2008/10/28

朝ドラを見ていて、またまた思った疑問

介護福祉士を目指すために、4年制の大学に行く人は、ほとんどいない。2年制の専門学校を卒業すればなれるし、しっかりとした教育を受けたいという意図があっても、2年制か3年制の短大に進むことが多いのではないだろうか。4年制の大学で資格が取れるところも、確かにあるけれど…。

もっとも、現在の介護職の不人気を見れば、職業のイメージアップにはいいのかもしれない。さすがNHK、国策に沿っている。

福祉系で4年制の大学に行くとなると、普通は社会福祉学科ではないだろうか。でも、社会福祉学科はけっこう難しい。夏休み終わってから受験勉強始めて合格するには、よほどもともとの成績がよくなければならないだろう。そういう点では、現実にあっている?

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2008/10/22

朝ドラを見ていて思った疑問

2、3日前に、朝ドラでは、入れ替わっためぐみを連れた真喜子が、出雲空港からタクシーで松江に向かう場面があった。タクシーの後部座席なのに、2人ともシートベルトをつけている。さすが、NHK。

あれ? でも、いまやっているのは、確か2000年の話じゃなかったっけ。
2000年にタクシーの後部座席でシートベルトを着けている母子。
不自然だ…。

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2008/10/03

朝ドラの舞台:松江と出雲大社

今週からはじまったNHKの朝ドラ「だんだん」の舞台は、京都と松江。この前の連休に松江から出雲大社に行ってきたところなのだが、見慣れた景色のオンパレードで、妙におかしい。

Photo_3 これは、日本一美しいと言われる宍道湖に沈む夕日。

県立美術館のロビーとその裏手が夕日スポットだそうで、観光名所になっている。ホテルにはその日の日没時間が掲示されていた。行くと、人が群がっている。ドラマでも、タイトルバックを含めて、よく出てくる。

Photo_4 場所が美術館なので、裏手の湖畔には、抽象的なオブジェがいくつか並んでいた。

こちらは、Conversationという名前のオブジェの一部。2日ほど前のドラマでも写っていた。

2つの塊が向き合う形で、どうやら「会話」を表現しているらしい。私の感想では、手のひらで、こちらは親指と人差し指をくっつけたところ。もう一つは指さす形に見えるのだけど、姉は顔だろうと言う。

こちらの隙間から見える夕焼けがきれいだったので、シルエットにならないかと思って、撮ってみた。でも、空が暗くなりすぎていて、思ったような効果はでず。

黄色い電車の一畑電鉄は、タイトルバックにも出てくるが、今日のドラマで松江から出雲大社に行くのに登場していた。今回も乗った。

Photo_5スイッチバックで有名で、左手に宍道湖を見ながら走っていたと思ったら、途中で逆向きに走り出すので、不思議な感じがする。非常にながめがよく、松江から出雲大社に移動するのなら、ぜひ乗ってみるべき。

ただ、電車の本数が、極端に少ない。ドラマのように、走っていってすぐに乗って出雲大社に行けるという感じではない。駅から出雲大社までは少しあるのだが、有名観光地にもかかわらず、閑散として土産物屋もほとんどない。たいていの人は、観光バスで乗り付けてしまうのだろう。

Photo_6 こちらは、出雲大社をでたすぐのところにある旅館。いかにも古めかしい建物が面白くて写真を撮ったのだけど、今日のドラマで、京都の呉服の展示会場として写っていた。

「あ、あの旅館だ」と思って、写真とドラマの録画をつきあわせてみたら、ドラマでは旅館の名前が違う。「大社旅館」という看板がついているのだけど、どうみても同じ旅館。さすがNHK、看板を付け替えたんだな。芸が細かい。

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2008/08/29

『あさきゆめみし』がアニメ化

あさきゆめみし:初のアニメ化 受験生必読“現代の源氏絵巻” フジ「ノイタミナ」枠で1月から

源氏の君が、もし美しくなかったら、許せないけど…(^^;)。

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2008/05/20

『太王四神記』終わった

『太王四神記』BSの字幕版が終わった。そうか。神話時代にセオはカジンに勝ったけど、生まれ変わってスジニは、最終的にはキハに負けたんだな。どちらも一勝一敗。

チョロが、かっこいい…。

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2008/01/07

太王四神記

太王四神記』第5話。
お、面白い。楽しい。笑える…。
アクションシーンの映像は、めちゃ、かっちょいいし。

かといって、目の色変えてのめり込むような話ではないところは、安心できる。

第1話をうっかり見てから、第2話と第3話は忙しくて見逃したけど、5日にまとめて4話分再放送というNHKのはからいで、けっきょく追いついてしまった。

時間がもったいないから、ドラマはなるべく見ないでおこうと思っていたのだけれど、たまに何もかも忘れて楽しめる時間は貴重だろう。

しかし、やっぱり私は、ファンタジーとか時代ものとかSFとかでないとダメみたいだ。普通の恋愛ドラマなどは、いまいちつまらない。

村上春樹の『走ることについて語るとき僕の語ること』を図書館で借りられたので、2章ほど読んだけど、どうもつまらなくて、読む気になれない。何だか、文章でさらさらと流してしまっていて、いったい何が言いたいのかわからない。というか、あまり何も言っていないような気がする。興味が持てないものを無理して読むこともないだろう。さっさと返してしまおう。

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2007/11/26

おかしいぞ、NHK

今日の朝ドラで朝早くたたき起こされた喜代美が、日の光がさんさんと降り注ぐ中で「まだ5時」と言っていたけど、おかしいぞ。正月の大阪は、日の出の時刻が一番遅い時期。朝5時なら、まだ真っ暗なはずなのだ。

「そんな細かいこと」とは、言わないで欲しい。小説家にしろ漫画家にしろ、プロの制作者であれば、そのくらいのことは気にかけていると思う。面白さを出すために非現実的な演出をしているというのとは、ちょっと違う。気にかけなくなった時点で、レベルが落ちているとしか思えない。

しかし、大阪放送局で作っているのに、誰もおかしいとは思わなかったのだろうか?

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2007/10/04

ULTRASEVEN X

今日の夕刊で紹介されていたので、つい録画予約しちゃった(^^;)。
URTLASEVEN X

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2007/07/23

"Out of Africa"

何ヶ月か前に、ブックオフの片隅で300円の値札がついているのを見つけた。あまりに安いから間違いかと思ったが、どうやら売れないのでブックオフ方式でどんどん値が下がってしまったようだ。

20年くらい前に劇場で一度見た切りで、ストーリーなどはほとんど記憶に残っていない。でも、素晴らしい映画だったという記憶はあって、昨夜見てみたら、その記憶の通りに素晴らしい映画だった。

邦題『愛と哀しみの果て』とついているけれど、この映画にはあまりにも陳腐すぎると思う。ライオンの襲撃もあるアフリカの大地、文化や生活の違う現地人とのすれ違いと心の交流、現実を置き去りに夢とロマンで生きているような男、わがままで無鉄砲なところはあるが、持ち前の行動力で道を切り開いていこうとするカレン(メリル・ストリープ)の魅力。

けっして明るい内容ではないのに、「力強さ」というものを感じさせてくれる作品だ。

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2006/11/24

『チャングムの誓い』の最終回を新潟だけ再放送

チャングムの誓い』の最終回を、新潟県域だけ再放送するそうだ。停電のため、放送中断したとか。そりゃ、苦情殺到だろう。

でも、新潟で停電があったなんて、知らなかったな。大停電なら大々的に報道されるのだろうけど。日本は、けっこう広い。

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2006/06/19

ゲド戦記

地下鉄で広告を見て、驚いた。ジブリが『ゲド戦記』をアニメ化したのね。そういえば、だいぶ前にそんな話を聞いたような気もするなあ。

実は、すこし前に原作の第1作"A Wizard of Earthsea"を読んだところだったのだ。アニメは第1作ではないのかな。

私が岩波書店の翻訳を読んだ頃は三部作だった。その後、第4作が発行されたという話を聞き、番外編もあるようだけど、まだ読んでいない。この際、原作で読んでみるかなといいたいところだけれど、第1作を読んだ感じでは、とても面白かったけど、英語はそれなりに難しかった。実は第1作は自分で買って何度も読んだので、比較的ストーリーを覚えていたけど、第2作と第3作は、借りて1度読んだだけだから、記憶があいまいだ。日本語で読んでいない第4作や番外編ともなると、ちょっと…。

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2006/02/12

2人の高岡

TVの東京国際マラソン中継をかけながら、ネットをいじっていたら、アナウンサーが何度も「高岡が歩いた」とか「高岡が追いつくか」と騒ぐ。歩いた人が追いつくわけはないだろう。どうもおかしいと思ったら、カネボウの高岡と早稲田大学の高岡と2人いるわけね。瀬古さんが解説者のせいか、初マラソンの早稲田の高岡の状況をしきりにアナウンスしているわけだ。

どっちの高岡の話か、TVだから画面を見てりゃわかるだろうと思うのかもしれないけれど、画面を見ているとは限らない。音だけ聞いていても混同しないように言ったほうが、いいんじゃないの?

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2006/02/07

ISDN用品の復活

うちのTVは、LANでルータに接続すれば、アナログ番組表を自動ダウンロードするという。隣の部屋までLANケーブルをはわせるのもなあと思っていたが、うちの部屋には鴨居の上にくぼみがあるのを思い出した。いままでハンガーをかけるためにしか使っていなかったのだけど、ここにケーブルを通せばいいじゃない。

だけど、隣の部屋までケーブルを伸ばすには、約10mのLANケーブルが必要だ。5mくらいのなら何本か転がっているが、さすがに10mはない。10mのケーブルを買ってくるか…んん? 延長コネクタを買って来て、つなげばいいか。

isdn と思いつつ、パソコンラックにふと目をやると、そこにあったのは、ISDN用のケーブル分岐コネクタだった。TAを2台つなぐのに使っていたものである。確か、ISDNとLANって、同じだったよね。2またに分かれたコネクタだからといって、2本に分ける必要はないよね。

ということで、ISDNの分岐コネクタを使って、LANケーブルを延長。TVとルータをつないだら、うまくアナログ番組表も取り込めるようになったようだ。もう絶対に復活すると思っていなかったものでも、まだ使えることがあるんだなあ。

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2006/01/21

放映時間のずれ

今日のNHKは、ライブドアショックと米国産牛肉のせいかニュースが10分間延長された。1月から金曜夜11時からの放映になった『チャングムの誓い』は、11時10分からの放映になった。

ふふん。そういう事態を見越して、録画の終了時刻は30分延長してあるのだ。

だけど、最近、おまかせ録画や番組表をクリックするだけで録画という機能は多いけど、放送時間変更に対応してくれたら、完璧なんだけどなあ。

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2006/01/18

割安な映画の見方

水曜日はレディースデイだけど、水曜はもともとニッポンランナーズの練習会(あまり行っていないが(^^;))のうえに、最近は水曜はICCにも行っているので、映画館に行くチャンスが、なかなかない。それに、最近、できるだけ早寝早起きを習慣づけようとしているので、レイトショーも行きにくい。なかなか割安で映画館に行くチャンスがないんだよね。

と思っていたら、新聞に「今年の目標は映画を50本見ること」と投書している人がいた。映画館の株主なので、30本分の優待券があるそうだ。ふーむ。そういう手もあるのか。

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2006/01/11

最近のSF

『鳥』で思い出したけど、むかしのSFは世界が滅んでいくという話が多かった。『宇宙戦争』『トリフィドの日』『渚にて』『復活の日』。

最近は、SFというと『スターウォーズ』のようなスペースオペラのことだと思っている人が多いのかも。

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2005/12/31

『ゲド戦記』もアニメ化か…

年賀状の宛先だけ印刷したけど、文面にとりかかるのがおっくうでネットをうろついていたら、『ゲド戦記』もアニメ化されるという(ジブリの新作は「ゲド戦記」 宮崎駿さんの長男が監督)。

うーん。『ゲド戦記』みたいな観念的な話の映像化は、むずかしいと思うけど。でも、『もののけ姫』のジブリだからいいのか。ファンタジーの名作というと『ナルニア国ものがたり』の公開も迫っているようだけど、私は『ナルニア国』はそれほど好きじゃないので、どうでもいいのだ(笑)。

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2005/12/24

王様の后が皇后は、変だ

またまたチャングムネタだけど、1日に2時間も見ていると、どうしても意識がそっちに行ってしまう。

さて、ふと気がついたのだけど、『チャングムの誓い』では、王様、皇后、皇太后が出てくるけど、王様の后が皇后というのは、ちょっと変じゃないだろうか。王と、皇帝、天皇は違う。日本のトップは天だから、その后は后。でも、様の后は妃のはずなのだ。

ただ、王妃というよりは、皇后のほうが、ドラマの雰囲気にあっているようには思う。しかし、朝鮮は中国皇帝に対して歴史的に国王を名乗っているから、これを皇帝とか天皇と訳すわけには、やっぱりいかないのだろう。意味のズレは、翻訳者の苦労の結果か。

しかし、本来、皇帝と王の意味の違いはどうなんだろう。中国は皇帝で、諸国の王に朝貢させていたはずだが、日本はだいそれた国なので天皇を名乗ったのだと思う。ヨーロッパ諸国は王が多いが、ローマ皇帝とか、ナポレオンとか、皇帝を名乗っている場合もある。

また、日本ではあまりなじみがないが、『指輪物語』などでは、High-Kingがでてくる。これは、上王と訳されることが多いけど、雰囲気としては皇帝に近いかも? 何千年も前の血筋を受け継ぐものが王位を継ぐなど、日本の天皇家をも連想させる。

それぞれ意味や語源は違うので、どう訳してもどこかに異論がでてくるのだろう。翻訳者というのは、大変だなあ。

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2005/12/21

『チャングム』は専門職の良心の話

建築士の専門職としての良心の話を頭に置いたまま、『チャングムの誓い』を見ていて気がついた。これは、専門職の良心の話である。

料理人として、いかに食べる人を喜ばせ、健康にする料理を作るか。医療担当者として、いかに人の病気を治し、健康を守るか。また、役人として、いかに民のために働き善政を行うか。専門職としての誇りを持ち、仕事をまっとうしようとする主人公たちに対抗するのが、自分たちの権力や利益のため、もしくは他人へのねたみのために、専門的な知識や技能、立場を悪用しようとする人たちだ。

『おしん』に似ているとか、いや『細腕繁盛記』だという話もあったが、どうも立身出世物語や権力闘争物語とは違うような気がしていた(『おしん』や『細腕繁盛記』はろくに見ていないので、実際にはわからないけど)。

『冬ソナ』が中高年女性に受けたのに比べて、『チャングム』は中高年男性の隠れファンが多いと聞くが、そりゃそうだろうなあ。『プロジェクトX』の世界が入っているもの。

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2005/12/20

正直なアンテナ

昨夜、また『チャングム』を見ようと思って、NHK総合からBS2にチャンネルを変えたら、電波状態が悪いという警告が出て、画面がうつらない。またアンテナがずれたかと思ったけれど、それにしては、完璧にうつっていない。

はっと気がついて雨戸を開けたら、さっと画面が出た。

工事をするのが面倒なので、室内アンテナを置いてガラス戸越しに受信しているのだ。ガラス戸なら電波を通すけど、雨戸は通さない。ふだんは雨戸は閉めないのだが、昨日はイヤに寒いので、熱を逃がさないためにと、夕方雨戸を閉めたのだった。

衛星で録画予約をするときは、うっかり雨戸を閉めて外出しないようにしなくては…。

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2005/12/16

主音声と副音声

今週月曜日から、NHK BS2で『チャングムの誓い』の後半、第28話からを毎日2話ずつ再放送している。せっかく友達がDVDで全巻貸してあげるというのを、「そんなものを借りたら50何時間見つづけて生活が破壊されてしまう」と断って総合TVで1週1話ずつ見ているというのに、NHKは、なんということをするのだ。BSが見られるようになったから、つい毎日見てしまうじゃないか。

最近、水曜と木曜の夜は出かけるので、番組表から録画予約してみたが、どうもうまくいかない。録画はされるのだが、再生すると日本語と韓国語が重なって流れてしまうのだ。つまり、主音声と副音声が両方流れてしまう。韓国語が聞こえるのは面白いが、肝心の台詞が聞き取りにくい。

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2005/11/30

映画『イン・ハー・シューズ』

イン・ハー・シューズ
総合評価★★★★

色気だけが売り物で、頭がからっぽで仕事もできないことにコンプレックスを持つ妹と、容貌に自信がないのを勉強と仕事でごまかしている姉。姉がやっとつかまえたかに見えた恋人を妹が寝取ってしまったから、さあ、大変…。

女性の生き方の話かなと思ったら、どうやら「家族」の話だったようだ。互いを愛しながら、すれ違ってしまっていた家族が、少しずつ隙間を埋めていくハートフルストーリー。現実はそんなにうまくいくはずがないだろうと思いつつ、うるうると暖かい気持ちにしてくれる。特に、センターの老人パワーが、おきまりのパターンなんだけど、明るくて楽しい。疲れた気持ちをなぐさめたい人にいいかも。

auther: title 『イン・ハー・シューズ』(←Amazon)

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2005/11/17

録画のカスがたまる

パソコンにビデオキャプチャボードを入れて、Smart VisionでハードディスクにTV番組を録画している。『チャングムの誓い』を録画したので、DVDで保存しようと思ったら、ハードディスクの作業領域が足りない。

デスクトップはほとんどTVを見るだけになっているし、そんなにハードディスクを使っていないのになあと、あちこち削除して回ったら、どうやら録画した番組のカスが残っているようだ。

Smart Visionでは、ソフトの中から録画ビデオの削除を選ぶとファイルまですべて削除されるはずなのに、なぜか、一部のフォルダやファイルが残ってしまっているのだ。どういう基準かわからないけど、残っているのと残っていないのがある。フォルダだけ残っているものあり、よくわからないファイルが残っているものあり、MPEGファイルが残っているものあり…。

残っていたMPEGファイルを再生してみたら、もう録画したことも忘れていたような2年前の番組が出てきて面白い。でも、まとめて残っているわけではないし、そんなのを見始めたら時間がいくらあっても足りないので、すべて削除。

いっきに4分の3が空領域になってしまった。

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2005/11/11

夜更かし

最近、なるべく早く寝るようにしているのだけれど、どうしても木曜日と土曜日は夜更かしになってしまう。

木曜日は大学の公開講座に行ったあと、『大奥~華の乱』を見て、土曜日は『チャングムの誓い』を見てしまうからだ。見てすぐに寝ればいいのだけれど、何となくぐずぐずして、遅くなってしまう。TVドラマなど、録画しておいて暇なときにでも見ればいいのだけれど、この2つは外出していないかぎり、同時進行で見ちゃうんだよね~。

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2005/11/07

DVD『宇宙戦争』(1952)

auther: title
『宇宙戦争』(1952)(←Amazon)
総合評価★★★

ウエルズのあまりにも有名なSF小説を、1952年にジーン・バリー主演、バイロン・ハスキン監督で映画化したもの。2005年に公開されたトム・クルーズ主演、スピルバーグ監督の『宇宙戦争』と見比べると、スピルバーグは、この映画を強く意識してリメークしたものだということが、よくわかる。

現在の技術を使ったCG映像の迫力には当然及ばないが、迫るエイリアン、押し寄せる群衆、ラストシーンなど、「絵」作りのうまさは際だっていて、50年も前の作品だとは到底思えない。

強大な相手からの襲撃に何とか立ち向かおうとする科学者たちの姿は、科学の力と未来を信じていた時代が感じられる。スピルバーグの作品は、家族のきずなが中心に描かれていた。監督の趣向というよりも、時代の違いだろう。

ともあれ、スピルバーグ作品と比べてみると、何かと面白い発見があるだろう。

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2005/11/04

BSでワールドニュースを見る

BSが録画できるようになったので、NHK BS1で、英語のトレーニングのためにワールドニュースを録画して見ている。世界各地の放送局のニュースが、ほぼそのまま放映されるので、イギリスのBBCやアメリカのABC、CNNなどを選んで、副音声で英語で聞く。さすがに、フランス語やドイツ語や中国語はわからないので、パス。

英語は断片的にしかわからないが、映像があるので、それなりにわかることも多い。取り上げるニュースも、その国ローカルの話題があって新鮮だ。

ABCは比較的わかりやすく、最後にきれいな風景の映像と英語の歌が流れる。CNNはキャスターが早口でべらべらまくしたてることが多い。

ちょっと面白いのは、長いコメントなどがいちいち文字で画面に表示されることだ。日本のTVでも最近はインタビュー映像の下部に字幕ででてくることが多いが、こちらはコメントそのものが画面に大きく文章表示されることが多い。聴覚障害者への配慮かもしれないが、録画して画面を止めればゆっくり読み取れるから、英語学習者には便利だろう(そこまでは、やっていないけど)。

それから、1日に2回ほど流れる5分間のABCニュースシャワーというのは、どうやら日本の英語学習者向けの番組らしい。同じ内容の短いニュースが、最初は英語字幕で、次に日本語字幕で、次は字幕なしで、最後はもう一度英語字幕で流れ、キーワードが解説される。

いまは、英語素材を手に入れるのが、本当に簡単になったなあ。アルクのヒヤリングマラソンなどは、20年くらい前は生の英語素材を入手する貴重な手段だったけど、BSがあるわ、インターネットがあるわ、DVDがあるわとなると、購読する意味は、かなり薄れているかも。

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2005/11/02

DVD『ブラック・レイン』

auther: title

『ブラック・レイン』(←Amazon)
総合評価★★★

ニューヨーク市警のはみだし刑事ニック(マイケル・ダグラス)が、殺人の現行犯を日本の大阪に護送するはめに。ヤクザの抗争に巻き込まれ、さんざんな目に合いながら、大阪府警の松本刑事(高倉健)の助けを借りて、事件を解決していくというもの。 ストーリーはお決まりのパターンだし、ちょっとしたバイクシーンの他は派手なアクションで見せるわけでもない。アメリカでは恐らく受けたのであろう、ヤクザのすごみも、日本人には奇異で残酷なだけ。

実は「日本人が英語をしゃべるという設定だから、英語の勉強によい」と聞いて買ってみたのだけれど、どうも品の悪いスラングが多いようだし、前半は「おーい。何とかしてくれー」と叫びそうになった。 でも、最終的には、はちゃめちゃなニックとまじめな松本の微妙な心の交流が、いい味をだしていたので、納得。

ところでタイトルの『ブラック・レイン』は、和訳すると「黒い雨」で、原爆や大空襲のあとに降った灰で黒く染まった雨のこと。もっと戦争問題などが出てくるのかと思ったら、ほとんど関係なかった。でも、「ブラック・レイン」を持ち出したヤクザの親分のセリフは、唐突でストーリーにはあまり関連はなかったけど、ちょっとよかったぞ。

ともあれ、後味は悪くなかったので、おまけの★★★だ。

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2005/10/24

TVのマニュアル

TVのリモコンなんてボタンだらけでよくわからないだろうと思っていたが、20LC100は、機能的なボタンはちゃんと名前が付いていて、案外わかりやすい。

でも、マニュアルは、いまひとつわかりにくい。まず、つなぎ方がよくわからない。なぜわからないのだろうと思ったら、私が記載順に読んでいなかったからだった(笑)。

では、なぜ記載順に読まなかったのだろうか。当然のことだと思うけど、私は、箱をあけたら内容物をすべて確認する。マニュアルの最初は製造物責任などの警告がずらずら書かれている。これを隅々まで読む人はいないだろう。普通のマニュアルは、その次に内容物リストがあるはずだ。そう思って、内容物リストのページを探し、内容物のチェックをしたあとで、次のページから読んでいたのだ。

でも、その前に「準備(接続・設定)早わかり」というページがあった。これをとばしたために、よくわからなくなっていたらしい。ううむ。これは、ちょっとよくないのじゃないかなあ。

それに、各部の名称のあとはACアダプターをつないだら、いきなりテレビの操作の説明がはじまって、電源の入れ方などを解説している。アンテナをつながないと、電源を入れてもムダだと思うけどなあ。

ここまで書いて、やっと気がついた。そうだ、TVは家電なのだ。内容物を確認するのも、アンテナをつなぐのも、電気屋さんの仕事。そういう前提で書かれたマニュアルなのだろう。

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液晶TVが届いた

さて、液晶TVを注文したのが先週の中頃だったが、人気商品で取り寄せになるという。どのくらい待たされるのかと思ったら、来週月曜なら大丈夫ということで、今日、届いた。

さっそく箱から出してつないでみる。コネクタはたくさんあるが、本体にきちんとおさまっていて、置いた感じは、とてもシンプルだ。

BSは最初はうつらなかったが、アンテナをちょっと手でずらしたら、パッとうつった。これなら安心だ。ところが、地上波がまったくうつらない。恐らく、アンテナに問題があるのだろう。

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液晶TVを買った

すこし前から、BS対応のTVが欲しいなと思っていた。

ValueStarにBS用のビデオキャプチャボードを入れているので、BSを見られるはずなのだ。しかし、手軽に設置した室内用アンテナは、隣の建物の都合で和室にしか設置できない。10mの同軸ケーブルを使って洋室のパソコンにつないだはいいが、和室でちょっとアンテナがゆれると、とたんにBSがうつらなくなる。ずれはほんのわずかのはずだが、画面を見ながら調整できないので、なかなかなおらない。直そうとすると、パソコンと17インチのCRTモニターを和室に運んで接続しなおし、画面を見ながらアンテナを調整…というはめになる。そんな面倒なことを何度もできるはずがない。それに、同じパソコンにはアナログのキャプチャボードも入れていて、BSに切り替えようとすると、アナログのSmartVisionを終了してBSを起動しなおさなくてはいけない。

どうしても見たい番組があったわけでもないので、自然に見なくなった。見なくはなったが、実はNHKの衛星放送受信料を年払いで払っている。こんな不合理なことはない。かといってBSを見たくないわけでもないので、受信契約を解約するのもしゃくだ。そうだ。和室のTVでBSを見られればいいのだとBSチューナーを見にいくと、チューナーだけで6万円もする。どう考えても、チューナー付きのTVを買った方が得だろう。

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2005/10/17

ずいぶん記事が詳しくなっている

優勝が消えなくてよかった」でリンクしたMSN-Mainichi INTERACTIVEの記事だけど、いつの間にか、ずいぶん内容が詳しくなっている。

私が最初に見たのは、19時03分の最初のものだと思うけど、参考タイムを計算して優勝はそのままにしたということしか載っていなかった。さっき見たら、先導車がショートカットを走ったのでチェロノ選手はそのあとをついていったこと、おそまつな大会運営を批判する声などが掲載されている。

特定の記事をリンクしたつもりなのに、あとで内容が変わっているとは…気を付けなくちゃ。

それにしても、なぜコースを間違えたのか不思議だったが、先導車についていったというのなら、選手に責任はない。道が狭くて入れなかったのなら、先導者はそこで止まって選手を先に行かせる、わかりにくい場所では道路上の係員が正しいコースに誘導するなどの措置が必要だっただろう。

やはり優勝が消えなくてよかったとは思うけど、普通なら失格になるところだよねえ。これが、もしオリンピックや世界陸上なら、こういう柔軟な措置は不可能だったのでは。がんばれ、中国。

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2005/10/16

優勝が消えなくてよかった

今日の午前中にTV中継があった北京マラソン。男子1位のチェロノ選手がコースを間違えて短い距離のままゴールしてしまったので、「1位は失格では…」とTVのアナウンスでは言っていた。正式発表はないまま、TV中継では2位の選手が優勝したと放送。でも、チェロノ選手が1位の表彰台に立った画面を流しながら、表彰式の場面が流れて番組終了。

いったいどうなんたんだ~、とやきもきしていたが、こういうことになったらしい。↓

北京マラソン:女子は孫英傑が3連覇 男子はチェロノ

大会委員会が、コース誘導を失敗した落ち度を認めたということか。

それにしても、これがもしオリンピックだったら、どうなっていたことやら。

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2005/09/20

私の歴史観

今日のNHKのクローズアップ現代で、扶桑社の歴史教科書の採択について取り上げていた。

扶桑社の教科書も、他社の教科書も、実際には見ていないのではっきり言えないけど、やっぱり「大東亜戦争(太平洋戦争)」という記述は、ちょっとあぶないような気がする(^^;)。

第2次世界大戦で日本が一方的に悪者になり、いまだにアジア諸国から反省を迫られているのは、私は、おかしいとは思うのだ。勝った国はすべていいことになり、負けた国はいまだに責められているだけという感じがする。

日本が戦争に突入していったのは、明治以降の西欧諸国のごり押しや利権獲得競争の中で、何とか生き残ろうとしてきた結果だろう。また、天皇や当時の政府、国民の総意を反映した結果ではなく、一部の人間の先走りが原因だったのではないか。日本国民のすべてが、いつまでも反省したり謝ってばかりいることはない。

でも、それでは戦争は正しかったとか、やむを得なかったのかとか言われれば、やはり違う。戦争は二度と起こしてはならない。巻き込まれるのもゴメンだ。当時の世界観では防げなかった戦争をどうやって防ぐかを考えるのが重要だ。

そういう意味では、戦争の悲惨さやむごさをきちんと伝えない教科書で、「子どもたちが未来に希望を持てる」はずがないだろう。

***

ところで、「現場の教師に教科書採択をまかせるとまずい」という意見はわからないでもない。日本の教師って、社会経験がないから、日本の一般社会の考えとずれている可能性がある。でも、じゃあ、たかが5人くらいの教育委員が選ぶってどうなのよと思ってしまう。そもそも教育委員って、誰がどうやってどんな人を任命しているんだろう。選挙で選ばれたわけでもない少人数の人たちが、個人的な考えで多数決で決めるって、かなりあぶないような気がする。

ともあれ、私が子どもたちに知って欲しいのは、教科書は絶対じゃないってことだ。教師は副読本などを使い、親は別の本を読ませて、世の中にはいろんな意見があるのだってこと、先生とか政治家とか学者が言っていることがすべてじゃないんだってことを、みんなで教えよう。

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2005/09/06

台風情報を見ようと思ったら…

台風情報を見ようと思ったら、NHKは、政見放送ばかりやっている。お得意の帯状情報も、さすがにできないようだ。政見放送はそのまま放送しなければいけないという規制があるのだろう。

でも、朝から他の都県の政見放送ばっかりなんだけどなあ。東京都なんて昨日もやっていたような気がするけど…。

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2005/08/27

内野聖陽さん

昨日、NHKの金曜時代劇で藤沢周平の『秘太刀 馬の骨』が始まった。

藤沢周平原作の金曜時代劇といえば、『蝉しぐれ』が記憶に新しい。主演は同じ内野聖陽さんというから、これは二番煎じかと思ったら、ちょっと見て驚いた。ぜーんぜん、違う。

『蝉しぐれ』も、それから『エースをねらえ!』の宗方コーチ役も、どちらもちょっと暗いものを背負った物静かな青年というイメージだったけど、今度の石橋銀次郎という役は、大らかというよりも少しアホとも言えるひょうきんさ。あっけらかんとした陽性の若者だ。

演技派の俳優なら当然というべきかもしれないけれど、この変身ぶりで、不自然さを感じさせないところが、すごい。芸達者というのは、こういうのを言うのだろう。

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2005/08/25

メディアの態度

来る衆院選について、NHKは相変わらず一本調子に「公平」「平等」を守っているようだ。しかし、公平にしようとすればするほど、現在の権力とか、新党に有利になる気がする。ただの党首ではなく首相が何か言えばニュースになるし、新しい党は新しくできたというだけで、やはりニュースになる。ニュース性があるだけで、有利だ。

毎日新聞は、どうも政権交代を呼びかけようとしているようだ。有識者の小泉批判を連載したりしている。民主党を支援しているわけではないが、現実的に政権交代を求めるなら、いまは民主党しかないだろう。小泉批判をすればするほど、民主党には有利だ。もっとも、権力監視はメディアの役割という考えがあるから、民主党が政権を取れば、恐らく毎日新聞は今度は民主党を監視し、批判しようとするだろう。

唯一絶対の公平なんてないよなあと思う。ただ、いろんなメディアがいろんなことを言うのに、耳を澄ませておこう。

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2005/08/24

政治ってむなしい

政治ってむなしい。

というのは、衆院選の話じゃなくて、『スター・ウォーズ』の感想。力は危険だけれど、力がないと負けてしまう。やれやれ。

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2005/08/05

競馬学校の入学資格

朝のドラマで、瀬川亮扮する太郎さんが、しきりに競馬学校の受験勉強をしている。4月を過ぎても勉強しているのは、競馬学校の入学時期は4月じゃないのだろうか。気になったので、競馬学校のホームページを調べてみた。どうやら試験は年2回、入学時期は4回あるらしい(競馬学校)。

時期の点は、まあわかったのだけど、募集要項を見て気になるのは、体重制限である。厩務員でも体重60kg以下でないと受験できないらしい(ちなみに、騎手は44kg以下!)。瀬川亮って、けっこう背が高いように見えるけど、体重は60kgを超えていないのか?

プロフィールを調べてみると、体重は60kgとある。ぎりぎりセーフね。

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2005/07/28

世代の差

TVで、いま、駄菓子屋さんが流行っているという話題をやっていた。

お客の男性いわく、「懐かしいですね。子どもの頃100円玉をにぎりしめて買いに行ったことを思い出します」。

うーむ。私が小学校低学年の頃、にぎりしめていったのは、5円玉か10円玉だった。

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2005/07/20

映画『マラソン』

マラソン
総合評価★★★

自閉症の障害者がスポーツで活躍する。家族の苦悩、愛、そして絆。そんな感動ものかと思っていたら、全然違った(笑)。

これは、自閉症の話でもあり、マラソンの話でもあるけれど、メインテーマは親離れと子離れ。母親はけっきょく最後まで子離れできないのに、子どもは勝手に成長して親を離れていく…。

自閉症が知的障害と混同され誤解されるのじゃないかとか、あんな状態でサブスリー(マラソンで3時間を切ってゴールすること)は無理だろうとか、つっこみどころはいくらもあるだろう。ただ、障害者がけっして、ただみじめな存在ではなく、生きている喜びも苦しみも感じる人間であることと、走ることの楽しさが、見事に表現されている。

走ることは、生きること。生きていることを楽しむことだ。そんなイメージを改めて感じた。

前半、もやもやして「つまらない映画を見てしまった」と思ったが、最後の数十分で消し飛んだ。しかも、泣くよりも笑う方が、圧倒的に多い。こんなに自然で、楽しく明るく笑いころげた映画は、久しぶりだ。泣きたくてこの映画を見る人は、ちょっとがっかりするかもしれないけれど、見たことを後悔はしないのじゃないだろうか。それにしても、もし、これがTV放映なら、きっと途中で見るのをやめていただろう。映画館に足を運ぶ意味をも考えさせられた。

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2005/07/06

NHKに説明して欲しいこと

NHKの番組の間に入る自社広告。「NHKはこういうことをしようと思っています」なんて抽象的なイメージ広告は、いらないよ。「まっすぐ、真剣」だなんてキャッチフレーズやロゴを作るのに金をかけているのかなあと思うと、アホちゃうかと思う。

最近、有名人がNHKに意見をいうショットも見かけるようになった。イメージ広告よりはいいけど、本気でそれをやるのかやらないのか、やるとしたら、どうやってやるのか、わからない。

福祉大相撲で自動車を寄付というショット。それはとてもいいことだ。でも、受信料収入は何に使っているんだ?

どういう事業にどのくらいお金を使っているとか、今年の予算はどうだとか、もっと具体的に説明したらいいのに。

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2005/07/03

"Keep moving"

先日見た映画『宇宙戦争』の中で、避難してきた市民がぞろぞろ歩いていると、兵士がしきりに"Keep moving"と呼びかけていた。字幕は「止まらないでください」になっていたと思う。

混雑した美術館などで、「動き続けてください。ゆっくり移動してください」ということはあるけれど、日本語で「動き続けてください」と言うことは、やはり少ない。「止まらないでください」が自然じゃないだろうか。だから、日本人が同じ状況を英語で言おうとすれば、"Don't stop"になるだろう。

そんな日本人が"Keep moving"と聞いたときには、頭の中で「movingをkeep? ああ、動き続けろってことね」と翻訳しなくてはならない。ヒヤリングでそんなことをやっていたら、次の文章を聞き取れなくなってしまう。でも、英語をかなり聞き慣れていたら、"Keep moving"で意味がさらっと理解できるはずだ。

ヒヤリングマラソンとか、多読とかの一番の効用は、そういう英語独特の言い回しに慣れることにあるのでは。流し聞きや流し読みをやっても、そう簡単に単語やイディオムを覚えられるとは思えない。ただ、同じことを見聞きしても理解が早くなり、全体の理解度が高まるのだろう。

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2005/06/29

物忘れ

今日、仕事は余裕があるのに、朝のうち雨が降っていたし、ニッポンランナーズの練習会はない。水曜日でレディースデイだから映画でも見てくるかと思ったら、なぜかきょうから『宇宙戦争』の公開とかで、映画館の大半が『宇宙戦争』ばっかりやっているので、『宇宙戦争』を見てきた。感想はこちら

さて、母親役の女優さんの顔に、ものすごーく見覚えがあるのだけど、思い出せない。思い出せない。思い出せないよー。帰ってから、公式サイトでキャストを確認して、やっとわかった。『ロード・オブ・ザ・リング』でエオウィンをやっていた人だった。

ロード・オブ・ザ・リング』は、たった4か月前に、必死でDVDを見たのにな。しかも、『宇宙戦争』の上映前に、ピーター・ジャクソンが『キング・コング』の予告をやっていたのに。

ココログで、ほかの『宇宙戦争』の感想記事を読んでいて、驚いたことがある。なんと、ほとんどの人がウエルズの『宇宙戦争』を知らないらしい。

私はウエルズのSFは、子どものときにジュブナイルを読んだきりで、細かいことは忘れているのだけれど、結末だけはしっかり覚えていた。最近の記憶は消えても、昔の記憶は残っているのか…。

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映画『宇宙戦争』

auther: title

『宇宙戦争』(←Amazon)
総合評価★★★

※レビューは劇場で見たものです

あらすじは公式サイトで見ていたのだけれど、トライポッドが出てくるまで、ウエルズの『宇宙戦争』が土台になっているとは、気付かなかった。あまりにも違うのだ。

肉体労働者で、機械には強いけど、だらしなくて頭を働かせるのは苦手。そんな父親が、子どもを必死で守って生き延びようとする姿を追っていく。公式サイトのあらすじでは、世界各地が襲われたと書かれているが、実際の映画には他の地域の映像はほとんど出ない。ほぼ主人公の視点のみで描かれていくので、一大スペクタクル映画を期待すると、肩すかしを食う。

実はスピルバーグにしては、たるいなあというのが、実感。一瞬の差で、目の前の人に光線があたって吹き飛ぶ。そんな映像が、あまりにも何回も何回も続くのだ。内容は恐ろしいはずなのに、飽きてしまった。そんなに間一髪で逃げられるはずがないよなと思う。現実感がイマイチ乏しい。

ただ、戦争の無惨さ、悲惨さは、よく出ていたように思う。へたに家族愛などで感動的に盛りあがらない分、みじめな気分は強く感じた。ひたすら、追われ、逃げ回る。

ここからは、ネタバレになるが…。

続きを読む "映画『宇宙戦争』"

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2005/06/28

『プロジェクトX』は、もうやめてもいいのでは?

今朝の毎日新聞に、こんな記事が載っていた。
NHK:問題続く「プロジェクトX」 行き過ぎ?「美談」演出

番組が始まった当初は面白かったし、感動もした。NHKらしくなくて演出がうまいなと思った。1、2年は毎回見ていたけれど、気がついたら、見なくなっていた。何だかワンパターンで、面白くないんだよね。むりやりこじつけたような、あまり意味のない美談が入っていたりして。

問題の5月10日の放送は、たまたま途中から見ていたのだけれど、コンクール会場にパトカーが来たというのは、「本当かなあ」と思っていた。警察はそれほど暇じゃないだろう。

やっぱりネタ切れなのじゃないだろうか。

やめられない事情はあるらしいが、ここはすぱっとやめたほうが、名番組の評判を落とさずに済む。やめて、新しく仕切り直して、別のいいドキュメンタリー番組を作ってほしい。NHKよ、成功にしがみついていずに、新しいプロジェクトに挑戦したまえ。

(全然関係ないけど、最近、『世界・ふしぎ発見!』も、面白くなくなってきたなあ)

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2005/06/14

315円DVD

100円ショップのダイソーで、315円のDVDシリーズを見つけた。なかなか古い映画が多い。

試しに、『Oliver Twist 放浪の孤児』を買ってみた。1933年の作品だ。著作権が切れているのかしらん。

冒頭、「生まれたばかりの赤ちゃん」が、どうみてもかなり大きいのには、笑ってしまった。演技や演出などがわざとらしく、いま見るとつたないところも多いが、人間の業とか悲しさが出ているところもある。ただ、いまの映画のようにわかりやすくはないので、気持ちを察するには想像力が必要かも。

ちなみに言葉は英語だが、日本語字幕のみで、英語字幕はない。英語字幕のオン・オフは選択できるようだ。とりあえず日本語字幕を見ながら、英語をある程度追ってみた。わかりにくいところもあるが、子どもの話は単純でわかりやすいところもある。多少は英語の勉強になったかも。

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2005/05/21

朝ドラに見る生活習慣

数日前に朝ドラを見ていたら、高校生の女の子が、外から帰って来るなり、流しに立ってピーラーでニンジンの皮をむき始めた。「夕飯作ってくれるのか」とありがたがる親。

でも、でも、私はすごく違和感があった。料理の前には、手を洗え~!!

そういえば、前のドラマで20代の主人公が、下宿で顔を洗っていた。そこにやってきて話しかける他の下宿人。主人公は、顔を上げて話に応じる。けっこう長い会話。その間、蛇口から水が流れっぱなし。もったいない!!

手を洗うとか、水を出しっぱなしにしないとか、私は常に完璧にやっているわけじゃない。でも、子どものときからうるさく言われてきたから、完全に省いているのを見ると、なんだか落ち着かない。ドラマ進行の都合で多少の省略などはあっても当然だと思うけど、どちらも手を洗っても、水を止めても、特に問題なかったと思う。

俳優も演出家も、あれで違和感ないのかな。とすると、いまの日本人では、それで普通ってことなのだろうか。

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2005/05/20

便利なようで不便な録画機能

パソコンでTVを見るようになって、とっても便利だ。録画予約は番組表を右クリックしてメニュを選ぶだけだ。追っかけ再生ができるので、民放番組を見るときは、わざと5分くらいあとから見始めて、CMを飛ばしながら見る。途中でトイレに立つときには、ちょっと一時停止しておけばいい。だから、取りあえず見ようと思った番組は、とりあえず予約録画しておいて、好きなときに適当に見るのだ。見始めてつまらなければ、すぐ消せばいい。

しかし、ときにはパソコンならではの失敗もある。今日、『御宿かわせみ』を見ようと思っていたけど、録画予約してあるのがわかっていたので、気にせずに開始後10分くらいあとから見ようとしたら、録画されていない。

WindowsUpdateで自動更新後、パソコンが再起動されて、パスワード入力画面で止まっていたのだ。最初の10分を見損ねちゃった。ううむ。自動更新の設定を変えるか、パスワード入力を廃止するかしないとまずいかも。

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2005/04/15

DVD『運動靴と赤い金魚』

運動靴と赤い金魚CHILDREN OF HEAVEN
監督:マジット・マジティ
出演:ミル=ファロク・ハシェミアン、バハレ・セデキ他

総合評価★★★★

イランの貧しい少年アリが、うっかり妹ザーラの靴をなくしてしまう。家にはお金がなく、両親には新しい靴を買ってくれとは言えない。でも、靴がないと学校には行けない。2人は、兄の運動靴を交代で履いて、乗り切ろうとする。男女別学なので、午前中にまず妹が学校に行く。帰り道で待ち合わせて、靴を履き替え、今度は大急ぎで兄が学校へ。妹も兄も必死で走るが、兄はいつも遅刻。そんなとき、マラソン大会で三等の賞品が運動靴と知った兄は…。

話は淡々と進んでいくのだけれど、さまざまな小さな事件が起こって、観客を飽きさせない。つらいことも多いけど、楽しい場面やほほえましい場面もたっぷり。貧しい家族だけれど、お母さんは近所の人の世話をせっせとやいている。お父さんは、何とか収入を得ようと、がんばっている。苦しいけれど、すさんでいない。みんな、一所懸命なんだよね。マラソン大会の場面では、思わず手に汗握ってしまった。

切ないけれど、心暖まるストーリー。いまの日本では、描けない世界だなあ。しかも、ときどきぱっと目に飛び込んでくる、赤や黄色の鮮やかさ。何気なく魅せられる映像だ。

実は選んで見たわけじゃないのだ。「マラソン」というキーワードで「おまかせ録画」を設定していたところ、先日、テレビ東京で放映されたのを自動的に録画されていたというわけ。おかげで、とんだめっけものをしてしまった。イラン映画をもっと見てみたくなった。

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2005/03/31

『テレビ報道の正しい見方』

テレビ報道の正しい見方 PHP新書
草野厚著
総合評価★★★★

NHKのドキュメンタリー放送を取り上げて、その一面的な取り上げ方を検証。また、同じ事件について各ニュース番組での報じ方を紹介し、比較検討している。

編集作業でいかようにもできると知っていたはずなのだが、同じ事件でも扱い方によってこれほど違うのかという点に、驚かされる。メディアを利用するときには編集の影響を考慮しなければと、あらためて気づかされると同時に、著者が提唱する報道の公正さを検証する第三者機関の必要性を強く感じた。

テレビ報道の正しい見方
草野 厚
PHP研究所 (2000.11)
通常2~3日以内に発送します。

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2005/02/19

『テレビの嘘を見破る』

テレビの嘘を見破る 新潮新書
今野勉著

総合評価★★★★

長年テレビドキュメンタリーを手がけてきた著者が、これまでのドキュメンタリーではどんな手法が使われてきたがを実例をあげて紹介し、その問題点やあるべき姿を考えていく。

やらせ事件とされたものについて、かなりの部分は業界では常識的に行われているものだという。最初は「えっ!」と驚くものの、実際の制作事情がわかれば、うなずかざるを得ない。問題は、業界外の人が、そういう制作事情をほとんど知らない点にあるという意見には、そのとおりだと思う。

著者は映像メディアと活字メディアは大きく異なるとしている。それはそのとおりだけれど、雑誌や書籍の作り手の立場として、私も同じようなことを感じるときはある。例えば、インタビューや座談会は、ナマの言葉を並べただけでは、読みやすく面白い記事には絶対にならない。それぞれの主張や言い回しを尊重しつつ、読みやすい形に再構成するのは、当然のことだ。

どこまでがいいのか明確な基準が作れるはずはないし、「常識」は時代と共に変わっていく。制作者として「いかに伝えるか」を尊重しようという著者の考えには、好感を持った。

また、欧米と日本の制作者の感覚の違いは、面白かった。自分の主張を打ち出すことを最優先する欧米に対して、できるだけ自然な記録の中なら何かを読み取ろうとするのは、いかにも日本的な感覚だ。その感覚が、日本で「やらせ」が度々大問題になる原因なのだろう。

何でもかんでも「やらせ」と犯罪にしてしまうことには違和感がある。しかし、新聞などで大きく取り上げられることで、視聴者に制作手法が知られるきっかけになったのは、よかったのではないだろうか。

テレビの嘘を見破る(新潮新書 088)
今野勉著

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2005/02/16

DVD『ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション』

ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション
ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 スペシャル・エクステンデッド・エディション
ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション

ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション トリロジーBOXセット

総合評価★★★★★

2月に『王の帰還』が発売されて、ようやく三部作が出そろった。スペシャル・エクステンデッド・エディションでは、劇場公開版にそれぞれ数十分の追加映像が加わり、超大作になっている。『王の帰還』では50分が新たに追加され、本編だけで4時間10分もある。

原作の『指輪物語』の長さを考えると、劇場版はよくまとめていたと思う。でも、かなり話がカットされていて、原作ファンにはもの足りないし、映画から入った人には、意味がわからないシーンが多かったのではないだろうか。

劇場版ではフロドの話が中心に展開されていたが、スペシャル・エクステンデッド・エディションでは、期待通りにアラゴルンとアルウェンやエオウィンの物語をしっかりと語ってくれた。原作と少し変えてあるが、サルーマンの最期も追加されている。ただ、ファラミアとエオウィンの出会いがとってつけたようになっているのが、ちょっともの足りない。もう少しセリフを工夫して欲しかったが…それだけが、不満と言えるかな。

また、本編に加えてのメイキング・ビデオなどの追加映像も見応えがある。メイキング・ビデオって自己満足の固まりみたいであまり好きじゃないのだけれど、これは映画制作に情熱を傾けた人たちの1つのドラマになっている。ニュージーランド版プロジェクトXといってもいいだろう。

映像作りのテクニックも面白い。ほとんどCGかと思ったら、目の錯覚を利用したり、ミニチュアを活用したりと、むかしながらのテクニックも大活用だったようだ。

ともあれ、ファンなら、劇場版で満足していてはいけないと思う。これを見逃すという手はない。少々価格が高くても、買ってみる価値はじゅうぶんにある。ただし、見始めるのは長期休暇が取れるときに限る。なにしろ、『王の帰還』だけで、本編、おまけを合わせて8時間もあるのだ。

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2005/02/05

人生なんて無目的

朝ドラで、プロポーズされるヒロイン。相手のことは好きだけど、仕事と両立できるかと悩んだあげく、叔母に「好きだったら、大変でも一緒にやっていけばいいじゃない」と言われて、結婚を決心する。

それはまあ、それでいいんだろうけど、いまの若者がなかなか結婚できないのは、「結婚は、大変でも一緒に乗り切っていきたいと思える好きな相手とするもの」というイメージができちゃっているからじゃないのだろうか。好きな相手と困難を乗り越えていけるなら、それは素敵なことだけど、そこまで思える相手と巡り会える人は、わずかだろう。目の前にいる相手と困難を乗り越えていけるかと思うと、思えない場合が多いのじゃないだろうか。

むかしは、結婚しないと生活していくのが大変だったから、無理矢理でも結婚するしかなかった。それで不幸になった人は多いけど、もがいて暮らしていくうちに幸せになった人も多いと思う。

仕事選びもそうだ。いまの若者は、「やりたい仕事が見つからない」という。本当にやりたい仕事を見つけられる人など、ほとんどいないよ。それに、やりたいと思った仕事だって、長い年月やっていればいやになることもあるし、やりたくなかった仕事でも、やっているうちに奥深さがわかって面白くなってくることがある。

むかしの人は、選択の余地は、あまりなかった。少ない選択肢の中で、必死にあがいてきた。

いまの若者は選択肢が多すぎて、選べなくなっている。いまの大人は、「努力すればやりたいことはできるのに、努力しようとしない。ぜいたくだ」という。しかし、大変な努力をしてまでやりたいことを見つけられることは、あまりない。むかしの人は、やりたいことがあろうがなかろうが、努力しないとまともに暮らしていけなかった。いまは、そこそこの努力で、そこそこの暮らしができてしまう。そこそこの努力しかしていないツケは、あとになってやってくるのだけれど…。

私が若い頃は、なんでも無理矢理やらなきゃいけないのが、とても不幸だと思っていた。だから、あとの世代は自分で選べるようになればいいと思った。いまの世の中を見ていると、「さあ、選べ。やりたいことを見つけろ」と迫られるのも、不幸なような気がする。

私の時代だって、本気になれば、もっと選択肢はあった。だけど、大変な苦労をしなきゃいけない選択肢を、私が放棄しただけだ。程度の問題こそあれ、いまの若者とあまり変わらない。

人生なんて、目的があるわけじゃない。そのときどきで、もがいていくしかないんだ。もがかざるをえない環境におかれたほうが、かえって人間は幸せなのかもしれない。

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2005/01/19

いまだに風邪に抗生物質が出てくるわけ

NHKの『ためしてガッテン』で、実は風邪には抗生物質は効かない。むやみに抗生物質を飲むと、耐性菌ができるので、かえって有害であるという話をやっていた。

番組では、昨年ガイドライン(法的なものではなく、学会の定めたもの)が改定されたといって、いかにも「新事実」みたいなことを言っていたが…。そんなこと、20年くらい前からわかっていたはずだけど。それに、少なくとも10年くらい前には社会的にも問題になっていた。子どもに耐性菌が増えて問題になっていると、NHKのドキュメンタリー番組で、見た覚えがある。

それが、昨年になって、やっとガイドライン改定だ。それでも、番組で調べたら、8割の医師は、風邪に抗生物質を処方したという。

これには、いくつか原因がある。ひとつは、医師免許は一度取ったら一生通用するということ。最新情報にうとい医師は案外多い。免許を更新制にして、少なくとも最新情報の講習を受けないと更新できないようにしたほうがいい。

もうひとつは、薬を出した方がもうかるという保険制度。医薬分業はかなり進んで来たし、以前よりはましになってきたけど、やはり、医師も製薬会社も、薬を売ればもうかるのだ。耐性菌ができやすくなるといっても、目に見える悪影響はない。それなら、出してしまえと思う医師が増えるのは、当然だろう。そしてムダ(どころか有害)な薬が処方され、医療費が跳ね上がる。

いまになってこの話題が出てきたのは、インフルエンザに有効な抗ウイルス薬が出てきたからだと思う。インフルエンザだけとはいえ、代わりに出せる薬が出てきたから、余分な薬はやめてもいいだろうということになったのだ。

日本の医療は、先端は進んでいるけど、末端は20年前から進歩がないわけだ。何とかしてほしいよね。

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2005/01/12

交通費は高い

最近の朝ドラは、あまりよく見ていない。でも、ときどき見ていると、どうも気になることがある。

神戸の専門学校に行きたいと、姉の正月休みのあとに宮崎からやってきていた弟が、いったん帰ったはずなのに、1月17日を控えてまた来ている。そんな、2週間くらいの間に神戸と宮崎を行ったり来たりするはずないでしょ。浪人生なら時間はあるのかもしれないが、神戸-宮崎間の交通費は高いのだ。駅すぱあとで調べてみたら、新幹線と特急を乗り継ぐと、片道で17970円だ(2005年現在。ドラマは3年前だが、そんなに変わっているはずはない)。

大学受験を止めると言ったときに、「センター試験の受験料を返しなさい」と言った親が出してくれるとは思えない。この弟は、半年くらい前にも確か神戸にやってきていた。バイトやお年玉の貯金があったとしても、専門学校の学費を心配する身分で、そうそう気軽に来れるはずがない。

「ひょっとしたら、今回は青春18きっぷで来たのか?」とも考えたけど、宮崎と神戸は、普通電車を乗り継いで、1日では来れないみたい。途中、野宿でもしたかな。それとも、見ていない回に何か回答があったのだろうか…。

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2005/01/05

睡眠リズムの崩れは、健康に悪い

今日の『クローズアップ現代』は、親の宵っ張り生活の影響で、睡眠リズムが作れない子どもが増えている。睡眠リズムの崩れは、体調だけでなく、精神にも影響を与え、正常な発達を妨げる可能性が高いという話だった。

番組は子どもの話だった。子どものときに受ける影響は大きいが、大人でも問題がないことはないと思う。

少々時間がずれていても、睡眠時間さえ足りればいいじゃないかという考え方は、最近の研究では否定されてきている。人間の身体は明るいときに目が覚めるようになっている。明るいときに寝て、暗いときに起きている生活は、ホルモン分泌などに影響を及ぼすというのだ。それに、社会生活を送っていれば、いつも自分ペースというわけにはいかない。宵っ張りの朝寝坊ができないときもあって、リズムが作れない。リズムが作れないと、眠りが浅くなる。昼間に変な時間に眠くなる。いつでもなんとなくぼんやりしてしまう。

若いときには何とかなっても、年齢を重ねるにつれ、負担が大きくなるような気がする。それで、今年の目標は、早寝早起だ~。

それにしても、NHKの番組の情報量はたいしたもんだ。雑誌などと比べると、『ためしてガッテン』と『クローズアップ現代』だけでも、受信料の元は取れていると思う。

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血圧対策はアルコール対策か

年末に「血圧が高めだから減塩しなさい」と言われたと思ったら、今日の『ためしてガッテン』のテーマは、高血圧だった。

血圧降下のための生活習慣対策は、次の6つだそうだ。()内は、私の場合。

1.食塩制限:
食塩の摂取を、1日あたり6グラム未満に制限する。
(減塩を始めたところ。いままででも概算10g以下だし、塩辛いものが好きなわけではないので、可能だと思う)

2.野菜・果物を積極的に摂取し、コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控える。
(らでぃっしゅぼーやの野菜をせっせと食べているし、コレステロールも摂りすぎていない)

3.適正体重の維持:
BMIが25を超えない。
(BMIは、21を切っている)

4.運動療法:
心血管病のない高血圧患者が対象で、有酸素運動を毎日30分以上、定期的に行う。
(毎日ではないけど、月に100km~190km走っているので、クリアしていると思う)

5.アルコール制限:
エタノールで、1日あたり、男性で20~30ミリリットル以下、女性で10~20ミリリットル以下。
(日本酒2合とすると、エタノールで約54ミリリットルか…)

6.禁煙
(吸っていません。)

というわけで、私の場合の問題は、アルコールの量が多すぎるという点だ。

ちなみに、しばらく血圧を測った結果は、下は100前後、上は160前後が多い。安全領域に達するには、20は下げないといけないことになる。市川総合病院の医師は「減塩だけで10くらいは下がりますよ」と言っていたが、10では足りない。やはりアルコールを少なくするしかないのかな~。でも、20ミリリットル以下では、日本酒1合も飲めないじゃないか~。

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2005/01/02

『日本漫画映画の全貌』展

姉と姪が見に行くというので、一緒に神戸の大丸ミュージアムで『日本漫画映画の全貌』を見てきた。去年の7月頃に、東京都現代美術館でやっていたものと同じらしい。

初期のよく知らなかったアニメや、昔懐かしいアニメが一部のシーンだけれど多数上映されていて、なかなか面白かった。

これを見ていて思ったのは、やはりアニメはストーリーだけではないということだ。制作者は、絵をいかに美しくするかや、細部の動きの面白さにかなりこだわっているようだ。『ルパン三世 カリオストロの城』を見たとき、細部の動作の面白さを斬新さを感じたが、古い劇場用のアニメに、その原型はすでにたくさん現れていた。私がそれまで劇場用アニメをあまり見たことがなく、知らなかっただけなのだろう。

そういう支点から見れば、『ハウルの動く城』は、かなりこだわった作品なのだと言える。

私はもともと本読み人で、コミックやアニメ、映画を見るときでも、どうしてもストーリーを中心に見てしまう。でも、絵の美しさや動きの面白さにひかれる人は、別の視点で作品を見ているに違いない。

ちなみに、小説好きの人の中でも、文章の美しさや面白さにこだわる人もいるが、私はそれもあまり気にしていない。あくまで筋の展開や何を伝えようとしているかを一生懸命見てしまう。

自分がそれが好きなので、それでいっこうにかまわないと思うのだけど、違う見方の存在を知ることは、とても面白い。

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2004/12/14

映画『ハウルの動く城』

『ハウルの動く城』
総合評価★★★

一言で言えば、もの足りない。映像も音楽も物語も、美しくて素晴らしい。なのに、このもの足りなさは、なんだろう。

一部、「難解だ」という評も聞いていたので、『もののけ姫』や『風の谷のナウシカ』(原作)のような奥深い物語を期待していたが、大きくはずれてしまった。

『千と千尋の神隠し』でも思ったのだけど、これっておとぎ話だ。戦争批判みたいなものも出てくるけど、主人公がいろいろな目にあって、ちゃかちゃか動き回って、でもたいして何もしなくても周りが回っていって、勝手にハッピーエンド。くだらない戦争をしていた魔法使いが、最後に「そろそろやめましょうか」と言えば、戦争は終わってしまうものなのか。そんなわけ、ないでしょ。

難解なのではなくて、話が現実を無視してすっとんでいるのだ。

エンターテインメントだから、美しく楽しければいいという考え方もあるだろう。でも、本当に深い骨格がないと深く楽しめないんだよね。ひとときの「癒し」を求めている人には、これでもいいのだろう。でも、あとに何も残らないのは、もの足りなくてしかたない。

ひとつだけ、ハウルが魔王へと変わっていきそうなところは、ひかわきょうこのコミック『彼方から...』を連想した。こちらは、もっと読み応えがある作品だ。

でも、映像は美しい。本当に。

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2004/11/30

『ハリウッドは鎮魂歌を奏でる』

ハリウッドは鎮魂歌(レクイエム)を奏でる ヴィレッジブックス
ヘレン ノード著、大倉 貴子訳

総合評価★★★
ロマンス度☆☆
セックス度☆
暴力度☆☆

映画評に疲れたハリウッドの女性映画評論家が、突然、殺人事件に出会う。事件記者に挑戦するチャンスとばかり、取材を開始するが…というあらすじから普通のミステリかと思ったら、ずいぶん勝手が違った。主人公は、どんどん動き回るのだけど、何がどうなっているのか、どうして彼女はそうするのかが、よくわからない。断片をつなぎあわせたような感じで、普通の小説らしくないのだ。

そこで気が付いた。これは、小説というよりも、映画だ。映画では、登場人物が自分の行動理由をいちいち語ったりしない。どこへ行ったら、どんな情景が現れて、誰とどんな話をして、というピースの寄せ集めでストーリーが展開していく。場面の切替も速い。この小説では、どうやら同じことが起こっている。

作家は、元映画評論家で、映画制作にたずさわった経験もあるらしい。主人公は、どうやら作家の分身で、これは、映画を愛する人が映画を愛する人に捧げた本なのだろう。

それにしても、主人公の行動は、ハチャメチャだ。人の家に勝手に入るわ、襲いかかられて逆に相手にけがをさせるわ、留置場の世話になるわ…。女性版ハードボイルドの雰囲気も漂わせているのだけれど、それにしては、カリフォルニアのようにからっとしていて、べたつかない。展開がよく見えないわりには、話が面白く、ときにはぐっとくる場面もある。

ありきたりのミステリに飽いた人にお勧め。

ハリウッドは鎮魂歌(レクイエム)を奏でる(ヴィレッジブックス)
ヘレン・ノード著・大倉貴子訳

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2004/11/26

魔に魅入られる

ノートにたまった古い画像をCD-Rに移していて、待ち時間が暇だから、手近にあった音楽CDをデスクトップでかけた。『千と千尋の神隠し』の主題歌『いつも何度でも』だ。

澄んだ歌声を聞きながら、何となく『千と千尋…』を思い出していて、ふと気が付いた。

冒頭、迷い込んだ異空間で、千尋の両親が、そこにあった食べ物をがつがつと食べて、豚になる。この場面、「なんて無作法な両親だ」と映画評などではばかにしていた。しかし、魔法にかかるというのは、本来そういうことだろう。

常識的な大人が、普通ならやらないようなことでも、何故かやってしまうことがある。「魔に魅入られる」瞬間だ。私たちの身の回りで、人間が豚になることはまずないが、魔に魅入られるのは、よくあること。そのほうが、怖ろしいのかもしれない。

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2004/11/14

『輝く湖にて』

さっきNHKでやっていた『輝く湖にて』というのは、どうやら"On the Golden Pond"の翻案らしい。むかし、ヘンリー・フォンダ主演の映画で見たことがある。パソコンをいじりながらほとんど耳だけで聞いていたのだけれど、ちょっとショックだったのは、以前見たときよりも、老夫婦の気持ちをずいぶん身近に感じたことだ。2年前に父が亡くなったこともあるが、私も年をとったということだろう。平均寿命だけ生きるとしたら、すでに折り返し地点を過ぎてしまった。

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2004/11/12

『未来少年コナン』

先週の木曜日、ふっとTVをつけたら、たまたまNHK教育になっていて、『未来少年コナン』をやっていた。あら、なつかしや。

どうやら先週が第1回だったようだ。昨日の第2回は録画して、最初から見てみた。なんと、最終戦争が2008年に起こることになっていた。あと4年ではないか(笑)。NHKで放送されたのは、1978年だったらしい。当時の30年後の世界が、あと4年後にせまっているということか。

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2004/11/10

『笑いの大学』

水曜日のレディースデーなので、久し振りに映画を見に行くことにした。『日経クリック』で『SAW』をほめていたので、そちらにしようかと一瞬思ったが、きょうは明るく笑いたい気分なので、『笑いの大学』にした(しかし、なんでパソコン雑誌に映画評や焼酎の広告が載っているのだろう)。

ほぼ期待した通りの内容で、私としては○。強く押すつもりはないが、見て損はしない。

ただ、不思議なのは、観客席の静けさだ。映画だから目の前で上映しているわけじゃない。でも、もう少し反応してもいいんじゃないの? 私は「お肉」の話題で思わず吹き出してしまったのだけど、ほかの人は「し~ん」。

もっとあとのほうでは、観客全体が笑うときがあった。しかし、実は私はそこはあまり面白いと思わなかったのだ。ひょっとすると、観客の反応がにぶいんじゃなくて、笑いのツボがずれているのだろうか。でも、「お肉」ネタは、登場人物も好きだと言っている。おそらく、作者にとっては会心の作だと思うんだけどなあ。年代の差というものかもしれない。

ところで、劇中では台本の細部にこだわり、練り上げ、七転八倒して「面白いもの」を作ろうとしていく。この気持ちを忘れちゃいけないよなあと、つくづく思う。

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2004/09/23

『アイ, ロボット』

レデーィースデーなので、『アイ, ロボット』を見に行った。

"I, Robot"といえば、日本語では『わたしはロボット』などと訳されている、アジモフの本格SF。新聞の映画評を見て覚悟していたけど、アジモフばりの緻密な論理を期待してしまうと、ちょっと物足りない。

でも、アクション映画としては、まあまあ楽しめたかな。そこそこ笑って、悲しんで、キュンとして、1000円分は楽しめたと思う。

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2004/08/26

ブックオフのDVDは高い

以前は古本はまとめて段ボール箱でブックオフの買い取りセンターに送っていたのだけれど、最近、10冊くらいで駅前のブックオフに持って行くことが増えてきた。たまるまで置いておくと、置き場がないのだ。

査定の間、店内をぶらぶら歩いて、めぼしいものがあれば購入する。会員カードを作ると、古本を売っても買っても割引券が発行されるので、何か買わないと損なのだ。

古本ではちょうど欲しいものがなかなか見つからないので、DVDの棚を見てみた。でも、なんだか高いんだよね。前から高いと思っていたけど、昨日、念のためにいくつか値段を覚えておいて、同じタイトルをAmazonで検索してみた。わずかだけれど、Amazonのほうが安い。Amazonはたいてい20%引きだからなあ。

割引券消化と考えれば多少は安くなるのだけれど、新品より高いのでは、バカらしいよね。

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映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』

ニッポンランナーズの練習会に行くつもりだったけど、ここしばらくの体調の乱れで、朝起きられなかったので、午後から『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を見てきた。ニッケコルトンプラザのTOHOシネマズでは、水曜日は、女性はオール1000円なのだ。

映画としては、シリーズ中、いままでにないいいできだという前評判。確かに、映画らしくテンポのよい切替だったが、わかりにくくて私はあまり好きではない。原作もこれまでのシリーズも見ていない人は、どのくらいわかったのかな。

実を言うと、私はハリポタはそれほど好きではない。『指輪物語』などの伝統的な本格ファンタジーと比べると現代的で、子どもっぽいような気がする。また、非常識にハリーを否定するおじさん一家や、いくらひどいことをするといっても、魔法を使って仕返しをして笑っているハリーたちを見るのがとても不快だ。

それで、いままで原作は姪の本を借りて読み、映画はDVDで一応追いかけていたけれど、映画館では見なかった。今回、大スクリーンで美しい映像をみて、ちょっと違うことを考えた。

おじさん一家も、ハリーたちの行為も、本当は人間としてあってはならないことだけど、現実にはよくあることだ。自分につらくあたる人に対して、仕返しをしてやりたいと思うのは、正直な心だろう。ハリポタでは、それを素直に表現しているだけだ。

物語全体の評価は最後を見るまでわからない。それは最初から思っていたけれど、途中までしか読まなくて、いじめっ子に豚の鼻としっぽがつける話を読んで大笑いしても、それはそれでいいのかもしれない。教訓を込めた素晴らしい物語を語っても、現実は物語のようにはいかない。現実に近いさまざまな物語に触れ、いろんなことを考えるだけで価値がある。

(魔法使いが出てくるファンタジーが現実的なのかと言われそうだが、人間を描いた物語として、ハリポタはすごく現実的だ)

大画面のスクリーンに映し出された映像は美しくて、わくわくした。世界はこんなにきれいで素晴らしいことがあるのだと知るだけで、現実を生きていく支えになるだろう。

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『キング・アーサー』

金曜日に、TOHOシネマズのレイト・ショーで『キング・アーサー』を見てきた。午後9時以降なら1200円なのだけど、最近は8:45くらい開演でもレイト・ショーになるようだ。

西欧のファンタジーや歴史物語では、アーサー王伝説はよくモチーフになる。その影響か和製ファンタジー、特に少女漫画によく登場するのだけれど、ちゃんとした内容を知らないので、知っておきたかったのだ。でも、映画はローマ帝国がからんだ歴史物語になっていて、伝説のアーサー王伝説とは、かなり違ったみたい(笑)。

それでも、予想よりはずっと楽しめた。ストーリーはたいしたことないけど、ローマ帝国の支配とキリスト教徒ではない騎士たちは、知らなかったヨーロッパ史をのぞいたみたい。中国を連想させるようなアーサー王たちのはでな馬印は、歴史的事実に基づいたものなんだろうか。魔術師マーリン率いる森の民たちの扮装。特にグウィネビアがすごい。最初別人かと思ったが、、、ランスロットが必死で助けに駆け寄ったのだから、あれはグウィネビアだよね(^^;)。

最後の婚礼の場が、ストールサークルというのも興味深かった。ストーンヘンジは有名だけど、ブリテイン島には、思いの外ストーンサークルが多いらしい。そういえば、『マスター・キートン』にも出てきたよね。『時の旅人クレア』や『ジェイミーの墓標』でも、ストーン・サークルは大切なモチーフだ。

日本にも、縄文時代には巨石信仰があった。大湯のストーン・サークルなど、東北地方には多くの遺跡が残っているし、巨石をご神体にしている神社も多い(これは、高橋克彦の受け売りだ)。

王にしか使えない魔剣など、西欧ファンタジーには、アーサー王伝説に影響を受けていることが多いのだろう。一般の人にはどうかわからないけれど、西欧ファンタジーにはまった人間には、面白い。

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2004/06/26

イラクより冬ソナ!

今日の毎日新聞夕刊に、荻野祥三氏が『イラクより冬ソナ?』というコラムを書いている。

先週19日の午後9時15分から、NHKスペシャル『シーア派の選択~革命25年目のイラン』が放映される予定だった。それが、巨人-阪神戦が大幅に延長(確か、10時半くらいまでやっていたっけ)。その結果、NHKスペシャルは27日午後10時からに回されたが、午後11時10分から予定されていた『冬のソナタ』は10分遅れで放映された。それはけしからん、例え10時45分くらいからやっても大勢の人は見ただろうし、翌日20日に放映するのがベストだったろうというのだ。

それは違う、と思う。

まず、私はNHKスペシャルはけっこう見ているほうだと思うが、あらかじめ予定して見ることはほとんどない。何気なくTVをつけていたらやっていて、見るともなく見ていたら引きこまれてつい最後まで見てしまうというパターンが多い。9時過ぎといういい時間だからこそ、大勢の人の目に触れる。ドラマや野球中継に比べ、報道番組を最初から楽しみにしている人は少ないと思うのだ。

さらに、見たいと思って録画予約して外出している人にとってはどうだろう。野球中継によるズレを考慮し、多少長めに予約したとしても、9時15分からの予定が10時45分からになってしまっては、予約しそこねる可能性が大きい。ちなみに、『冬のソナタ』は、前週に「野球中継の都合で大幅に時間が遅れる場合があります」とテロップを出している。10分くらいの遅れなら、ビデオを取り損ねる人はいないだろう。

では、20日の放映に変更するのではどうだろう。これでは、予約したいと思っていた人は、取り損ねることが多いのではないか。例えば、土日で1泊旅行に出ていた人。最近では、外出先から携帯で録画予約を変更できるシステムがあるが、そこまでやっている人は少ないはず。変更に気付かない可能性もある。やはり翌日では、早すぎる。

「NHKの精鋭部隊による自主制作の看板番組」であるからこそ、翌週回しは正解だったと思う。ただ、もしこのコラムが「この番組を見せたい」という意図で書かれたのなら、うまい手だ。『イラクより冬ソナ?』というタイトルは、確実に人目をひきつける。

というわけで、明日のNHKスペシャルを録画予約してしまった(^^;)。

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2004/06/10

保育園って、そんなじゃないでしょ

朝の連続TV小説「天花」は、なんだかピンとこない話だ。

主人公天花の勤める保育園が少子化で経営の危機。ただえさえ園児が減っているところなのに、問題が起きて、「そんな保育園に子供を預けられない」と、園児が次々やめてしまうというのだ。

そんなこと、あるわけないでしょ。制作者は、幼稚園と勘違いしているのではないだろうか。

地域によって差があるとは思うが、子供が減っても働く親が増えて、保育園にはなかなか入れない。ドラマは5年くらいは前の話らしい。乳児など、預かってくれるところを探すだけで大変なはずなのだ。預かってもらえるところがなければ、仕事をもつ親はたちまち困る。あの程度のトラブルで、園児をひきあげられるはずがない。

恋愛&家族ドラマだと思って見ていればいいのかもしれないが、主人公の「天職」として保育士を取り上げるなら、もっと保育に突っ込んだ問題意識をもってほしい。でなければ、軽々しく「天職」なんて言わないでほしいなあ。

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2004/05/04

TV『御宿かわせみ』

NHK金曜時代劇、午後9時15分からの『御宿かわせみ』。

前シリーズは、原作とあまりにイメージが違いすぎてびっくりしたけど、それなりにドラマとして仕立てようとしているのが、だんだんわかってきた。原作をネタにして別のドラマを作っていると思えばいいのだろう。ただ、ここ数作は、ちょっと作りがあらいような気がする。ひねるのはいいけど、もっと面白さを引き出すようにしてくれないと、意味がない。

ちなみに、80年代にNHKで放映されたシリーズをDVDで見た。こちらは原作に忠実だけど、工夫は足りないかもしれない。最初はいいなと思ったが、何作も見ていたら飽きてきた。もっとも、私が原作を知り尽くしているからかも。

今度のシリーズでは、来週から天野宗太郎も登場するようで、楽しみだ。なにしろ、いまの原作では、宗太郎を抜きは考えられない。ちょっと便利に使いすぎている気がするけどね。

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TV『銭形平次』

月曜夜7時からのTV朝日の『銭形平次』。いまごろ銭形平次かよ~。最初はがんばって作りすぎたのが、筋がガタガタ。つまんないなあと思ったが、だんだん人情を描いた昔風時代劇のいい雰囲気がでてきた。特に、3日放映の一番弟子が大工として自信を取り戻していくところは、お定まりの展開だけど、よくできていた。この調子で、ていねいに作ってほしい。

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2004/04/12

『42.195kmの対話』

昨夜、NHKアーカイブス『42.195kmの対話』が、TVパソコンのおまかせ録画にひっかかっていた。宇佐美彰朗選手が、京都マラソンを走っている最中に考えたことをあとで書き出してもらい、走っている映像に合わせて朗読で構成したドキュメンタリーだ。1977年の放送で、宇佐美選手は33歳。

腕を振れとか、息を吐けとか、走ることを考えているのはもちろんだが、そのほかにもいろいろなことを思い出したりしているんだなあ。でも、トップランナーでも、考えていることは意外と市民ランナーと変わらないのが面白い。「マイペースで楽しく走れたらいいのに」というのは、現在市民ランナーの指導に情熱を燃やす宇佐美選手ならではだろうか。それとも、基本的に走ることが好きだからこそ、トップランナーなのだろうか。

最後に苦しくなって、「地震が起きて大会が中止になればいい」「交通事故になれば走らずに済む」というのは、トップランナーでもそんなことを考えるのだなあと納得。もっとも、トップランナーだから、そこまで自分を追い込むのかもしれない。

歳を取っても走り続けていることで、「50歳近くなって走り続けている往年の名ランナー山田敬三選手だっているぞ」というのもあった。当時は、50歳で走っているだけで驚きだったのだろう。山田選手は、いまでも各地の市民マラソン大会で走り続けているのだから、すごいとしか言いようがない。

ゴール直後の思いは、「もう走らなくて済む」だった。これも、力を出し切ったときは誰でも感じることじゃないだろうか。ニュースの関係か放送時間がずれていて、ゴール直後に録画が終わってしまったのは、残念だった。

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