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2004/12/08

グラフを読む力

国際的な子どもの学力テストで、日本の子どもの学力が落ちたと話題になっている。中でも問題は読解力なのだが、これは文章を読むだけでなく、グラフを読む力なども入るそうだ。

でも、いまさらなあ。大人だって、グラフやデータを読む力は、不足しているように思う。

例えば、『ためしてガッテン』のようなTV番組だ。よくグラフを使って「大幅に増えた」とか「減った」というが、そのグラフは、下に波線が入っていたりする。8が10になったのでは、大幅に増えたのかどうかわからないが、波線を使って目盛りを5からしか表示しなければ、3が5になったようで、大幅に増えたような気がする。TVだから、視聴者の関心をひかなければ納得してもらえないのはわかるが、ごまかしだ。

新聞によると、今度の学力テストでは、そのようなグラフを不適切だと判断しないといけない。でも、TV番組で堂々と使っているグラフを不適切だと子どもに判断させるのは、気の毒だ。

そういうごまかしが横行するのには、そのほうが視聴者が満足するというのと同時に、制作者に自然科学や社会学をきちんと修めた人がほとんどいないからではないのか。メディアをになう人たちが、自然科学や社会学をきちんと理解して、それに見合った情報提供をしなければ、一般の大人が、まして子どもが、そういうことに気が付くはずがない。

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