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2005/05/05

『小判商人』

『御宿かわせみ 小判商人』
平岩弓枝著、文藝春秋社
総合評価★★★

超人気シリーズ『御宿かわせみ』の最新刊(2005年4月現在)。

帯のキャッチコピーを読んで、「いよいよ戊辰戦争か?」「麻太郎と源太郎が何をするんだ?」とワクワクしながら読んだが、その点では、少し期待はずれ。時代背景はあいまいなままホームドラマが継続するし、麻太郎と源太郎は確かに出番は多いが、主役をはるところまではいかない。大人がしっかりサポートして解決してやったという感じだ。前作の『十三歳の仲人』は、本当の意味で麻太郎と千春が大活躍だったぶん、ちょっと期待しすぎたか。

でも、あの「おあき」や「文三」など過去の登場人物の再登場は多いし、『青江屋の若旦那』『明石玉のかんざし』など、ホロリとさせられる場面も多い。

東吾が軍艦総練所に勤務するようになってからの年月を考えれば、そろそろ明治維新が来てもおかしくないはずなのだが、このまま「サザエさん」のような「変わらない時代」が続くのか、それとも一気に明治が来て、新時代での子どもたちの活躍が読めるのか。あれこれ文句を言いながらも、目が離せないシリーズだ。

小判商人
小判商人
posted with 簡単リンクくん at 2005. 5. 5
平岩 弓枝 / 平岩 弓枝著
文芸春秋 (2005.4)
通常24時間以内に発送します。

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混沌の世情、私利私欲に走る金の亡者に東吾と源三郎、そして麻太郎と源太郎が立ち向かう。 [続きを読む]

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