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2005/06/24

『奪還』

『奪還』
マイケル・デイ著、松本剛史訳、ヴィレッジブックス
総合評価★★★
サスペンス度☆☆☆
冒険度☆☆
ロマンス度☆☆
SF度☆☆

最初、大統領暗殺場面から始まったので、権力闘争ものかと思ったら、スパイものになり、さらに科学ジャーナリストが出てきて科学もの? 病気の息子や離ればなれの父や母との家族もの? はたまたロマンス? と、ものすごく盛りだくさんな小説だ。それぞれが興味深くサスペンスの連続で、もう少しで空中分解しそうなところで、なんとかつながったという感じ。

圧巻は、後半の自然災害を兵器として利用しようとするくだりだろう。ネタバレになるのであまり書かないが、最近起こった自然災害の数々を考えると、絵空事とは思えない。

ところが、驚くことにこの小説がイギリスで出版されたのは2003年だ。昨年の災害ラッシュの前に、それとは関係なく書かれたらしい。まるで予言のように思えて怖くなってしまう。


奪還
奪還
posted with 簡単リンクくん at 2005. 6.24
松本 剛史 / マイケル・デイ著
ソニー・マガジンズ (2005.4)
通常24時間以内に発送します。

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