« 英語音読は、若年性健忘症予防になるか? | トップページ | 芽キャベツ »

2006/02/14

難しい言葉、かんたんなことば

某大学の公開講座のレポートの締め切りが、明日までだった。別に修了証をもらったから何かいいことがあるとも思えないが、せっかくなので、1時間ほどで適当に書き上げる。内容は適当だが、出席率がいいから、たぶん、修了証をもらえるだろう。

しかし、レポートなんて書いたのは、何年、いや、何十年ぶりだろう。「考慮するべきである」「危惧する」なんて言葉を使うのは、久しぶりだ。以前はパソコン通信でも平気で使っていたけれど、こういう言葉は雑誌などの原稿には、まず使えない。わかりやすく、かたくなり過ぎずと意識して文章を書くようになると、個人的な書き込みでも、漢字がどんどん減っていく。

実は、いま仕事で小学生向けの原稿を書いている。できるだけ小学校3年生までの配当漢字で書く必要がある。

「~が必要です」と書こうと思ったら、「必要」は小学校4年生の漢字だから、使えない。難しい漢字はひらかなにしたり、ルビをつければいいことになっているけれど、「ひつようです」というのは、何だかおかしい気がするし、なんでもルビをつけていたら、ルビだらけになっていまう。ルビをつけるのは、その記事でどうしてもはずせない言葉だけにするべきだろう。

とすると、必要なものは、「~しなければなりません」とするか。でも、必要なものが続くときは、どうしよう。「~しなければなりません。これもしなければなりません」。これでは、読みにくいぞ。音読したら舌がもつれる。できれば、「~しなければなりません」なんて、あまり使いたくないなあ。

別の言葉で表現しようとすると、かなりの語彙や表現力が要求される。かんたんなことばで書くことの方が、実はむずかしい。

|

« 英語音読は、若年性健忘症予防になるか? | トップページ | 芽キャベツ »

コメント

ん~。わかりますわ。その気持ち。

このところ毎日、小学生(低学年)の国語教科書の音読につきあってます。使える漢字は
ある程度、数がきまっていますよね。ひらがな、カタカナ、漢字を入れて、わかりやすく表現するの
は、難しいな~って思います。

あと、文章を読んでみてきずく部分もおおいです。

 たかい 山が、ならんで
たって いました。

とか。

子供たちにメモをのこすときも、漢字で書いて
「おっといけない、よめないな」とひらがなにひらくこともしばしば・・・

投稿: 星香 | 2006/02/15 11:41

星香さん、こんにちは。

お子さんにメモを残す苦労というのも、あるんですね。

分かち書きは、小学生特有ですよね。ひらかなばかりというのも、困っているんです。原稿を分かち書きにはできないし、でも、漢字を使わないとひらかなばっかりだし。結果的に、必要以上に「、」が多い文章になっています。

投稿: meka | 2006/02/15 12:02

ワタシは4、5歳児(年中)向けの媒体だからなぁ。
「のはらに さんぽに いったよ」
と、かなオンリーの分かち書き。
このごろ かんじが かけなく なった、ような??

投稿: けーぜ | 2006/02/15 23:42

けーぜさん、こんにちは。

おお、かなオンリーですか。それは、たいへんだ~。

ぐうぜんだけど、弟の子どもが、ちょうど9歳と5歳です。9歳と5歳は、かなり能力差がありますよね。5歳がなんでも9歳のまねをしたがって、9歳はいちおう寛容に受け止めてやろうとするんだけれど、そこはやはり9歳で、ときどきいらいらして5歳にあたりちらしている。でも、あたりちらされた5歳が、気持ち的にはぜんぜんまけていないのが、おもしろい(ん? なんかひらがなが、おおくなっている)。

投稿: meka | 2006/02/16 00:23

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26667/8662526

この記事へのトラックバック一覧です: 難しい言葉、かんたんなことば:

« 英語音読は、若年性健忘症予防になるか? | トップページ | 芽キャベツ »