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2008/12/09

『地頭力を鍛える』

最近、企業は「地頭(じあたま)力」を持つ社員を求めているのだという。それを試すため、入社試験などで、「日本全国で何本くらいの電柱があるか」といった変な問題を出す。電柱が何本あるか、知識を持っていることではなく、限られた時間で限られたデータで、いかに概算で解を出すかが問題なのだ。

著者によれば、この地頭力というのは、訓練である程度身に付くのだそうだ。そして、地頭力のある人の発想を分析して、「仮説で考える」「部分ではなく、まず全体を見る」「単純化(抽象化)して考えられる」といった要素を説明している。

まあ、なるほどな、という感じ。この地頭力というのは、私はかなり持っているほうだと思う。意識して訓練したわけではないので完璧とはいわないが、ここで説明されているような考え方は、よくやっているほうだろう。というか、このような考え方ができないと、ライターとして単行本を書いたりするのは、難しいのでは。

ただ、著者は「地頭力」さえあればいいとも言っていない。例えば個人という部分ではなく、全体のことしか見ていないと、「特定の私」として見て欲しい顧客や同僚に嫌われたり、抽象的に考えたことが他人に理解されなかったりとか…。仕事をする力としては、地頭力とは別に、コミュニケーションスキルも貴重なのだそうだ。ごもっとも。

これを読んで革新的に考え方が変わるということはないけれど、改めてそういう思考法を意識するというところでは、参考になった。ただ、私としては、地頭力の解明よりも、地頭力と知識力、対人能力の3極についての考察の方が面白かった。

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コメント

職場のスタッフに対して、こういう風に仕事を進めて欲しい、と日頃自らが思っていた事を上手く纏めてくれている、と感じました。
2、3時間もあれば充分読めるので、職場のスタッフに読んで欲しいと伝え、2冊購入して回覧してます。

投稿: まほろん | 2008/12/11 17:19

まほろんさん、こんにちは。

こういうことを意識しながら仕事をすることが大事なんでしょうね。上司への説明のところなどは、「私は、あまりやっていないなあ」と思いました。理由は、めんどうくさいから(^^;)。

投稿: meka | 2008/12/11 18:44

よさそうな本ですね~
みてこよようっと。

でも古本屋さんにはまだでないでしょうね(笑)

投稿: たけした | 2008/12/12 15:44

たけしたさん、こんにちは。
Amazonマーケットプレイスには、940円で出ているようですよ。送料とあわせて1280円ですね。
実は、私は図書館で借りたんです。半年前に予約して、やっとこの間借りられたわけ。

投稿: meka | 2008/12/12 16:48

mekaさん、さっき本屋さんで立ち読みしてきましたぁ。
購入しようとしたら お金が足らない(汗;)

今度二番目に行きつけの古本屋さんをみてこようっと。

投稿: たけした | 2008/12/13 00:18

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