2008/05/19

『新・御宿かわせみ』

何十年も続いて何回もTVドラマ化されている『御宿かわせみ』の新シリーズ。旧シリーズの舞台は幕末だったが、新・シリーズは明治6年の東京。新聞書評などで読んでいたが、主要登場人物の約半数を殺したり行方不明にしたりと大なたをふるって、子ども達が主役になった。

まあ、それはいいんだけど、ちょっと話に力がなくなってきたかなあ…。「あの人はどうなった」という懐かしさで読ませてはいるけれど、人物も話も、いまひとつ魅力が足りないなあ。特に花世は、ばたばた走り回っているだけで、子どものときに大活躍したときのような生命力あふれる感じがない。もっとがんばれといっても、無理かなあ。

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2008/04/13

Harry Potterを全巻読了

昨年11月頃からHarry Potterを原書で読んでいたが、第1作から第7作まで、無事に読了。最終作は、日本語版出版までに間に合い、一足先に物語の終結を知ることができた。

正直言うと、Harry Potterは、それほど入れ込んでいる本ではなかった。面白いことは面白いんだけど、いじめやひいきが頻発するし、かなりのご都合主義も目立つ。ただ、いじめやひいきは最後まで読まなければわからないと判断を保留していたのが、最終的にはなるほどと思えるところに落ち着いた。それまでのシビアな展開に比べると、ちょっとうまく行き過ぎという感じもするが。ご都合主義については、最後までご都合主義が多かったが、感動を呼ぶような場面もたくさんあるので、まあ、いいか(^^;)。

私がHarry Potterにちょっと厳しくなるのは、完全に大人になって読んだからかもしれない。子どものときに読んだら、もっと熱中したかもしれない。

さて、第5作あたりからどんどん暗くなっていった話は第7作でも非常に暗く、最初から大きな犠牲があったり、活躍というよりも逃避行が続いたり、状況はどんどん暗くなっていく。でも、暗くて停滞していた第5作と第6作に比べて、第7作は起伏や動きが大きく、悲惨な中にもユーモアがあり、かなり楽しく読めた。

いろいろな展開や理由付けがあり、話をいろどってはいるが、結末は、だいたい予想していた近辺で落ち着いた(人によっては、驚きのどんでん返しと思う可能性もある)。それでも前はよくわからなかった人の気持ちを説明してくれたので、まあ満足。

正直言うと、日本語訳は第5作でうんざりして第6作は読んでいなかったのだけど、英語学習のために第1作から改めて読んでみて、最後まで読むことができ、評価が変わった。かなり読み応えがある面白い話だと思うので、機会があればまた読んでもいいと思う。第5作の半ばでは、やはり投げ出しそうなったけど(^^;)。

第7作では、それまでのいろいろな話がそれぞれ意味を持ってくるので、日本語訳で読む人も、第7作を楽しむためには、第5作以降くらいは、改めて読み直しておいたほうがいいのではと思う。

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2007/10/18

『あなたの話はなぜ「通じない」のか』

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)
山田ズーニー著

コミュニケーションがなぜうまくいかないのか、どうやったら糸口が見つけられるのかを書いた本。なかなか適確なところをついていて、予想以上に面白かった。

なぜ話が通じないかという点で、著者は、まず人が話を信用するかどうかは「メディア力」に依存するという。信用できそうな人の話は話を聞く前から半分信じているし、信用できない人の話は、はじめから「どうせいい加減なことを」と思って聞いている。また、偉そうで感じが悪いヤツと思ったら、話の内容にかかわらず、耳を貸そうとしない。

人に話を聞いてもらうためには、まず自分の「メディア力」をあげる必要があり、「この人の話は信頼できる」と思ってもらう必要があるということだ。

また、「意見」には反発しても、「問い」なら共感できるという。これにも、なるほどなあと思う。

主に職場のコミュニケーションに例えて話が進んでいるが、これは、ネットでのコミュニケーションでも、あてはまるだろう。私の経験上、ネットでトラブルが起こる原因の多くは、「メディア力」についての考え方のズレにあると思うからだ。例えば、「友達はいつも自分の言うことをちゃんと聞いてくれるのに、ネットでは話をちゃんと聞いてくれない」なんていう人がいる。当たり前だろう。友達だから、つまらない話でも聞いてくれているのだ。

しかし、メディア力を高めることが大切だとわかっても、そう簡単にはいかないんだよね。

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2007/09/27

『差別と向き合うマンガたち』

差別と向き合うマンガたち (ビジュアル文化シリーズ)

「こういうところが差別なんだ、だからいけないんだ」といったようなわかりやすいものを期待すると、おそらく肩すかしをくうだろう。正直言って、わかりにくい。ただ、だからこそ、差別について、そしてマンガという表現について、深く考察し、核心に近いところを探っているように思う。

例えばリーダー格のヒーローは常にハンサムで、秀才はメガネをかけている。九州出身者はずんぐりとした体型など、マンガにはパターン化されたイメージがある。それは偏見だし、ときには差別につながっていくものだ。しかし、そのパターン化があってこそ、その人物の性格や背景が一目でわかり、読者は感情移入でき、感動が生まれるという。

また悪は常に魅力的。暴力には、快感を感じさせる面もある。それを単純に覆い隠してしまっては、深い人間性は描けない。葛藤があり、魅力的な悪を乗り越えてこそ、善には価値が芽生えてくるという。

「マンガ文法」という考え方も面白かった。マンガを読み慣れている人と、ほとんど読んでいない人とでは、同じ絵を見ても印象が違う。私たちは日常にあふれているマンガを読むことで、知らない間にマンガ文法というものにならされていくという。そういえば、母はマンガを読めない。

これは、マンガだけにはあてはまらないだろう。小説も音楽も美術も舞台も、娯楽や芸術のすべては、お約束のパターン化とそれを壊すところから生まれてくる。それに慣れ親しんでいてお約束がわかる人でなければ、理解できないし、面白くない。

ともあれ、いろんな考える題材を与えてくれる本。

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2007/06/10

『ゲドを読む。』

英語友達に教えてもらって、『ゲドを読む。』をもらってきた。書店で聞いたら、もうないというので、そんなに早く品切れしたかと思ったら、CDショップにはまだまだたっぷりあるようだった。

アニメ関係の話が多いのかと思ったけれど、原作の『ゲド戦記』の紹介が主だったので、うれしい。最初の中沢新一氏の評論では、ル・グィンの父親が人類学者でアメリカ原住民の研究をしていたというのは、なるほどなあ。ただ、小説の舞台やストーリー展開に、やたらに社会や作家の背景を求めるのは、どうかと思う。評論とはそういう宿命かもしれないが、そういう解釈をあてはめて小説を読むのは、つまらない。

そう思ったらつまらなくなって、後半の評論集は、まだ読んでいない。

原作は30年ほども前に3巻まで読んだきりで、しかも2巻、3巻はほとんど筋も覚えていない。90年代になってから発表されて大きく転換したという4巻、5巻もあわせて読みたいところだけれど、どうせ読むなら英語で読むと決めているので、当分、読めそうにない。1巻は、少し前に読んで見たけど、日本語訳の記憶がおぼろげに残っている状態で、あらすじを追うのがせいいっぱいだったから、もう少し英語力が上がらないとねえ。

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2007/05/18

藤原伊織さん、逝く

作家の藤原伊織さんが亡くなったそうだ(作家の藤原伊織さん死去)。サラリーマンとの二足のわらじから足を洗って、これから作家業に専念というときの、がん発病。才能がある人が、生き急いだのだろうか。

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2007/05/02

『天上の虹』はいつ終わるのだろう?

里中満智子の『天上の虹 20―持統天皇物語 (20)』を読む。

おお、今回は意外な人物が登場して、なかなか面白いぞ。それにしても、氷高皇女と新田部皇子はかっこよすぎ。

これは、いったいいつ終わるのだろうか。第1巻の発売日は、Amazonで見たところでは、1985年の1月になっている(『天上の虹』も『妖精国の騎士』も、たぶん第1巻からちゃんと持っていると思うのだけど、押入の奥の方にあるので出すのが面倒くさい)。

連載していた雑誌がなくなって、書き下ろしだものなあ。遅れがちだけど、よくがんばって書き続けているよなあ。里中満智子さん、身体壊して大変みたいだけど、がんばって。

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『妖精国の騎士』がついに終結

中山星香の『妖精国の騎士』が54巻でついに終結していた。もう1巻くらいかかるのかと思っていたので、のんびり読んでいたら、あれよあれよという間に終わってしまった(笑)。

後日談はまだ書くらしいが、ちょっと急ぎすぎだろう。最後の王位継承や旅立ちがあまりにあっけないし、ローラントのお后が決まっていない! もう早く終わらせたかったとか(^^;)。

それにしても、長かった。「20年、有り難うございました」と書いてある。私が読み始めたのは3巻が出た頃だけど、1988年に肺炎で入院したときに、母に『プリンセス』を買ってきてもらったのを覚えているから、そんなものか。

とにもかくにも、完結してよかった。星香さん、お疲れ様でした。

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2006/11/13

『食品の裏側-みんな大好きな食品添加物』

安部 司: 食品の裏側 みんな大好きな食品添加物

総合評価★★★★

食品添加物関係の本というと、どう見ても科学的にずれた内容で、やたらに危険をあおるだけのものか、科学者が書いたやたらに「安全です」と断定するだけで、その内容がよくわからない本の2通りかと思っていたが、これは少し違った。

食品添加物を扱う商社に勤めていた筆者が、食品業界の現場で見聞きした体験を元に、疑問を投げかけた本。

コーヒーフレッシュは実は水と油に白い粉を混ぜただけといった、一般人にはびっくりするような話はたくさん載っているが、やたらに危険をあおりたてることはしていない。科学的常識をふまえたうえで、「台所にないものは、少ない方がいい」など、アドバイスは一般人にも具体的でわかりやすい。

また、著者は、安易に安いものに飛びついてきた消費者にも責任があることを指摘する。食品添加物の必要性や便利さを理解しながら、でも、これでいいのだろうかと考えようと呼びかけている。安易な食品添加物の利用で、子どもの味覚が破壊されてしまうこと、食べるという行為は他の生命をいただくということなのに、子どもたちは簡単に手に入るものだと思ってしまうことなど、深く考えさせられる。

食品の裏側

食品の裏側
posted with 簡単リンクくん at 2006.11.13
安部 司著
東洋経済新報社 (2005.11)
通常24時間以内に発送します。

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2006/07/09

日本沈没 第二部

日本沈没 第2部
小松 左京著 / 谷 甲州著
小学館 (2006.8)
通常24時間以内に発送します。

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2006/06/19

ゲド戦記

地下鉄で広告を見て、驚いた。ジブリが『ゲド戦記』をアニメ化したのね。そういえば、だいぶ前にそんな話を聞いたような気もするなあ。

実は、すこし前に原作の第1作"A Wizard of Earthsea"を読んだところだったのだ。アニメは第1作ではないのかな。

私が岩波書店の翻訳を読んだ頃は三部作だった。その後、第4作が発行されたという話を聞き、番外編もあるようだけど、まだ読んでいない。この際、原作で読んでみるかなといいたいところだけれど、第1作を読んだ感じでは、とても面白かったけど、英語はそれなりに難しかった。実は第1作は自分で買って何度も読んだので、比較的ストーリーを覚えていたけど、第2作と第3作は、借りて1度読んだだけだから、記憶があいまいだ。日本語で読んでいない第4作や番外編ともなると、ちょっと…。

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2006/05/23

『モモ』という本

トールキンの話を書いて、思い出した。

先日、電車の中でのこと。隣の席に、高校生か大学1、2年生かという若い男の子が2人座って、何やかやと話している。その話が、突然、もれ聞こえてきた。

「俺さ、実はエンデという人の『モモ』という本が、超好きなんだよ。他の子は、誰も知らないと思うけど」

おーい。お兄さん。それは、超超有名な本なんだよ。ところで、エンデなら『はてしない物語』は、読んだ?と思わず話しかけそうになったが、きっと変なおばさんだと思われるだけなので、やめておいた。

その子の仲間内は、誰もエンデを読まないのかな。若者特有の「自分だけ」気分で、実際には案外読んでいる子は、多いかも。

でも、そういえば、私は『モモ』は映画をTVで見ただけで、本は読んでいなかった(^^;)。

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アメリカの子どもは、トールキンを読んでいるのか?

いま、Animorphsシリーズの2作目"The Visitor"を読んでいる。これは、子ども向けのSFで、読みやすいわりには面白くて、英語の多読にはぴったりの素材なんだけど、中にこんな文章がでてきた。

She looks like one of those solemn elves in a Tolkien book.

アメリカの子どもは、トールキンを読んでいるのか? 日本の子どもは、よほど本好きでマニアックな子どもでもなければ、『指輪物語』は読んでいないだろう…と思ったんだけど、よく考えたら、『ホビットの冒険』なら、きっと子どもに広く読まれているよね。

作者の好みかもしれないけれど、さらっとトールキンを出せるほどには、知られているのだろうなあ。

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2006/03/23

『高血圧は薬で下げるな!』

浜六郎: 高血圧は薬で下げるな!

日本ではガイドラインによって、上が130、下が85以上は高血圧だとされている。しかし、これよりも血圧が高いからといって、安易に薬で血圧を下げるのは、危険だ。もともと年齢が高くなると血圧が上がっていくのは、体内に血を行き渡らせるために必要なことなので、薬で無理に血圧を下げると、血が必要なだけ行き渡らなくなってしまう。また、薬には副作用があり、長期の服用で免疫力が落ち、がんにかかりやすくなったりする。薬を使っても血圧を下げさせようとするのは、背景に製薬会社の思惑がある。安易に血圧降下剤を処方する医師のいいなりにならずに、自分で判断しよう…という趣旨の本。

この手の本はトンデモ本のケースも多いのだけれど、この本では、著者は少ないながら、さまざまな実験データを示して、薬で血圧を下げた場合に、かえって自立率(日常のことが自分でできる健康な状態)が下がったりすることを示している。また、データが少ないのは、このような実験を行うと、製薬会社に都合が悪いデータが出てくるので、なかなか実施できないこと、逆に血圧を下げれば生存率が上がるというデータがほとんどないということを説明している。書き方もまじめで、データやグラフがずらずら並ぶので、まったく知識がない人にはかえってわかりにくいのではないかと気になるくらいだ。

製薬業界の傾向や新薬開発の仕組みを多少知っている身としては、納得できる説明だ。あの血液製剤も、医学的な常識ではどう考えても即刻使用を中止するべきだったのに、なぜかだらだらと使い続けられたのだった。

本当に血圧が上がったときの危険な症例をきちんと説明し、生活習慣の改善で血圧を下げることを奨励している点には、とても好感が持てる。

そもそも、何でも薬を飲めばなんとかなるという考えが、私たちの健康をむしばんでいる。まずは、生活改善。薬は本当に危ないときに飲む。こんな当たり前のことを実行しないから、医療費が増大していくのだろう。

ところで、約1年前に私を診察した医師は、上が150代、下が90代くらいなら、いますぐ薬で下げる必要はないが、将来のことを考えると生活習慣を改善するようにと勧めた。良心的な医師だったのだなあ。

高血圧は薬で下げるな!
浜 六郎〔著〕
角川書店 (2005.9)
通常2-3日以内に発送します。

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2006/03/04

『英語上達完全マップ』

森沢 洋介:英語上達完全マップ

総合評価★★★★

英語学習者の間では、ダントツ人気のWebサイト『英語上達完全マップ』の書籍版。内容はサイトとかなりダブるが、著者の語学留学体験など、追加された情報も多い。また、やはり印刷物のほうが、読みやすくなっている。

英語はスポーツや楽器演奏と同じだ。別に語学の天才でなくても、留学しなくても、独学でじゅうぶん習得できる。そううたった本は最近多いが、これは具体的な手法を詳しく説明してくれる数少ない本の1冊。

例えば、音読がいいとか、テキストを丸暗記するくらい繰り返しやれと言われても、実際に何回くらい繰り返せばいいのか、どのように繰り返せばいいのかわからず、挫折してしまう人は多い。

また、英語学習にはどういうスタンスでのぞむといいのか、なぜその方法が必要なのかなどを、きちんと理論的に整理してくれているところも、これから英語学習に取り組む人にとっては、ありがたい。

英語上達完全マップ
森沢 洋介著
ベレ出版 (2005.10)
通常2-3日以内に発送します。

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2006/02/23

『シリウスの道』

藤原伊織: 『シリウスの道』
ミステリ度☆☆

とても藤原伊織らしい作品。センチメンタルな昭和の子ども時代の追憶と、大人になって企業社会に生きる者たちのドラマが交錯する。広告業界のプレゼンに備えていく様子が詳しく描かれていて、興味深い。ネット証券、社内抗争と恋愛、ヤクザ、大会社のプリンス、政治家の息子など、からんでくるネタは豊富で、最初から最後まで飽きさせない。かなり完成度が高い作品と言えるだろう。

ただ、藤原伊織なら、もっと何かあるのでは…と期待しすぎると、ややもの足りないかもしれない。まあ、デビュー作『テロリストのパラソル』で、江戸川乱歩賞と直木賞を同時受賞なんて離れ業をした著者なので、期待が大きすぎるのだ。

広告会社を退職して、やっと作家活動に力を入れてくれると思ったとたんの「がん宣言」の衝撃は大きかったが、幸い経過は良好で、新たな連載も始まったとのこと(特集WORLD:がん宣告から1年 直木賞作家・藤原伊織さん)。ぜひ、これからも質が高い作品を、どんどん送り続けて欲しい。

シリウスの道
シリウスの道
posted with 簡単リンクくん at 2006. 2.23
藤原 伊織著
文芸春秋 (2005.6)
通常24時間以内に発送します。

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2006/01/21

「搬送中」とは、どんな状態?

図書館で予約していた本が、やっと返却されたらしい。現在の状況が、「搬送中」になっている。しかし、こんな夜中に実際に搬送中ということはないと思うんだけど。

単に、図書館か情報プラザのどちらかに置いてあるけど、処理が済んでいないだけだろうか。それとも、まさか図書館員さんが通勤のついでに運んでいるので、いまは図書館員さんの自宅にあるとか。

まあ、常識的には、コンピュータに入力して「搬送中」状態にしたあと、図書館の「搬送用の本置き場」かどこかに積んであるんだろうなあ。

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2006/01/11

最近のSF

『鳥』で思い出したけど、むかしのSFは世界が滅んでいくという話が多かった。『宇宙戦争』『トリフィドの日』『渚にて』『復活の日』。

最近は、SFというと『スターウォーズ』のようなスペースオペラのことだと思っている人が多いのかも。

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2005/12/31

『ゲド戦記』もアニメ化か…

年賀状の宛先だけ印刷したけど、文面にとりかかるのがおっくうでネットをうろついていたら、『ゲド戦記』もアニメ化されるという(ジブリの新作は「ゲド戦記」 宮崎駿さんの長男が監督)。

うーん。『ゲド戦記』みたいな観念的な話の映像化は、むずかしいと思うけど。でも、『もののけ姫』のジブリだからいいのか。ファンタジーの名作というと『ナルニア国ものがたり』の公開も迫っているようだけど、私は『ナルニア国』はそれほど好きじゃないので、どうでもいいのだ(笑)。

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2005/12/30

28年ぶりのカレンダー

calendar カレンダーをつってみた。

美術的にはあまり上手くはない絵だけれど、J.R.R.トールキンが描いた"Gondolin and the Vale of Tumladen"だ。

1月1日が日曜日で始まるこのカレンダー、一見、来年のカレンダーのように見えるかもしれないが、実は違う。

続きを読む "28年ぶりのカレンダー"

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2005/12/19

12歳でフィギュアスケートでオリンピック出場!

最近、年齢制限にひっかかりトリノオリンピック出場できない浅田真央選手の話で持ちきりだ。しかし、日本には、12歳でフィギュアスケートでオリンピック出場した選手がいる!

といっても、それは少女漫画の話。赤石路代の『ワン・モア・ジャンプ』だ。戦前に、現実に12歳で出場した選手はいたので、作者はおそらくその話を念頭に置いていたのだろう。

それにしても、この『ワン・モア・ジャンプ』の主人公帝(みかど)ちゃんの活躍は、すばらしい。コーチに逆らって自分で選曲するわ、振りを変更するわ、どたんばになって音楽をいじるわ…。両親は『皇帝』を伴奏に世界選手権でメダルを取ったというスケート一家に生まれたものの、次々と家族を亡くし、家庭崩壊かという悲劇の中で、必死でスケートにかける12歳の、でもポジティブで暗さをみじんも感じさせない天才少女。

この漫画が強く印象に残っていたので、浅田真央選手の話は「あれ?」と思ったのだけど、帝ちゃんが活躍するのはリレハンメルオリンピックの頃なので、当時は12歳でも出場可能だったのね。

赤石路代には、一時ずいぶんはまっていたのだった。なんだか、また読みたくなってきたなあ。

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2005/12/14

『スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと』

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『スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと』(←Amazon)
小田伸午、大修館書店
総合評価★★★

骨格は筋肉にどのようについているのか。神経系の働きの重要性。力を入れて「蹴る」よりも重力を利用して膝を抜くほうが速い、など。スポーツで成績をあげるためには、やみくもに筋力をつけるよりも、身体の動き方を研究することが大切であることを、詳しく解説。例えばイチロー選手や末續選手の動きを例にとって説明されると、なるほどなあと思える。

「なんば」の動きについても、単に同じ側の手足を同時に前へ出すことではないこと、その動きの合理性などを紹介。誤解されにくい呼び方として、「常足(なみあし)」を提唱している。

この手の理論になじみがない一般人にはやや難解な部分もあるが、内容は一般人を意識して図解やクイズ形式で説明。スポーツを理解する上で、知っておきたい基本原理をていねいに紹介してくれている。スポーツに興味があるなら、一度は目を通しておきたい。

【あわせて読みたい本】
「ナンバ走り」

スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと
小田 伸午著
大修館書店 (2005.3)
通常2-3日以内に発送します。

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2005/12/10

『新版・ゆっくり走れば速くなる』

auther: title 『新版・ゆっくり走れば速くなる』(←Amazon)
浅井えり子著、ランナーズ社
総合評価★★★

LSDの重要性を日本に紹介した佐々木功氏の『「ゆっくり走れば速くなる」』から約20年。そのあとを受け継いだ浅井えり子氏の『新・ゆっくり走れば速くなる』からは8年。指導者としての経験を積んだ浅井えり子氏が、LSDを中心に据えたトレーニング法について、再び語る。

今回は、さらにわかりやすく実践的な内容になっていると思う。持続走は必ずしもしなくてよいなど、他の指導者と異なるように見えるところもあるが、基本は一致している。背中を使って走る話やさまざまに身体を動かす補強運動などニッポンランナーズや国立競技場ジョギング教室の指導と共通する点も多い。

著者も述べているように、山に登る道は複数あり、どれも正しいということだろう。いままで気がつかなかったが、浅井さんは私と同い年らしい。40代になって、年齢にあったトレーニング方法の工夫など、とても参考になる。

ゆっくり走れば速くなる
浅井 えり子著
ランナーズ (2005.10)
通常1-3週間以内に発送します。

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2005/11/18

『糖尿病は薬なしで治せる』

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『糖尿病は薬なしで治せる』(←Amazon)
渡邊昌著、角川oneテーマ21
総合評価★★★★

著者は医師で、研究畑を歩んできた人だ。10年前に糖尿病と宣告されたが、薬を飲む前に食事と運動で血糖値をコントロールすることを試みて、成功したという。だから正確に言うと、糖尿病が治ったわけではない。糖尿病はいったんかかると、まず治らないそうだ。ただ、薬を飲まなくても、生活習慣を見直すことで、じゅうぶんに血糖値をコントロールでき、ホノルルマラソンに参加するほどの健康を保てるというのが、この本の主張だ。

タイトルだけ聞くと、最近多いトンデモ本の一種と勘違いする人が多いようだが、内容はいたって科学的だ。まず感心したのは、著者は個人用の血糖値測定器を購入して、1日に何回も血糖値を測定しながら、どうやったら血糖値を低く保てるかを研究していったこと。

例えば、食事をすると血糖値がポンと上がるが、30分程度歩くとかなり下がる。夜寝る前に軽い運動で血糖値を下げておくと、寝ている間ずっと低い状態を保てるので、合併症発現の指標となるヘモグロビンA1c値を低く抑えることができるという。

『薬なしで治せる』と言われると、一見楽に治せるのかと思われそうだが、厳密な食生活の管理と運動でコントロールすることは、そう簡単ではない。医師に言われるまま薬を飲んでいたほうが、ずっと楽だろう。しかし、そんなあなたまかせの治療が、生活習慣の見直しを遅らせる。さらに、自覚症状がないために、糖尿病の診断を受けながら放置している人が多いことを、著者は心配している。

糖尿病のしくみや薬の作用機序がわかりやすく解説されているので、糖尿病について知りたい人には、お勧め。また、血糖コントロールやGI値の話は、マラソンランナーにとっても、興味深い。

糖尿病は薬なしで治せる
渡辺 昌〔著〕
角川書店 (2004.9)
通常2-3日以内に発送します。

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オンラインシステムの限界?

情報プラザと図書館ネタを、もうひとつ。

情報プラザで本を受け取れるのはありがたい。普通なら、本がすでに届いていたら、情報プラザが開いているときに受け取りに行けばいいと思うよね。ところが、情報プラザが開いていても、図書館の休館日や休館時間は、受け取れないのだという。つまり、貸し出しシステムが図書館とつながっていて、図書館の休館時には、動かないらしいのだ。

インターネットの検索システムは24時間稼働しているから、図書館のサーバーが全部止まっているわけじゃないはずなのだ。予約状況などは、ここで24時間確認できる。でも、貸し出しシステムは、本館が止まると止まってしまうらしい。

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2005/11/17

「情報」プラザなのに

図書館の本を予約後、受け取り箇所に届くと、メールか電話で連絡が来ることになっている。前回、メールで来ると思ったら、電話連絡が留守電に入っていた。メールを登録し忘れていたのかなあと思って登録しておいたのに、また留守電に入っていた。うちは留守電に電話が入ると、自動的に携帯に転送する。当然、携帯への電話代がかかる。

今日、受け取るときに聞いてみたら、「情報プラザでお受け取りの場合は、電話させていただいています」という。つまり、情報プラザではメールの通知システムがないので、電話をかけているというのだ。電話連絡が欲しくないときは、「通知はいらない」と届けて欲しいという。

ウッソ~。「情報プラザ」というのは、市がIT拠点として駅前に建てた建物である。上階には市の電算課があり、IT回線を使えるということで、SOHOやIT企業に部屋を貸している。1FはLAN使い放題のインターネット喫茶。2Fに電子市役所があって住民票の発行などをしているが、そこで図書館の予約図書も受け取れるという仕組みだ。

「情報プラザ」であれば、IT最先端と考えるのが普通だろう。どうなってるの?

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2005/11/15

『かんじき飛脚』

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『かんじき飛脚』(←Amazon)
山本一力著、新潮社
総合評価★★★

あかね空』ですっかり有名になった山本一力氏だが、実はまだ読んだことがなかった。それが、飛脚の活躍を描いたとなれば、ランナーとしては読まずにはいられない。

三度飛脚は、江戸と加賀藩の国元金沢を結ぶ定期便。月に三度、約475kmの道のりを七日間で駆け抜ける。道中には親不知子不知や碓氷峠の難所が控え、平坦な道では1日に約80kmを約15kgの荷物を背負って行くというのだから、大変なウルトラランナーたちだ。

そんな彼らに与えられたのは、加賀藩の命運をかけ、国元の秘薬を期限内に江戸まで運ぶという使命だ。途中には、幕府のお庭番が待ち受けている。命がけで役目を果たそうとする飛脚たち…という筋書き。

人情時代小説作家だというので、藤沢周平か平岩弓枝のような作品を想像していたが、少し違った。

続きを読む "『かんじき飛脚』"

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図書館の予約サービス

図書館の本をインターネットで検索し、駅前の情報プラザで受け取れるサービス。本がより分けられて搬送されるまでに3日はかかるようだ。しかも、図書館の休館日が入るとその分遅れる。すぐに読みたいときには、まっすぐ図書館まで行った方が早いみたい。

でも、それほど急がないのなら、検索して申し込めば、取り出して駅前まで運んでくれるというのは、やはり便利だ。オンライン書店で買うのと違って、タダだから、取り寄せてみて面白くなかったら、すぐに返せばいいだけ。返却も駅前でできる。

ただ、こういうサービスニも税金が使われているはずなので、コストはどのくらいかかっているのか気にかかる。まあ、公共サービスは使った者勝ちということか。

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2005/11/07

『緑のドレスの女』

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『緑のドレスの女』(←Amazon)
ダイアナ・ガバルドン著、石原 末奈子訳、ヴィレッジ・ブックス
総合評価★★★
ミステリ度☆☆☆

時の旅人クレア』『ジェイミーの墓標』『時の彼方の再会』でおなじみのアウトランダーシリーズ番外編。今回の主人公は、イギリス人貴族のロード・ジョン・グレイだ。ジェイミーやクレアは、彼の記憶の中にしか出てこない。

1757年のロンドンで、アーツミュアから戻ったばかりのロード・ジョンは、従姉妹の婚約者が梅毒にかかっていることを知ってしまう。兄が不在のおり、家長代理として頭を抱えるまもなく、今度はスパイ事件の捜索を命じられるはめに。軍曹を殺したのは、いったい誰なのか。盗まれた文書はどうなったのか。捜索を進めるロード・ジョンに災厄は次々とふりかかり、事態は混沌とするばかり。

本編を読んでいなくてもストーリーの理解に支障はないが、やはり本編を読んでいた方が、ロード・ジョンのキャラクタに親しみが持てるかも。

ところで18世紀のロンドンの貴族といえば華やかそうだが、そういう物語を期待してはいけない。悪臭漂うロンドンの下町を、これでもかというくらいに見せつけられる。その点は用心して読んだ方がいいだろう。

緑のドレスの女
ダイアナ・ガバルドン著 / 石原 未奈子訳
ソニー・マガジンズ (2005.10)
通常24時間以内に発送します。

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2005/11/05

『天使のナイフ』

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『天使のナイフ』(←Amazon)
薬丸 岳著、講談社
総合評価★★★★
ミステリ度☆☆☆

第51回江戸川乱歩賞受賞作。読み始めてすぐに「とても乱歩賞らしい作品だな」と感じたが、その期待は最後まで裏切られなかった。

少年犯罪という、いまもっとも旬のテーマながら、表層的な扱いに陥ってはいない。被害者の立場と加害者の両方の立場から、多面的に掘り下げて、味わいのある小説に仕上げられている。妻を殺された桧山の心情と残された娘を思う心。亡くなった妻の行動が明らかになっていく過程では、思わずぐっとこみあげてくるものがある。

審査員の多くが結末の意外性をほめているが、私はミステリとしての意外性は、実はそれほど感じなかった。伏線から、論理的に見破ったわけではない。ただ、かなり正当なミステリ的ひっくり返しだったので、「さもありなん」と思ってしまったのだ。しかし、正と悪がどーんと逆転するような内容を示しながらそう思わせるのは、それだけ説得力がある結末だと言えるだろう。本当に悲しいことだが、現実にありそうな気がする…。

細かいところにまで気を配った構成は、多くの事件がからみあいすぎて、ちょっとできすぎのような気がする。でも、つまりは、それだけよく「できている」ということだ。

正直言えば、もう少しだけ、しっかり書き込んであれば…と思う点がないではない。星4はちょっぴりおまけだ。でも、薬丸氏の今後の作品は、とても楽しみだ。

【あわせて読んでみたい本】

『13階段』 第47回江戸川乱歩賞受賞作。死刑、刑務官を素材に、犯罪被害者と加害者について描く本格ミステリ。
『手紙』 強盗殺人を犯してしまった兄。1人取り残された弟の、その後の人生の苦悩を描く。

天使のナイフ
天使のナイフ
posted with 簡単リンクくん at 2005.11. 5
薬丸 岳著
講談社 (2005.8)
通常24時間以内に発送します。

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2005/10/29

Amazonマーケットプレイスで本を売ってみた(2)

Amazonマーケットプレイスに文庫本を26冊出品したら、その夜のうちに1冊売れたという通知が届いたとき。ちょっとドキドキする。

説明をよく読んで、納品書や宛名を印刷。とりあえず家にあった透明袋や事務用封筒で包装するが、どうもうまくいかない。最後に切手をはってみたが、どうも不細工なのでやりなおすことにした。切手は水を使ってうまく封筒からはがしたが、テーブルの上で乾かしていたら、テーブルにくっついてとても使える状態でなくなってしまった。80円切手2枚の損失。封筒も1枚ダメにして、宛先も印刷し直した。コストが倍以上かかっているなあ。

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Amazonマーケットプレイスで本を売ってみた(1)

Amazonマーケットプレイスというのは、Amazonのシステムを使った古本販売だ。ブックオフに売るより得だとは聞いていたけど、1冊ずつ購入者に送るなんて面倒だなあと敬遠していたのを、思い切って出してみることにした。

まずは、ほぼ新品の文庫本をばかりを出すことにする。

Amazonでは一度に1500円以上注文すると送料はかからないが、マーケットプレイスでは、本の価格にかかわらず、1冊340円の送料が必要だ。定価よりは340円を引き、さらに多少のお得感があるような価格でないと売れないだろう。そこで、基準は定価の500円引きとする。

ただし、それで売れても、Amazonに成約手数料100円と15%の手数料を取られる。本の場合送料260円がプラスされるが、送付コストは負担しなければいけない。書籍小包の切手代は、通常の文庫本で210円。包装は新品を使えという指示があるので、封筒代や納品書の印刷代などで20~30円はかかりそうだ。30円として、送付コストは240円。

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