アウトランダー(1) ヴィレッジブックス
時の旅人クレア〈2〉―アウトランダー(2) ヴィレッジブックス
時の旅人クレア〈3〉―アウトランダー(3) ヴィレッジブックス

総合評価★★★★
ロマンス度☆☆☆

これは、一応冒険ロマンス小説の部類に入るのかな。タイムスリップものだけど、SFとは言えない。冒険やロマンスものとしては、あまりに激しい展開を予想していると、がっかりするかも。わりあい地味である。特に1巻は。でも、時代考証や人物描写がしっかりしているので、安心して読める。おかしな意味でなく、大人のためのエンターテインメント。ヒロインのクレアは、ハデではないが、しんがしっかりしていて、知的でユーモア感覚にもすぐれている。

18世紀スコットランドの歴史・時代小説と思った方がいいだろう。日本人にとってなじみが少ない時代と土地だが、知識はなくてもすっと物語の世界に入っていける。

第2次大戦で従軍看護婦として働いたイギリス人のクレアは、終戦後、夫と訪れたスコットランドのハイランド地方で、いきなり200年前にタイムスリップする。そこで出会ったのは、夫とうり二つのご先祖様…となると、そのご先祖様とのロマンスかと思ったら、そうはならなかった。

最初、どうして現代ではなく第2次大戦後なのかと思ったけれど、18世紀で生き抜いていくには、戦争の体験が必要だったらしい。しかも、いまのように道具に頼り切っていない第2次大戦時は、ちょうどいいのかも。イラク戦争を体験した女性兵士がタイムスリップしても、コンピュータがないと何もできないということか。

第1作だけで分厚い文庫本3冊あるのに、アウトランダーシリーズは、まだまだ続くらしい。

時の旅人クレア
加藤 洋子 / Gabaldon Diana
ソニー・マガジンズ (2003.1)
通常2~3日以内に発送します。
時の旅人クレア
加藤 洋子 / Gabaldon Diana
ソニー・マガジンズ (2003.2)
通常2~3日以内に発送します。
時の旅人クレア
加藤 洋子 / Gabaldon Diana
ソニー・マガジンズ (2003.3)
通常2~3日以内に発送します。

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