« 生ゴミを畑に返す | トップページ | 携帯から »

2004/07/15

建築探偵桜井京介シリーズ

しばらく日本ミステリでは新しい作家を読んでいなかったけど、数年前に新幹線に乗るときに駅で買ったのが『月蝕の窓』だった。シリーズものの途中から読むのはあまりやらないんだけど、ほかに適当そうな本がなかったのだ。

登場人物がよく把握できないこともあって、読んだ直後は「そこそこしっかりした本格ミステリ」程度の感想だった。でも、変にあざとくない正当派ミステリの雰囲気が気に入って、シリーズ第1作の『未明の家』から読み始め、見事にはまってしまった。

これはライトノベルかという派手な設定の個性的キャラたちは、でも、きちんと実在感があって、読むほどに過去が明らかになって、なじんでくる。1話ごとに登場する、古い建築物のうんちくも興味深い。建築物は、すべて日本の実在の建築物をモデルにしているそうだ。

昨年はあまり本屋に行かなかったので忘れていたが、先日書店に『失楽の街』が平積みになっていたので調べたら、まだ読んでいないのだ三冊も出ていた。

angels―天使たちの長い夜
Ave Maria
失楽の街

最初の2冊は番外編で、登場人物のひとり蒼の物語。『失楽の街』は本編で、東京の話。大人の悲哀を感じてしまった。

|

« 生ゴミを畑に返す | トップページ | 携帯から »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26667/970876

この記事へのトラックバック一覧です: 建築探偵桜井京介シリーズ:

« 生ゴミを畑に返す | トップページ | 携帯から »