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2005/02/14

パソコン通信の消滅

@niftyのパソコン通信フォーラムが、今日でサービスを終了し、明日には消えてなくなるらしい。それを嘆いたり、懐かしく振り返るメッセージをよく目にするのだけれど、私はあまり何とも思っていない。

私は、パソコン通信をはじめてちょうど16年になる。1989年の2月の3連休にモデムを買ってきてセットしたのだから、確かなことだ。パソコン通信を始めたことで、堅実な会社勤めをやめて、考えもしなかったフリーライターの仕事をすることになった。パソコン通信で人生が変わってしまったわけで、もっと感慨を持ってもよさそうなもんなんだけどなー。

どうしてだろうと考えると、もう、私の中ではとっくに終わってしまっていることだからだろうなと思う。

最初に活動したフォーラムは、すでに10年くらい前には、行かなくなってしまった。徐々に活動の場を変えていったのだけど、それらも、もう行かなくなって何年にもなる。じゃあそれがまったく残っていないかというと、インターネットに場所を変えて、ずっと付き合っている友だちもいる。

最初の頃こそ、フォーラムとしての「場」に固執していたのだけれど、次第にそれは重要とは思われなくなってしまったのだ。重要なのは、「場」ではなく、それを作る「人」だ。「場」が残っていても、「人」が変われば、意味はなくなってしまう。「場」が変わっても、「人」がいれば、そこにまたつながりが生まれる。

パソコン通信を始めた頃に、友だちにいかにパソコン通信が素晴らしいかを説いて回っていた。でも、いま思うと、素晴らしいのはパソコン通信ではなく、人と人とのつながりだ。パソコン通信がなくても、インターネットがあればいいし、もしインターネットもなくなっても、何らかの形で人とのつながりを持つことはできる。

16年前の私には、それがわかっていなかった。人とのつながりが持てないのは、「場」がないからだと思っていた。そうじゃない。必要なら、「場」は作ればいいのだ。それがわかるようになっただけ、16年で少し成長したかな。

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