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2004/08/26

『キング・アーサー』

金曜日に、TOHOシネマズのレイト・ショーで『キング・アーサー』を見てきた。午後9時以降なら1200円なのだけど、最近は8:45くらい開演でもレイト・ショーになるようだ。

西欧のファンタジーや歴史物語では、アーサー王伝説はよくモチーフになる。その影響か和製ファンタジー、特に少女漫画によく登場するのだけれど、ちゃんとした内容を知らないので、知っておきたかったのだ。でも、映画はローマ帝国がからんだ歴史物語になっていて、伝説のアーサー王伝説とは、かなり違ったみたい(笑)。

それでも、予想よりはずっと楽しめた。ストーリーはたいしたことないけど、ローマ帝国の支配とキリスト教徒ではない騎士たちは、知らなかったヨーロッパ史をのぞいたみたい。中国を連想させるようなアーサー王たちのはでな馬印は、歴史的事実に基づいたものなんだろうか。魔術師マーリン率いる森の民たちの扮装。特にグウィネビアがすごい。最初別人かと思ったが、、、ランスロットが必死で助けに駆け寄ったのだから、あれはグウィネビアだよね(^^;)。

最後の婚礼の場が、ストールサークルというのも興味深かった。ストーンヘンジは有名だけど、ブリテイン島には、思いの外ストーンサークルが多いらしい。そういえば、『マスター・キートン』にも出てきたよね。『時の旅人クレア』や『ジェイミーの墓標』でも、ストーン・サークルは大切なモチーフだ。

日本にも、縄文時代には巨石信仰があった。大湯のストーン・サークルなど、東北地方には多くの遺跡が残っているし、巨石をご神体にしている神社も多い(これは、高橋克彦の受け売りだ)。

王にしか使えない魔剣など、西欧ファンタジーには、アーサー王伝説に影響を受けていることが多いのだろう。一般の人にはどうかわからないけれど、西欧ファンタジーにはまった人間には、面白い。

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