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2005/03/03

いらだちの理由はなんだろう

サマータイムへの拒否反応を見ていて思ったのだけど、これは電車内での携帯電話の通話に対する拒否反応と似ている。

携帯電話が普及し始めた頃、「電車内で携帯電話で話すのがけしからん」という感覚が、私にはよく理解できなかった。確かに、大声で話すのは周囲の迷惑だ。でも、私が見た限り、大声で話している人は、それほど見かけない。小声で話すのなら、別にかまわないのじゃない? 友だち同士で乗った場合におしゃべりするのがうるさという話は、あまり聞いたことがないぞ。

しかし、ダメだという人は、ともかく携帯電話はダメだという。理屈では説明がつかない不快感に、すごくいらだっているみたいだ。

けっきょく、「心臓ペースメーカーに悪影響を及ぼす恐れがある」というもっともな理由を見つけて、電車内での携帯排除は、市民権を得た。でも、よほど近寄らないと心臓ペースメーカーには影響ないんだけどなあ。と思っていたら、みんなが携帯を持つようになり、通話よりもメールが中心になって、「電車内での携帯利用はよくない」説は、いつのまにか影を潜めてしまったようだ。

自分が使うようになったら、いっきにペースメーカーのことは忘れたのだろうか。人間って、怖ろしい(笑)。

ただ、電車内で携帯で話すということに、多くの人が拒否感を持ったことは、事実のようだ。私は特に拒否感はなかったので不思議なのだが、関西よりも関東の方が苦情が強かったらしい。関東人のほうが、拒否感は強かったのね。

一説によれば、その場の空間を共有しているのに、1人だけ他の世界とつながっていることに、不快感を感じるのだとか…。電車内コミュニティにおける関東人と関西人の感覚には、違いがあるということか。

ともあれ人間は、どうやら生理的な不快感を持つものらしい。多くの人が不快感や拒否感を持つのであれば、それは一考されるべきだろう。でも、それを理屈でごまかさないで、感情は感情として探ってみたほうがいいのじゃないかなあ。

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