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2005/07/20

映画『マラソン』

マラソン
総合評価★★★

自閉症の障害者がスポーツで活躍する。家族の苦悩、愛、そして絆。そんな感動ものかと思っていたら、全然違った(笑)。

これは、自閉症の話でもあり、マラソンの話でもあるけれど、メインテーマは親離れと子離れ。母親はけっきょく最後まで子離れできないのに、子どもは勝手に成長して親を離れていく…。

自閉症が知的障害と混同され誤解されるのじゃないかとか、あんな状態でサブスリー(マラソンで3時間を切ってゴールすること)は無理だろうとか、つっこみどころはいくらもあるだろう。ただ、障害者がけっして、ただみじめな存在ではなく、生きている喜びも苦しみも感じる人間であることと、走ることの楽しさが、見事に表現されている。

走ることは、生きること。生きていることを楽しむことだ。そんなイメージを改めて感じた。

前半、もやもやして「つまらない映画を見てしまった」と思ったが、最後の数十分で消し飛んだ。しかも、泣くよりも笑う方が、圧倒的に多い。こんなに自然で、楽しく明るく笑いころげた映画は、久しぶりだ。泣きたくてこの映画を見る人は、ちょっとがっかりするかもしれないけれど、見たことを後悔はしないのじゃないだろうか。それにしても、もし、これがTV放映なら、きっと途中で見るのをやめていただろう。映画館に足を運ぶ意味をも考えさせられた。

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» 映画「マラソン」 あなたは何回泣きましたか? [♪あなたに逢いたくて]
やっと観ました。この映画「マラソン」 絶対泣くのはわかってたから、ひとりで観るには勇気がなくて{/face_ase2/} 一緒に観たかった同じ聴覚障害の子を持つ友達を待って、仕事終わって走りました{/choki/} あらすじは、20歳の青年・チョウォンは自閉症の障害を抱えており、 5歳児程度の知能しかない。 コミュニケーション能力に欠けている彼に社会生活は難しく、 母親のキョンスクが常に世話をしていた。 そんな中、キョン�... [続きを読む]

受信: 2005/07/21 22:07

» マラソン [ふれっぷ]
 今日は、「マラソン」の話。と、いっても映画ですけど。  去年の夏に公開された映 [続きを読む]

受信: 2006/01/20 14:08

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