2009/08/31

CW-Xレボリューションを体験

ワコールの新製品CW-Xレボリューションを体験させてもらった。
縫い目がなく軽いスポーツタイツ「CW-Xレボリューション」

CW-Xのロングタイツは古いのをずっと使っていたが、これは新しいのを買いたくなっちゃった。

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2009/06/25

ホームページをリニューアル

ホームページ「The Plum Garden」を久々にリニューアルした。

Webを見て仕事をいただけることも多いので、ライターの営業には重要なのだが、つい面倒で放置していた。

以前使用していたMS Office付属のFrontPageは、Microsoftが作るのをやめちゃったので、ホームページ・ビルダーを利用。共通部分をどうコピーするのか理解するのに、少し暇がかかる。あまりこると時間がかかってしかたがないので、できるだけシンプルにしたつもり。

(作っていて気がついたけど、マラソン本がAmazonで新品在庫なしになっちゃってる(;_;))。

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2009/06/16

『社会福祉士まるごとガイド』改訂版

社会福祉士まるごとガイド―資格のとり方・しごとのすべて (まるごとガイドシリーズ)
日本社会福祉士会監修
ミネルヴァ書房

改訂作業を担当し、昨年夏から秋にかけて取材していた本がやっと出た。初版は1999年で、その間、微修正しかされていなかったので、10年ぶりの大改訂だ。

初版は別のライターが担当。本文はその人の文章を一部残して修正する形をとった。実際に現場で働く社会福祉士に取材したルポとインタビューは、今回、すべて取材しなおすことになり、私が担当した。

10年も経つと世の中が変わっている。日本は超高齢社会に突入し、児童虐待は大幅に増加。しかし、メディカル・ソーシャルワーカーが活躍するようになり、地域包括支援センターが登場した。

このシリーズの特徴は、資格を持って実際に働く人を10人以上も取材し、紹介しているところ。資格本で、ここまでやっている本は、そうはないだろう。遠隔地もあって、取材はけっこう大変だった。でも、どの人も素晴らしく生き生きと仕事をしておられて、いい話を聞けた。どこまでそれを再現できているかわからないけれど、資格を取りたいと思っている人だけでなく、大勢の人に読んでもらえたいと思える本になったと思う。

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2007/09/26

「領袖」という言葉

ニュースで「派閥の領袖」という言葉が、飛び交っている。

「領袖」という言葉を日本人の何%が理解しているだろうか。私は一応知っていたけど、自信がないから電子辞書で広辞苑を引いてみた。

えり(領)とそでとは目に立つ部分であることから、人のかしらに立つ人のことを言うのだそうだ。へえ~。えりとそでの人たちか。あまり偉そうなイメージがわかない(笑)。

それにしても、派閥の領袖が要職についたから、派閥政治に逆戻りだとさかんに言われている。派閥のボスともあろう人たちは、実力者なのだから、要職について当然ではないのだろうか。そういう実力者が要職につかず、陰で政治をあやつっているのだとしたら、そのほうがよっぽど不気味だと思うのだが…。永田町というところは、一般的な常識感覚とはずれているそうだから、そんなものなのか。

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2007/08/09

グロスとネット

「教えて!goo」の英語カテゴリで、「グロスとネット」についての質問を発見。

走り始めてから聞くようになったので、てっきりランニング用語だと思っていた(笑)。一般的な英語だったんだ。へえ、ゴルフでも使うんだ。

そういえば、お菓子の袋に「NET ○g」などとあるなあ。ネットタイムのネットは、あれと同じだったのか(^^;)。

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2007/08/02

「間違え」という「間違い」

最近、あちこちのサイトで見て気になるのが、「間違い」という名詞の意味で「間違え」と書いてあること。すごく違和感があるのだけれど、使っている人は違和感がないから使っているんだろうなあ。

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2007/06/20

トラブルにならないというトラブル

パソコンで、「こういうときにトラブルになるから、解決方法は…」という原稿の依頼が来ていた。実際に試してみたら、トラブルになるはずのことが、トラブルにならない(^^;)。

どうやら、Microsoft Updateで自動更新されて、トラブルにならなくなってしまったらしい。Windows UpdateをMicrosoft Updateにしていない人はトラブルになるのではと思うけど、そのときには、「Microsoft Updateに更新して自動更新しましょう」と言えば終わりのような気がする。

パソコンがいつの間にか進化して企画が大変更になるのはよくあることだけど、なんだか疲れる(^^;)。

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2007/01/27

半端な数字

1章分の分の原稿を、偶数ページにまとめないといけないのだが、この章はだいたいこれでいいだろうと合計してみたら、26.5ページある。

けっこう削りまくったあとなので、0.5ページ削るというのは、難しそうだ。とすると、あと1.5ページも増やさないといけないのか。ううむ。なんで、こんな半端な数字になるんだ。

…今日は、寝よう。

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2007/01/17

出版社から…

出版社から届いた、薄い封書。見本誌や資料や何かの案内ではない。ひょっとして、これは増刷の通知か? わくわく。

…と、封を開ける前に気がついた。この時期届くのは、支払調書なんだよね(^^;)。

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2006/10/27

「ダンベル」の意味

昨日書いた「『アレイ』違い」で、鉄アレイは英語ではdumbbellだと書いたけど、bellという語が入っているのが今日になって気になって調べてみた。dumbは、「音がしない」という意味らしい。すると、dumbbellは、音がしない鈴という意味なのか。鉄亜鈴は、意訳だったのね。

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2006/10/26

「アレイ」違い

お茶大で、「DNAマイクロアレイ法による遺伝子発現解析の実際」という講義を受けた。渡辺先生が作ったシステムが、"The Watanabe array system"というのだそうだ。

このシステムは、80塩基程度の短いDNAを3万種類もガラス板にずらっと並べて固定したものを使用する。

ふーん。ところで「アレイ」って、「路地」のことだったはず。何だかあわないよねえ。

私の携帯には、英和辞典が内蔵されている。机の下で、こっそり辞書を引いてみた。arrayって、整列してずらりと並んだもののことらしい。これなら、意味がピッタリだ。

じゃあ、「路地」というのは? …それは、alley。まだまだ、修行が足りない(^^;)。

おまけ。それでは、鉄アレイのアレイは、どんなつづりだろうと思って、帰ってきてからBookShelfを引いてみた。…それは、鉄亜鈴。日本語だったのか(^^;)。英語では、(a pair of ) dumbbellsというらしい。

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2006/09/15

チンゲンサイの経費

仕事で、野菜情報を得られるサイトを紹介することにした。そういえば、最近、包装紙にQRコードがついていて、携帯で生産者履歴情報を調べられるシステムがあったっけ。

ネットで調べると、野菜でもあるようだが、実際にどうなのかよくわからないので、近所のスーパーを回ることにする。いつも行っているところでは、1種類しか置いていなくて、たいした情報が掲載されていない。次に行ったところでは、5、6種類の野菜にQRコードがついている。喜んで携帯で調べようとしたら、圏外になっている。青果物売り場は地下だったのだ。とりあえずURLをコピーして、地上でサイトに接続してみると、まあまあの情報が入っているものが、何件か。

別のスーパーでは、2、3種類。そのまた別のスーパーでも2、3種類。本八幡駅の周辺には、スーパーはたくさんあるのだ。けっきょく6軒を回って、最初のところで売っていたものが一番よさそうなので、戻って、とりあえず必要があるかもしれないと思って、QRコードがついたチンゲンサイを買う。

買ってから編集者と電話で打ち合わせたら、けっきょくこの話はもうひとつなので、扱うのはやめようということになった。スーパーをのべ7軒回ったのだが。まあ、ライターの仕事というのは、そんなものだ。

そして、用がなくなったチンゲンサイが残った。スーパーのレシートを、忘れないようにとっておいて、経費につけようか。でも、税務署というところは、仕事でしか着ないようなスーツを買っても、日常生活でも着られるから経費として認めないなんていうんだよなあ。仕事がなければ、絶対に買わなかっただろうチンゲンサイが、用がなくなって胃袋に入っていったからといって、まさか経費にならないなんて言わないよね。

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2006/08/28

mixiにドーモ君ネタ

今朝のNHKで、SNSに新規参入が続出しているというニュースをやっていた。TVは原稿を読み上げるのとは別に、画面を流す必要がある。このとき画面に流れていたのは、mixiの画面。誰かの日記らしきものがうつっていて、ふと文字を見たら、ドーモ君がどうのというタイトルだった。

ははん。SNSの画面が必要だということで、誰かスタッフの日記に無難な記事を書かせて、その画面を使ったのでは。

雑誌や書籍でも、例えばメールソフトやWebブラウザの操作解説をするには、画面が必要だ。重要なのはツールバーやボタンで、表示されているメールの内容など関係なさそうに思うが、大勢の目に触れるものだから、やはり変なものは画面に出せない。気を遣うのである。メールなら架空の飲み会の連絡メールを創り上げたり、Webなら出版予定の出版社のサイトを使ったり。間違っても、競合他社のサイトを出してはいけない。

NHKニュースで、mixiの日記にドーモ君ネタ。無難な選択だ。

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2006/06/01

資料の間違い

今朝の朝刊の投書欄にも、教科書の間違い問題について、投書が載っていた。社会科の教科書で、掲載されたグラフが間違っていたのが、センター試験に出題されたので、教科書を信じた受験者は間違ってしまったはずだという。それは、大変だ。

しかし、センター試験にでるほど重要な資料が間違っているのに、教師は誰も気付かなかったのだろうか。それとも、センター試験というのは、誰もミスに気がつかないような、ささいな事柄を問題として出すのだろうか。どちらにしても、アホらしい。

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2006/05/30

誤字・脱字をなくすためのコスト

新聞の投書欄に、教科書の誤字・脱字などけしからん、パソコンなどに頼っているから、きちんと校正できないのだ…といった意見が載っていた。

教科書の誤字・脱字。たしかに、内容によっては大問題だし、あまり目立つのも困る。しかし、人間がやることには、どうしてもミスは発生する。

一般的な商業出版では、著者と担当編集者が、それぞれ2、3回は隅から隅まで読んでいる。それでも、どうしても見逃しはある。プロなのに見逃すなどけしからんと言われるかもしれないが、どんなに気をつけてみても、やはり見逃しは残るのだ。

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2006/04/14

X-Seven

いま使っているICプレーヤーはシーグランドのX-Seven(クロスセブン)という。

確かボイスレコーダー機能もあったはずとマニュアルを引っ張り出してみたら、最長6時間の録音が可能という。試しに録音してみると、音質はそれほどよくはないが、まあまあといったところ。インタビューの予備機としては、じゅうぶん使えそうだ。これまでの使用経験から、6時間も電池が持つのかというところが、ちょっと不安だが…。

価格優先で買ったのだけど、単純機能の割には、いろいろと使えるみたい。

しかし、これでまたiPodを買おうという野望がついえてしまった。私の使い方だと、X-Sevenでじゅうぶんなんだよねえ。たしか、8000円はしなかったと思うんだけど。

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ボイスレコーダー

仕事で長時間の録音インタビューをとることになった。

仕事に必要な録音は、数年前からPanasonicのボイスレコーダーを使っている。これは、いまのところとても調子がいいのだけれど、3時間、4時間の録音となるとノートをとっても追いつかない。万一失敗のときにそなえて予備の録音機がほしいなあ。

これを口実に密かにiPodを買おうかと思ったが、どうやらiPodって録音はできないのね。

いま使っているICプレイヤーも録音はできたはずだが、何時間くらい可能だったっけ?

携帯電話はminiSDカードになら1ファイル120分録音できると書いてあるので「使えるかも」と思ったが、長時間録音時はバッテリーに注意とあるので、やぱそうだ。

まあ、Panasonicのボイスレコーダーは、かなりしっかりしたものだから、これ1台でたぶん大丈夫だけどね。ボイスレコーダー機能がついている機械は増えたようだけど、長時間録音となると、専用機にまさるものは、ないのか。

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2006/02/22

調子がくるう

9歳用の原稿が終わったあとで、12歳用の原稿を書く。使える漢字は増えたけど、使えない字も、まだまだ多い。しかし、言葉づかいがいきなり変わって漢語が増えると、調子がくるう…。

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2006/02/20

「~たり、~たり」は、対にする必要があるのか

「~たり」という言葉がくれば、少なくとも、もうひとつは「~たり」がついて対になるのが、日本語としては、自然だ。例えば、「走ったり、歩いたり」とか、「とんだり跳ねたり」とか。

ただ、この規則にしたがうと、文章が冗長になることがある。雑誌などでは、文字数を減らさなくてはならないことも多い。というわけで、原稿では「~たり」を対にしないことは、多いのだ。国語の先生はどういうかわからないが、いまの商業出版ではよくある使い方だと思う。

ところで、私は普段、秀丸エディタで原稿を書いているのだけれど、いまの仕事はWord文書で模範原稿を渡されたので、Wordで原稿を書いている。Wordは、どうも「~たり」が1つしかないと、波線で注意をうながすようだ。親切なようだが、なんだか、うっとおしい。

普段は文のリズムが不自然でなければ、気にしていないのだけれど、やはり「~たり」は対にするようにしたほうがいいのだろうか。いやいや、Wordなどに惑わされずに、自分の感覚を信じたほうがいいのだろうか。

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2006/02/14

難しい言葉、かんたんなことば

某大学の公開講座のレポートの締め切りが、明日までだった。別に修了証をもらったから何かいいことがあるとも思えないが、せっかくなので、1時間ほどで適当に書き上げる。内容は適当だが、出席率がいいから、たぶん、修了証をもらえるだろう。

しかし、レポートなんて書いたのは、何年、いや、何十年ぶりだろう。「考慮するべきである」「危惧する」なんて言葉を使うのは、久しぶりだ。以前はパソコン通信でも平気で使っていたけれど、こういう言葉は雑誌などの原稿には、まず使えない。わかりやすく、かたくなり過ぎずと意識して文章を書くようになると、個人的な書き込みでも、漢字がどんどん減っていく。

実は、いま仕事で小学生向けの原稿を書いている。できるだけ小学校3年生までの配当漢字で書く必要がある。

「~が必要です」と書こうと思ったら、「必要」は小学校4年生の漢字だから、使えない。難しい漢字はひらかなにしたり、ルビをつければいいことになっているけれど、「ひつようです」というのは、何だかおかしい気がするし、なんでもルビをつけていたら、ルビだらけになっていまう。ルビをつけるのは、その記事でどうしてもはずせない言葉だけにするべきだろう。

とすると、必要なものは、「~しなければなりません」とするか。でも、必要なものが続くときは、どうしよう。「~しなければなりません。これもしなければなりません」。これでは、読みにくいぞ。音読したら舌がもつれる。できれば、「~しなければなりません」なんて、あまり使いたくないなあ。

別の言葉で表現しようとすると、かなりの語彙や表現力が要求される。かんたんなことばで書くことの方が、実はむずかしい。

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2005/12/24

王様の后が皇后は、変だ

またまたチャングムネタだけど、1日に2時間も見ていると、どうしても意識がそっちに行ってしまう。

さて、ふと気がついたのだけど、『チャングムの誓い』では、王様、皇后、皇太后が出てくるけど、王様の后が皇后というのは、ちょっと変じゃないだろうか。王と、皇帝、天皇は違う。日本のトップは天だから、その后は后。でも、様の后は妃のはずなのだ。

ただ、王妃というよりは、皇后のほうが、ドラマの雰囲気にあっているようには思う。しかし、朝鮮は中国皇帝に対して歴史的に国王を名乗っているから、これを皇帝とか天皇と訳すわけには、やっぱりいかないのだろう。意味のズレは、翻訳者の苦労の結果か。

しかし、本来、皇帝と王の意味の違いはどうなんだろう。中国は皇帝で、諸国の王に朝貢させていたはずだが、日本はだいそれた国なので天皇を名乗ったのだと思う。ヨーロッパ諸国は王が多いが、ローマ皇帝とか、ナポレオンとか、皇帝を名乗っている場合もある。

また、日本ではあまりなじみがないが、『指輪物語』などでは、High-Kingがでてくる。これは、上王と訳されることが多いけど、雰囲気としては皇帝に近いかも? 何千年も前の血筋を受け継ぐものが王位を継ぐなど、日本の天皇家をも連想させる。

それぞれ意味や語源は違うので、どう訳してもどこかに異論がでてくるのだろう。翻訳者というのは、大変だなあ。

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2005/11/23

パソコンを使う姿勢

一昨日から昨日は、久しぶりに何時間もパソコンを入力し続けた。インタビューをテープ起こしして、原稿にまとめたのだ。

最近、パソコンを使うときは、OAチェアに座った上に、壊れて背もたれがとれた椅子の上に脚を投げ出して、膝の上のLet's Noteを操作するという、お行儀の悪い姿勢になっている。お行儀は悪いが、これだと何時間も座っていても、あまり疲れない。高級OAチェアには、こういう姿勢が取れる足台が付属したものがあるくらいだ(実はそのチェアのカタログを見ていて思いついた)。

ただ、個人的に調べ物をしたりするときは、何気なく姿勢を変えたり、お茶を飲みに行ったりして動いていたらしい。まじめに仕事をし続けると、これでも1日でかなり腰にきた。腰は痛い、しかし、原稿の期限は遅れている…。

ふと思いついて、畳の上にうつぶせにねそべって、折り畳んだ座布団の上にあごを乗せてみた。ごれもお行儀がよくないが、本を読むときによくやる姿勢だ。それで手を前方に伸ばしたら、畳の上のLet's Noteを問題なく操作できた。さすがにちょっとやりにくいので、1時間くらいでやめたけど、1時間、別の姿勢でいたら、腰の痛みは取れたようだ。

こういうことができるので、Let's Noteは、本当に便利である。
しかし、こういう姿勢で暮らしている限り、着物姿は似合わないなあ…。
こういう姿勢をしているから、ひょっとして筋力が衰えるのかも?

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2005/11/01

BSをVHSビデオデッキに録画する

液晶TVを買ってとりあえず簡単にBSが見られるようになったけど、録画できないのでは、やはり不便だ。DVDやHDDレコーダーを買うのはまだ控えたいので、手持ちのVHSビデオデッキに録画できるように接続することにした。

ビデオデッキとアナログアンテナを接続し、ビデオデッキからの出力をTVの入力につなぐ。ここまでは、これまでのアナログTVと同じだ。しかし、BSはどこにつなぐんだ?

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2005/10/24

TVのマニュアル

TVのリモコンなんてボタンだらけでよくわからないだろうと思っていたが、20LC100は、機能的なボタンはちゃんと名前が付いていて、案外わかりやすい。

でも、マニュアルは、いまひとつわかりにくい。まず、つなぎ方がよくわからない。なぜわからないのだろうと思ったら、私が記載順に読んでいなかったからだった(笑)。

では、なぜ記載順に読まなかったのだろうか。当然のことだと思うけど、私は、箱をあけたら内容物をすべて確認する。マニュアルの最初は製造物責任などの警告がずらずら書かれている。これを隅々まで読む人はいないだろう。普通のマニュアルは、その次に内容物リストがあるはずだ。そう思って、内容物リストのページを探し、内容物のチェックをしたあとで、次のページから読んでいたのだ。

でも、その前に「準備(接続・設定)早わかり」というページがあった。これをとばしたために、よくわからなくなっていたらしい。ううむ。これは、ちょっとよくないのじゃないかなあ。

それに、各部の名称のあとはACアダプターをつないだら、いきなりテレビの操作の説明がはじまって、電源の入れ方などを解説している。アンテナをつながないと、電源を入れてもムダだと思うけどなあ。

ここまで書いて、やっと気がついた。そうだ、TVは家電なのだ。内容物を確認するのも、アンテナをつなぐのも、電気屋さんの仕事。そういう前提で書かれたマニュアルなのだろう。

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2005/10/21

Virtualは、「仮想」ではない

「インターネットのバーチャルな世界にのめり込まず、実体験を大切にするべき」というような意見をよく目にする。私は、これはずっと気になっていた。

バーチャルというと一般に「仮想」と訳されるが、インターネットは仮想世界ではない。ネットの掲示板では、顔が見えなくても、その向こうには人がいる。人間関係のいざこざも、仲間作りの楽しさも、密度の違いこそあれ、現実世界と基本的には同じものだ。インターネットがまるで夢の中の世界であるような説明は、おかしいと思うのだ。

しかし、先日英語サイトの質疑応答を見ていて、かなり腑に落ちた。英語のvirtualには非現実的という意味はなく、むしろ、「事実上の」「実質上の」という意味が強いという。社長が名誉職的な立場で、副社長が実質上のトップなら、副社長はVirtual President。

日本語で仮想社長というと、子どもが会社ごっこで社長をやっているようなイメージがあるが、Virtual Presidentは、肩書きが違うだけで実質的には社長の立場なのだ。

限りなく現実に近く、実質的なもの。それがvirtualなら、確かにインターネットはvirtual社会だろう。インターネットをバーチャルと呼ぶことには、抵抗がなくなった。

でも、そうすると、「インターネットはバーチャルな世界だから、もっと実体験を…」という説は、やはりおかしい。「仮想」という訳語からきた、日本人の誤解だろうか。

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2005/10/14

FRaU 「走る女」は美しい

オシャレな女性誌『FRaU』の今号の特集は、『「走る女」は美しい』。「なんだそれは?」とランナーの間で話題の雑誌を、読んでみた。

まず驚いたのは、そのボリュームだ。せいぜい第1特集で20ページくらいやっているのかと思ったら、わぁ~、雑誌全体の80%くらいが、すべて走る話だ。

最初の方は、これでもかというくらいファッション、ファッション、ファッション。外国人だらけで、私には、理解できない世界だ。でも、国谷裕子さんもランナーだとは知らなかったな。それに、紹介されている走るセレブのほとんどが、30代~40代なのには、ほぉ~。いまの読者のあこがれは、かっこいい40代でもいいってことか。

ファッション重視でシューズを選ばなくちゃみたいな話もでてきて、「それでいいのか?」と不安に思ったら、意外に後ろの方は、実用的な話が多かった。体験談やエッセイ風にさりげなくまとめているけど、かなり充実した内容だ。

これから走り始める人には、案外しっかり役に立つかもしれない。

(でも、皇居は祝田橋を通っても5.5kmはないはずだけど。)

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2005/10/12

何の電話だったの?

以前、『高い引取料金』で、FAXコピー機のリース契約を解除したら、引き取り料金が高くつきそうだという話を書いた。正確な引き取り料金を見積もりをしてくれるはずだったのだが、全然連絡がない。

まあ、リース契約解除の通知書は送ったし、引き取りの時期はまだ先だし、ということで放置しておいたのだが、先ほど担当者から電話があった。

「○○の○○と申します」
(あ、やっと料金を教えてくれるのだなと、メモを取る態勢に入る)
「どうも申し訳ありませんでした。業者からまだ見積もりが来ていないということに気がついていませんで、長らくお待たせしてしまって」
「はあ(で、見積もりは?)」
「見積もりが出しだい、連絡いたしますので、よろしくお願いいたします」

ん? いまのは何の連絡だったんだろう。

営業マンとしては、忘れていたと気がついたときに、すばらく連絡しておくのは、大切なことなのかもしれない。でも、前に電話したのは、7月末なんだよね。どうせ2か月半も経っているんだから、見積もりが出てから連絡してくれても、遅くないと思うけど。さっきは、たまたま電話機の横にいたからさっと出られたけれど、あわててかけつけて受話器を取って、いまの内容の電話だったら、きっと怒るぞ(リース会社の取引先は大半が企業だろうから、そういう心配はしないのかも)。

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『40才からのフルマラソン完走』

新しい著書の見本が届いた。

40才からのフルマラソン完走 中高年のためのマラソン入門
梅方久仁子著
技術評論社
10月18日発売

「ランニングの専門家ではない私が、マラソンの本など書いていいのか?書けるのか?」とは、思った。でも、ライターにはライターにしか書けない本があるのだ。すでに走っている人には当たり前のことばかりだろうけれど、これから走り始めたいという人や、走っては見たいけどとても無理と思っている人には、それなりにいい本になったと思う。

情報収集や写真の提供で、多くの方にお世話になりました。どうもありがとうございました。

しかし、見本が届いてあらためて思うのは、でかでかと写真が載っているのが恥ずかしい…。本当は、顔をさらすのは、嫌いだ~。

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2005/10/06

膝って、どこだ?

以前、「膝の筋肉?」で、「膝のどこに筋肉があるんだ?」と書いたけど、とあるメールに「膝の上にPCを置いて…」と書いていて、ふと気がついた。このときの膝は、膝関節ではない。そういえば、「甘えただから、お母さんの膝に座りたがって…」という言い方もある。日本語で膝というのは、太ももの前の部分をさすようだ。

でも、「膝を傷める」と言えば、膝関節周辺のことだよねえ。

ちなみに、先の「膝の筋肉?」で取り上げたミステリでは、ハムストリングとかながふってあった。ハムストリングは、大腿部後ろのことだから、やはり「膝」じゃないと思うけどなあ。

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2005/09/30

ライターの裏技?

VideoStudioで編集したビデオ映像をデスクトップでDVDに焼こうとしたら、なぜか認識しない。ドライブは認識するのに、ディスクが入っていないと言われてしまう。常駐ソフトなどを外してみたが、何度やってもダメ。

仕方がないから、QuickTimeかAVIファイルに落としてCD-Rに焼こうかと思ったけれど、CD-Rは容量が少ないから、入るように収めると、どうしても画像があらくなってしまう。

こういうときにパソコン好きの人なら、何が原因でDVD焼き付けができないのか徹底的に調べようとするのだろうなあ。でも、そんな面倒なことは、時間的に無理。そこで、普段ノートで使っている外付けDVDドライブをデスクトップに接続してみたら、こちらは無事に焼き付けできた。めでたし、めでたし。

パソコンのトラブルは、やっかいだから、期限が迫っているときに目的を達成するには、別のマシンを持ってくるのが、いちばん簡単だ。パソコンの解説を書いているライターが、それでいいのかと言われると、よくわからない。でも、何が何でもともかく解決してみせるのが、ライターなのだと思う。

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2005/09/25

「ちょうどからお預かりします」

コンビニなどで「千円からお預かりします」というのは、日本語としては「千円お預かりします」が正しい。「から」は必要ないので、耳障りだ。

…とまあ、そういう話はよく聞くが、最近はあまりにも聞き慣れてしまって、「千円からお預かりします」も、何とも思わなくなってきた。

しかし、昨日聞いたのは、「ちょうどからお預かりします」という言葉。

うーん。「ちょうどから」って、どういう意味?

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お尻に火がつく

世の中では三連休だとか言っているが、金曜日の午前中に単行本のゲラが届いて、日曜日の午前着で戻してくれという。むちゃくちゃなスケジュールだが、実はむちゃくちゃになっているのは、私が原稿を送ったのが遅れたせいで、私のために編集者やデザイナーを三連休に働かせているので、文句など言えない。平身低頭するのみ。まあ、出版業界ではよくあることだけど…。

ふと気がついて、Amazonで検索してみた。ぎゃー、まだ初校を見終わったばかりの本が、もうデータベースに載っている! 「はじめに」も、まだ書けていないのに。

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2005/09/17

勝手にメモリー

編集者から、これからイラストのラフを10枚ほどFAXで送ると連絡があった。FAXは別の部屋にあるので、終わった頃に見にいくと、途中で止まっている。しまった。インクフィルム切れだ。しかも、インクフィルムの買い置きがない。

急いでインクフィルムを買いに行かなくてはと、型番を確認するついでにマニュアルを見たら、メモリー受信の記載がない。あれ、このFAX、メモリー受信機能がないのだっけ? 最近、雑誌のゲラはPDFファイルでメールで届くし、単行本のゲラは宅配便で届くので、FAXの受信はほとんどしていない。買って半年ほど経つけど、気がつかなかった。機種選択のときにメモリー受信機能があるのを条件にしたような気がするけどなあ。忘れて違うのを買っちゃったのかなあ。メモリー受信していないと、また送り直してもらわないといけない。

とりあえずインクフィルムを買いに行くことにした。駅前の文具店にはなかったが、ちょっと離れたショッピングセンターのラオックスで、無事にインクフィルムをゲット。

戻ってインクフィルムをセットしたら、ウィーンと機械がうなりだして、残りの6枚が印刷された。なんだ、メモリー受信してたのか。

勝手にメモリーして勝手に印刷しちゃうから、操作は必要ないということで、マニュアルのFAX受信の項には載っていなかったのか? よく見たら、メモリーという項目は、別にあった。でも、ちょっとわかりにくいマニュアルだと思うぞ。

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2005/09/14

「わかりやすさ」の重要性

今回の自民党圧勝であらためて思うのは、「わかりやすさ」の重要性だ。

よく、雑誌記事などを見て、「こういう書き方は間違っている」とつっこみを入れる人がいる。パソコン雑誌では、パソコンに詳しい人ほど、ビギナー向けの雑誌は間違いだらけに見えるだろう。

でも、そういう知識が豊富な人に原稿を書かせても、通常は売れる記事にはならない。いくら正確に書かれていても、わかりにくくて受け取る側の興味をひかなければ、そもそも読んでもらえないんだよね。

自分が詳しいことを説明しようとすると、「あれも言いたい、これも言いたい」と、つい、いろんなことを盛り込んでしまう。でも、その結果、予備知識がない人には、わけがわからないものになる。原稿書きは、いかに削るかが勝負になる。

内容が極端で、多少間違いがあっても、テーマをしぼってすぱっとわかりやすく見せた記事の方が、評判はいいのだ。でも、だからといって、間違いだらけの記事を出したくはない。

それにしても、小泉さん以外の政治家は、もっと理解してもらうためのテクニックを勉強しなければ。

でも、有権者は、見た目のわかりやすさにごまかされないように、気を付けなくてはね。

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2005/09/13

シキャク?

あんまりワイドショーなどを見ないので、気にしていなかったのだけど、昨日からの選挙関連報道で気になるのが「シキャク」という言葉だ。

いい年をした国会議員が、「シキャク、シキャク」とわめくのは、なんだか恥ずかしい。あの人は、古き良き日本を守ろうとしていたのじゃなかったのかな。昔の日本人は、シキャクなんて言わなかったと思うけど。

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2005/09/06

「改革の本丸」という言葉

さっきコメントを書いていて思ったのだけど、「改革の本丸」っていう言葉は、よく考えると変だなあ。

本丸とは、通常守るもの。改革とは攻めるもの。

「郵政民営化法案は改革の本丸である」という文章を読めば、「改革は守るもの」というニュアンスになる。または、「郵政民営化法案は改革のために突き崩す対象である」と受け取れないこともない?

改革は、最初から頓挫しているという意味か?

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2005/08/12

英語もいいが、日本語も

英語の質問サイトを見ていると、「ふとした疑問」にさまざまな回答や解釈が載せられていて、勉強になる。

でも、ちょっと気になることがある。英語の上級者らしい回答で、「間違えはありません」といった不正確な日本語。日本語の質問文を明らかに誤読した反応。

英語ができるのはいいけど、日本語もちゃんと勉強した方がいいと思うよ。いや、日本語がそのレベルでは、その英語も本当に正しいかどうか、心配になってくる。

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2005/08/04

アイデアがわくとき

今日の夕方に、英会話の録音を聞きながらいつもの周回コースをだらだら走っていたら、突然、仕事のアイデアを思いついた。なぜかアイデアは、走っているときによく思いつく。

それにしても、今日はキロ8分以上で走っていたのに、心拍数が145くらいになってしまった。昨日まで135くらいで走れたのに、調子が悪いのか。そう思っていたら、TVで今日は今年いちばんの暑さだと言っている。東京は午後9時でも30度を超えているらしい。うちのあたりは少しましだが、午後6時でも30度くらいあったのかもしれない。

暑さと、ランニング、お経のような英会話の音。頭がぼーっとするほうが、アイデアがわくってことか。

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2005/07/29

高い引き取り料金

FAXコピー機のリースを終了することにした。8年ほど前に契約し、5年のリース期間はとっくに過ぎたので、1年ごとに契約更新している。

FAXはめったに使わなくなったから、オートシードフィーダーが付いたSOHO用機種は、不要になっている。ISDNをアナログに変え、家庭用FAX電話を買い換えたので、FAXとしては使っていない。

トナー式のコピー機としてはあると便利だけれど、たまになら、コンビニでじゅうぶんだろう。

しかし、念のために電話してみて驚いた。リース業者に依頼すると、引き取り費用が2~3万円はするという。エレベーターがないから作業員が2人以上必要だからということらしい。

たぶん、新しい機種に買い換えて、販売業者に引き取ってもらえば、安く済むのだろうけど、SOHO用機種に入れ替える必要はないからなあ。

買うのは安いが、処分は高い。古い物を大切に使うことを考えていったほうがよさそうだ。

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2005/07/26

計算ミス

いま書いている単行本。判型から、1ページあたり1200文字かしらんと思って書き始めたが、どうも文字量が足りない。ふくらませようとすると、散漫になりすぎる。

ふと思いついて、似たような判型の本の文字数を数えてみた。なーんだ。見出しとかのぞけば、800字くらいじゃない。これなら、イメージにピッタリ。よかった。

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2005/07/08

腱鞘炎?

久しぶりに長時間原稿を書いていたら、指が疲れた。

普段は考えながらポツリポツリ打っているのを、思いつくまま適当にだーっと入力したからだろうか。といっても、連続して1時間くらいしか打っていないのだけど。指がなまったかも。

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2005/07/03

"Keep moving"

先日見た映画『宇宙戦争』の中で、避難してきた市民がぞろぞろ歩いていると、兵士がしきりに"Keep moving"と呼びかけていた。字幕は「止まらないでください」になっていたと思う。

混雑した美術館などで、「動き続けてください。ゆっくり移動してください」ということはあるけれど、日本語で「動き続けてください」と言うことは、やはり少ない。「止まらないでください」が自然じゃないだろうか。だから、日本人が同じ状況を英語で言おうとすれば、"Don't stop"になるだろう。

そんな日本人が"Keep moving"と聞いたときには、頭の中で「movingをkeep? ああ、動き続けろってことね」と翻訳しなくてはならない。ヒヤリングでそんなことをやっていたら、次の文章を聞き取れなくなってしまう。でも、英語をかなり聞き慣れていたら、"Keep moving"で意味がさらっと理解できるはずだ。

ヒヤリングマラソンとか、多読とかの一番の効用は、そういう英語独特の言い回しに慣れることにあるのでは。流し聞きや流し読みをやっても、そう簡単に単語やイディオムを覚えられるとは思えない。ただ、同じことを見聞きしても理解が早くなり、全体の理解度が高まるのだろう。

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2005/06/09

またパソコン雑誌が休刊

ずっと書かせてもらっていた『日経クリック』が、今度出た7月号で休刊した。最近、パソコン雑誌の休刊は多い。いま、パソコン関連の情報は、インターネットで簡単に手に入る。『日経ビギナーズ』や『日経PC21』のように、対象を絞り込んだ雑誌以外は、生き残りが難しい時代になっている。

最後にサブ特集の担当をしてもらった編集のHさんは、同じ会社で、編集部に在籍中に休刊にあたったのが三誌あるとか。お気の毒。でも、フリーの立場では、書いている間に雑誌が休刊になってしまうことは、もっと多い。

私が書いたことがある雑誌だけでも、学研の『ネットピア』『PCing』、アイシーエムの情報誌『今人』、角川の『サイトでーた』、さくら出版の『チャットボーイ』、ソニーマガジンズの『バイオスタイル』、技術評論社の『パソコン倶楽部』『パソコンスタイルブック for Women』日経BP社の『日経ネットナビ』などが休刊したみたい。書かなくなってからしばらく経って休刊したものもあるが、書いているうちに休刊になって仕事がなくなったものも多い。

でも、まあ、そんなものだよなあと、最近は思っている。仕事がなくなれば、営業をかけていくしかない。フリーランスに安定はないのだ。ただ、いまは単行本の企画がひとつ通っているので、それに力を注がなくちゃ。

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2005/05/30

偽情報があぶない

先日書いた「遅い人は罰金?」は、「『下の方に冗談です』って書いてありますよ」と教えてくれる人がいた。ありゃりゃ、本当だ(^^;)。石原さんならそういうことも言い出しかねないと思っていたので、うっかり騙されてしまった。恥ずかしいからこそっと消しておこうかなと思ったけれど、私の記事を見て万一一緒に騙された人がいるとマズイ。おまけに、すでにGoogleにひっかかるようになっている。すぐに消しても、Googleにはキャッシュが残る。これ以上被害者を出さないために、訂正しておくことにした。

さて、騙される方が悪いと言われればそれまでだけど、この元記事には、冗談として、もし新聞や雑誌で公表するえなら、まずいよなあという反則がある。

新聞で冗談記事がありえないわけじゃない。例えば、毎日新聞の正月版では、100年ほど未来の日付を付けた「未来の新聞」を出していた(最近、正月版はあまり読んでいないので、いまでもやっているかはちょっと不明)。実際の時代の問題点などを取り上げて、「未来はこうなっちゃうかも」という予測をおもしろおかしく書いたもの。「新聞がウソ記事などけしからん」というクレームもずいぶん届いたようだが、何年も続けていたのは、やはり「面白い」という評価が高かったからだろう。

で、冗談を冗談として楽しく読んでもらう条件は、文章を読んでいるうちに「どう考えてもこれは変だ」と気付かせるネタをいくつか仕込んでおくことだろう。最初は騙されても、読んでいるうちに、「あれあれ?」ということになり、やがて「いっぱい食わされた」と笑い出させれば、成功だ。

例えば、この記事であれば、「参加費が1万円程度になってしまう」というのは、現実的すぎる。1万円払ってハーフマラソンを走る人は少ないと思うが、ウルトラマラソンやトライアスロンの参加費は、1万円以上が当たり前。「東京の街中を走れるなら」と払う人は、じゅうぶんいるだろう。ここで、「30分遅れれば100万円の罰金が必要」のような内容にすれば、誰だって「おかしいぞ」と思う。さらに、「石原珍太郎都知事」といった名前でも入れておけば、完璧だ。

というぐあいで、昨日は「これは問題だ。やり方が下手だ」と書くつもりだった。なぜかというと、私はこの記事を、スポーツ新聞あたりの新聞記事コラムだと思いこんでいたからだ。新聞記者が、冗談記事を書くには、配慮が足りない。プロが新聞社のサイトでやるなら、もうちょっとうまくやれ…。

でも、今朝になって調べると、これって個人サイトだよね(^^;)。

どうやら私が騙されたのは、私に「これは新聞記事だ」という思い込みがあったからのようだ。Googleで検索して出てきた個人サイトにこれが載っていても、鵜呑みにはしない。では、なぜ新聞記事と誤解したのだろう。

実は、この記事は、朝日新聞社のasahi.comを検索して出てきた記事なのだ。もちろん、新聞社のサイトといえ、検索機能で記事ばかり出てくるわけじゃないことは知っている。ただ、asahi.comでは同じ検索窓にキーワードを入れて、「WEB」「サイト内」などのボタンを押して、検索対象を区別するようになっている。ここで、どうやらキーワードを入れた後で「サイト内」をクリックしたつもりが、「WEB」をクリックしてしまったようだ。

しかも、出てきた記事が悪かった。「石原 マラソン 東京」のキーワードで検索すると、1番目はサンスポの記事で、2番目がこの記事、3番目は@runnerの一部のようだが、大会結果のシンプルな報告。4番目はプロの書いたスポーツコラム。どれも朝日新聞の記事でないことは、すぐわかったが、てっきり新聞や雑誌情報が検索されたと思ってしまった。

asahi.comの検索システムは、もう少しわかりやすくしたほうがいいのでは。

ただ、これはasahi.comというよりも、インターネットの危ないところが現れているのかも。人によっては、GoogleやYahoo!からたどり着いただけで、信用する場合があるかもしれない。いったんその人が信用して、それについてコメントすれば、元の記事が削除されたあとにも、そのコメントは残る。すると、冗談から出た内容が一人歩きして、いつの間にか真実と伝わっていくかもしれない。

インターネットで情報を探す場合は、常にガセでないか気を付けるべきだし、書く方も波及の大きさを考えれば、それなりに責任を考えるべきだろう。そういえば、かつて「ブラインドタッチは差別用語」という偽情報が、ネットを通じて広く広まってしまったことがある。インターネットは、もっともっと大きな危険をはらんでいる。

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2005/05/06

小学生は本当に北海道を知らないのか?

先の学力テストで、「小学5年生の半数以上が北海道を知らなかった」というショッキングな記事が、ニュースで報道された。毎日新聞の「憂楽帳:故郷の知名度」では、記者が故郷北海道の地盤沈下を嘆いている。

でも、このコラムに載っていたもとの問題を読んだ限りでは、私は小学生が北海道を知らなかったとは、思えないんだよなあ。

「日本列島は四つの大きな島から成り立っています。北から(   )、本州、四国、九州の四つです」

誤答は「東北」が多かったとのこと。それは、北海道とか本州が「島」だという概念が、小学生にはなかったのじゃないだろうか。だからこそ、「島」を聞かれているのに、「東北」と答えてしまっている。

社会科で、日本列島は大小の島の集まりだと教わっているのかもしれない。でも、一般的な日本人の感覚では、北海道や本州は、島じゃない(^^;)。「島」と聞いて連想するのは、三宅島や大島。大きくても淡路島どまりでは?

北海道がわからないと嘆く前に、質問文をもう少しわかりやすくするべきだろう。ただ、この問題を理解できないのでは、小学生の文章読解力が低いのは、確実だ。

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2005/04/13

ATOK2005の機能

せっかくATOK2005を買ったので、マニュアルを読んでみた。

2005の特徴として取り上げられていないので、前からあったらしいのだけど、とりあえず気が付いたもの。

読みを入れて[F2]を押すと、人名辞書で変換できるらしい。
例えば、「めかり」と入れてスペースキーでは「めかり」しかでないが、[F2]なら「銘苅」というのがでた。

郵便番号を入れて[F3]を押すと、郵便番号辞書で変換できる。
例えば、「102-0072」で[F3]を押すと、「東京都千代田区飯田橋」ね。「102」で[F3]を押せば「東京都千代田区」というのもできる。

続きを読む "ATOK2005の機能"

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2005/04/05

「ハングアップ」という言葉

PC98シリーズを使っていたころから、パソコンはよくハングアップするものだった。しかし、5年ほど前、パソコン雑誌の記者に原稿を見せると「ハングアップって何ですかぁ~」という反応。「むむむっ。てめーは、ハングアップも知らんのか」と思ったら、「あ、フリーズのことですよね~。ハングアップとも言うんですか?」と、のたまう。

うう。最近は、ハングアップとは言わないのかな~。ひょっとして、死語? 確かに雑誌記事などを見ると、「フリーズ」と書いてあることが多い。気が弱い私は、以後はできるだけ「フリーズ」という言葉を使うようになったのだが、頭にすり込まれているので、つい「ハングアップ」と言ってしまう。

でも、むかしから使っている人や、技術屋さんは同じようで、けっこう「ハングアップ」という言葉も使われているようじゃないか。たとえば、「Adobe Reader/Acrobatにセキュリティ・ホール,ハングアップさせられる恐れあり」。

ハングアップは、「通」の言葉というべきなのだろうか。

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2005/04/01

ATOK2005

ATOK16を使っていたけれど、ノートパソコンを買い換えたついでに、ATOK2005にバージョンアップすることにした。どうせだから、辞書付きのにした。

いやあ、前からいろいろ機能はあるらしいんだけど、16も使いこなしていないんだよね。操作ガイドというのがあるので、試しにやってみた。町名から住所を変換したり、カタカナを入力したら英語のスペルが出てきたり、いろいろできるらしいのだけど、どのキー操作で何ができるのか、とても覚えきれない…。

でも、正しい日本語を教えてくれるという機能は、ちょっとよけいな気がする。

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SE川柳

IT Proに『「SE川柳」大公開!』を発見。

私はSEじゃないけど、切実さに笑えます。

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2005/03/15

慣れるのに十年

今日は3月15日。確定申告の最終日だ。幸い、昨日までに書類は作っておいたので、朝から税務署に行って提出してきた。最近は要領がわかってきたから、特別なことがなければ書類を出すだけだ。それでも去年は少し並んだが、今日は朝だったせいか、すいていた。待ち時間ゼロ。

毎年同じようなことをやっているのに、1年に1回しかやらないので、覚えが悪い。しかし、今年は案外ラクにできた。青色申告をはじめて10年くらいになるが、やっと慣れてきたということか。実は、直前になって支払調書が2枚足りないことに気が付いてあわてたが、よく考えたら、どちらも支払いが5万円以下なので、支払調書はなくてもいいのであった。

本当は、その都度きちんと帳簿を付け(経理ソフトへの入力)、年末か年始に決算書を作っておけば、確定申告の書類を埋めるのは、数時間で済んでしまうのだが…。

今年こそ、さっさと入力しておこうと誓うのであった。

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メールのスキル

こんな記事を読んだ。

そのメールが相手の怒りを招く

いや、まあ、その通りだと思う。でも、そんなにメールに特化したことかな。

ここに書かれている「気持ちを傷つける」メールの例で、文面をやわらげる方法として書かれているのは、face to faceでも当たり前のことだ。話し言葉なら、「や、どうも。読ませてもらったよ。ご苦労さん。でも、ちょっと専門用語が多くて、わかりにくくなっていないかなあ。悪いけど、明日までに書き直してよ」くらいの調子で言うのが普通だろう。いくら表情がにこやかでも、「この提案書は難しい内容になっています。明日までにわかりやすく書き直してください」なんて、言うはずがない。

普通の社会人なら、そのくらいの気を遣う会話のスキルはある。ところが、文章だといやにぶっきらぼうになってしまう人がいるわけだ。

顔が見えないからより気を遣わなくてはいけないというよりも、もともと文章表現でコミュニケーションするスキルが不足しているということだろう。もともと文章が下手なのを、顔が見えないせいにしてはいけない。

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2005/02/16

クリエイティブな仕事?

最近、なかなかやる気がでないのは、仕事になれてマンネリ化しているからかと思っていたが、ひょっとすると逆かもしれない。

パソコンソフトの紹介や操作方法の解説というのは、ある程度パターンを押さえてしまえば、機械的に書けるものだ。しかし、最近、単純な操作方法の解説という仕事は減っている。ソフトが扱いやすくなって、ただ画面を並べたような記事は減っているのだ。となると、いろいろ調べたり考えたりしないといけないことが多くて、単純な力業では押さえきれない。

それに、以前からも企画を立てたりはしていたのだけれど、以前の完成度では足りないということがわかってきてしまっている。ではもう一段上に行くかというと、これがなかなか大変だ。

いろいろ考えることは好きだが、きちんとした仕事としてまとめあげるのは、すごく労力がいる。労力を出すには精神的なパワーがいるので、なかなか取りかかれない。

そういえば、よく作家などがなかなか取りかかれなくて、仕事開始前に様々な儀式が必要だなんて話を聞く。ゆっくりコーヒーを飲みながら新聞を読んでから、机の前に座ってえいやっとしないと始められないとか…。

自分ではあまりクリエイティブなつもりはなかったんだけど、これがクリエイティブな仕事というものなのかなあ。

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2005/02/14

パソコン通信の消滅

@niftyのパソコン通信フォーラムが、今日でサービスを終了し、明日には消えてなくなるらしい。それを嘆いたり、懐かしく振り返るメッセージをよく目にするのだけれど、私はあまり何とも思っていない。

私は、パソコン通信をはじめてちょうど16年になる。1989年の2月の3連休にモデムを買ってきてセットしたのだから、確かなことだ。パソコン通信を始めたことで、堅実な会社勤めをやめて、考えもしなかったフリーライターの仕事をすることになった。パソコン通信で人生が変わってしまったわけで、もっと感慨を持ってもよさそうなもんなんだけどなー。

どうしてだろうと考えると、もう、私の中ではとっくに終わってしまっていることだからだろうなと思う。

最初に活動したフォーラムは、すでに10年くらい前には、行かなくなってしまった。徐々に活動の場を変えていったのだけど、それらも、もう行かなくなって何年にもなる。じゃあそれがまったく残っていないかというと、インターネットに場所を変えて、ずっと付き合っている友だちもいる。

最初の頃こそ、フォーラムとしての「場」に固執していたのだけれど、次第にそれは重要とは思われなくなってしまったのだ。重要なのは、「場」ではなく、それを作る「人」だ。「場」が残っていても、「人」が変われば、意味はなくなってしまう。「場」が変わっても、「人」がいれば、そこにまたつながりが生まれる。

パソコン通信を始めた頃に、友だちにいかにパソコン通信が素晴らしいかを説いて回っていた。でも、いま思うと、素晴らしいのはパソコン通信ではなく、人と人とのつながりだ。パソコン通信がなくても、インターネットがあればいいし、もしインターネットもなくなっても、何らかの形で人とのつながりを持つことはできる。

16年前の私には、それがわかっていなかった。人とのつながりが持てないのは、「場」がないからだと思っていた。そうじゃない。必要なら、「場」は作ればいいのだ。それがわかるようになっただけ、16年で少し成長したかな。

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なんで英語をやるの?

以前からぼちぼち英語の勉強をしてはいるものの、なぜ数日前に突然盛り上がったかというと、それはひとつには、仕事でスパイウェアの記事を書いているからだ。

フリーのスパイウェア駆除ツールとして有名なものには、Ad-wareとSpybotがある。Ad-wareにはフリーの日本語パッチがあったが、今度日本でパッケージソフトとして販売されるということで、日本語パッチの配布がなくなってしまった。Spybotは日本語化機能があるし、日本語テュートリアルもあるが、ダウンロードサイトは英語で、ダウンロード直後の表示は英語。最近は、日本語ソフトでたいていのことはできるようになったから、こういうことも減っているけれど、やはり最新のものは日本語されていないことがある。でも、いまどき英語ソフトは使えませんなんて言えないんだよね。

でも、本当の理由は、やっぱり気力を失っているからかなあ。本当にやらなければいけないことは、もっとほかにある。だけど、それをやる気力がなかなかわいてこなくて、かといって遊んでしまっていてはいけないという気持ちがあって、それじゃあ少しでもやりやすいところから何かやろうかというときに、転がっているのが英語の勉強なのだ。

それでも、何もやらずにぼーっとしているよりはマシだろう。ということで、やる気になったときに、やれることはやっておくのだ。

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2005/02/10

留守電機能の衰退

ISDNでインターネット接続というのは、遠いむかしの話になってしまった。iナンバーをFAX専用に使っているけれど、最近、FAXを受け取ることがほとんどない。ゲラがPDFファイルでメールで届くのだ。これなら、ISDNをアナログに変更して、電話とFAXは共通にしてしまったほうがいいなあ。アナログのほうが、基本料金が1000円くらいは安いのだ。

しかし、いまのFAXはSOHO用のFAX・コピー機だ。留守電機能も子機もない。これでは困るが、幸い7年前にリースしたもので、2年前にリース期間が切れている。1年約1万円の格安で更新契約を結んでいるが、次の更新時に解約してしまえばいいだろう。いまのFAX利用状況なら、家庭用FAXでじゅうぶんだ。家庭用FAXを買って、切り替えよう。

というわけで、家庭用FAXを調べてみた。しかし、なかなか思うような機能がついたものがない。いちばん困ったのは、あって当然と思った留守電機能が、衰退していることだ。

ほとんどのFAXに留守電機能はついているけれど、留守電の転送機能やトルーセーバーがない。PanasonicとSANYOの一部機種だけのようだ。

むかしは留守電が入ったら、ポケベルに転送したものだけど、いまは、留守なら携帯に直接かけろってことかな。もし留守電にふきこまれちゃったらと思うと、外出先から、ときどき留守電を確認しなきゃいけなくなる。かといって留守電機能を使わずに携帯にかけなおしてもらおうとすると、携帯番号を誰にでも教えなきゃいけない。留守電が入れば携帯をコールしてくれるというのが、簡単でいいと思うんだけどなー。

それから、ナンバーディスプレイの機能も、案外省略されている。かかってきた番号でコール音を切り替えられるのはわずかで、番号を表示するだけという機種が多い。これは、おそらくナンバーディスプレイを契約する人が少ないので、価格をおさえるために機能を削ったのじゃないだろうか。

次々と新しい機能がついて価格が安くなっていると思ったけれど、使う人が少ない機能は、いつのまにか省略される傾向にあるようだ。

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2005/02/08

源三屋のメルマガ

楽天市場の「源三屋」をときどき利用するので、メルマガが届く。

ここは盛岡のあさ開という蔵の店だ。数年前に、スーパーで買ったにごり酒『雪渡り』がおいしかったのだが、その後、スーパーが取り扱わなくなってしまった。そこで、ネットであさ開を探して利用するようになったのだ。

さて、このメルマガ。いやに、ざっくばらんなのだ。今日のは、雑誌の『dancyu(ダンチュウ)』に酒が紹介されて、「メデタイ、メデタイ」という内容。本当に、「いやー、メデタイ、メデタイ♪」と書いてある(^^;)。

最近、ショップのメルマガで店員の個性を出そうとするのか、なれなれしい感じで日記風につづったものが増えている。実をいうと、私はそういうのは嫌いだ。くだらないおしゃべりなど、読みたくない。おしゃべり口調を見たとたんに、読むのをやめてしまう。

しかし、この源三屋のメルマガは、おしゃべり調になっているわりには憎めないというか、つい引きこまれて読んでしまう。変に飾らないところがいいのだろう。書き手の喜怒哀楽、日本酒への愛が、そこはかとなく伝わってくるような気がするのだ。

多くの人は、うまい文章を書こうとするが、「私の文章を見て~」という文章は、あざとくなりやすい。素直に「この商品を見て~」という気持ちを表すのが大切なのだと思う。

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2005/02/07

「フィッシング詐欺」という言葉

最近、TVや新聞のニュースで、フィッシングが話題になっている。見ていると、たいていが「フィッシング詐欺」と言っている。

もとの言葉は、「フィッシング」である。「フィッシング詐欺」というのは、「フィッシング」を使った詐欺くらいの意味になるだろうか。でも、私は雑誌記事やblogでは、「フィッシング詐欺」という言葉を使っている。ただの「フィッシング」では、何のことがわからない人が多いだろうからだ。

TVや新聞も同じように考えているのだろう。こうして、「フィッシング」という言葉は、一般人の間では「フィッシング詐欺」という言葉に置き換わっていく。

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2005/01/25

朝日 vs NHK、陰でほくそ笑む者

今朝の毎日新聞の「記者の目」で、牧太郎氏が、「陰でほくそ笑むのは誰だ」という一文を寄せている。

まあ、そうでしょうね。政治介入があったかどうかなんて、いまさら必死で論ずるのはナンセンス。この番組での事実はどうであれ、政治介入は、常にあるものなのだ。

番組が改編されたのは、制作責任者の長井CPだけでなく、出演者らの証言から、明らかだ。実際に政治家の指示があったのか、阿吽の呼吸だったのか、ただの早手回しだったのかは知らないが、「政治家の意向を尊重しなければ」という思いが、NHK幹部にあったのは事実だろう。でなければ、ベテランの現場が作ったのものを直前に改編指示を出すなんて、考えられない。実際に介入があったかどうかよりも、公正であり、公共のものであるはずの報道機関で、そういう思いが存在してしまうことが問題だ。

受信料を徴収している報道機関が、人事と予算を政治家に握られているということがおかしい。税金から費用がでているにしろ、主体は受信料を払っている視聴者にあるべきなのだろう。

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2004/12/12

坂本の集団

実業団女子駅伝のTv中継を録画で見ている。

3Ⅸで天満屋の坂本直子が6位集団で走っている。アナウンサーが、「坂本の集団が…」
と言う。もちろん「坂本のいる集団」という意味なのだろうけれど、一瞬、坂本のドッペルゲンガーが集団で走っているところを連想してしまった…。

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2004/12/08

グラフを読む力

国際的な子どもの学力テストで、日本の子どもの学力が落ちたと話題になっている。中でも問題は読解力なのだが、これは文章を読むだけでなく、グラフを読む力なども入るそうだ。

でも、いまさらなあ。大人だって、グラフやデータを読む力は、不足しているように思う。

例えば、『ためしてガッテン』のようなTV番組だ。よくグラフを使って「大幅に増えた」とか「減った」というが、そのグラフは、下に波線が入っていたりする。8が10になったのでは、大幅に増えたのかどうかわからないが、波線を使って目盛りを5からしか表示しなければ、3が5になったようで、大幅に増えたような気がする。TVだから、視聴者の関心をひかなければ納得してもらえないのはわかるが、ごまかしだ。

新聞によると、今度の学力テストでは、そのようなグラフを不適切だと判断しないといけない。でも、TV番組で堂々と使っているグラフを不適切だと子どもに判断させるのは、気の毒だ。

そういうごまかしが横行するのには、そのほうが視聴者が満足するというのと同時に、制作者に自然科学や社会学をきちんと修めた人がほとんどいないからではないのか。メディアをになう人たちが、自然科学や社会学をきちんと理解して、それに見合った情報提供をしなければ、一般の大人が、まして子どもが、そういうことに気が付くはずがない。

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2004/11/25

ライターのソフト購入

さっきNortonをインストールしたパソコンは、デスクトップのValueStarだ。いまこれを書き込んでいるLet's Noteには、ウイルスバスター2005が入っている。

実は、Nortonもウイルスバスターも、すでに雑誌に評価記事を書いているが、そのときもらったのは、発売前の評価版だ。今後のことを考えると、製品版を使っておく必要があるので、ダウンロード購入することにした。

パソコン雑誌のライターというと、ソフトはいくらでももらえるのだろうと思われているみたい。確かに、メーカーや出版社から借りたりもらったりすることも多いけど、実際にはそれ以上に自分で買っている。普段から、いろいろなソフトを使って知識を増やしておかないと、いざというときに役に立たないから。

個人的な利用なら、2台のパソコンには同じソフトの2ユーザー版を入れれば安い。しかし、どちらも使っておく必要があるから、1台はNortonで、1台はウイルスバスターということになる。もっとも、いろいろなソフトを使い比べるのは面白いから、損をしているとは思わないけれど。

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プロバイダのドメイン

あるオンラインソフトを雑誌に紹介しようとしたら、掲載許可が必要だというのだけれど、連絡を取るのに、会社ドメインのメールでないと返事をしないと書いてある。仕方がないから、出版社の編集者に連絡してもらった。

出版業界って、エディターもライターも個人営業の人が多いから、会社ドメインなんか持っていないことが多いのだけどなあ。今回はそうでもないけど、下手に出版社の担当者に直接連絡を取られたら、かえって話が通じなくてややこしくなることもある。

だけど、世間一般の認識からすれば、出版社名がすべてなのだろう。

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2004/11/13

"天然ダム"

地震による土砂崩れで、川の流れたせき止められた現象を"天然ダム"と言っていた。意味は間違っていないけど、なんだかイメージが違う。それに、ずいぶん無神経な言い方だなあと思っていたら、やはりまずいということになったらしい。昨日あたりから、マスコミがいっせいに使わなくなった。

それほどはまった言葉とは思えないので、みんながいっせいに思いついたとは思えない。誰かだまだまが言ったのを、便利だとそのままみんなが使ったのだろう。でも、言葉のプロなら、もう少し言葉を選んでもよかったのじゃないだろうか。

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2004/11/10

『笑いの大学』

水曜日のレディースデーなので、久し振りに映画を見に行くことにした。『日経クリック』で『SAW』をほめていたので、そちらにしようかと一瞬思ったが、きょうは明るく笑いたい気分なので、『笑いの大学』にした(しかし、なんでパソコン雑誌に映画評や焼酎の広告が載っているのだろう)。

ほぼ期待した通りの内容で、私としては○。強く押すつもりはないが、見て損はしない。

ただ、不思議なのは、観客席の静けさだ。映画だから目の前で上映しているわけじゃない。でも、もう少し反応してもいいんじゃないの? 私は「お肉」の話題で思わず吹き出してしまったのだけど、ほかの人は「し~ん」。

もっとあとのほうでは、観客全体が笑うときがあった。しかし、実は私はそこはあまり面白いと思わなかったのだ。ひょっとすると、観客の反応がにぶいんじゃなくて、笑いのツボがずれているのだろうか。でも、「お肉」ネタは、登場人物も好きだと言っている。おそらく、作者にとっては会心の作だと思うんだけどなあ。年代の差というものかもしれない。

ところで、劇中では台本の細部にこだわり、練り上げ、七転八倒して「面白いもの」を作ろうとしていく。この気持ちを忘れちゃいけないよなあと、つくづく思う。

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2004/11/09

ISDNは必要なのか?

固定電話の基本料金が値下がりするらしい。ISDNはダメかと思っていたら、100円くらいは下がるのね。でも、ISDNのほうが、基本料金が1000円くらい高いなあ。

フレッツISDNなどとうに使っていないので、インターネット接続では、ISDNにしておく必要はないのだ。しかし、ISDNのiナンバー機能を使って、FAX専用番号を使っている。専用番号なので、FAXは直接FAX機に入る。電話かと思って走っていったらFAXだったとか、夜中にFAXが入って起こされるということがない。便利である。

でも実は、最近はほとんどFAXが届くことはないのだ。雑誌のゲラは、PDSファイルでメールに添付されてくる。それを考えると、ISDNを止めちゃってもいいかなあ。

いやいや、パソコン雑誌なら、ほとんどメールと携帯で済む。でも、たまに一般雑誌や書籍の出版社と仕事をすると、FAXで資料を送ってきたりすることがあるんだよね~。もうしばらくは、ISDNにしておく必要があるかしらん。

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電話料金明細内訳

最近、電話料金などで領収書を郵送しない変わりに料金が安くなるサービスが多い。でも、うちは一応個人事業で、領収書があったほうがいい。残念ながら紙の明細と領収書を郵送してもらっている。

しかし、今日、NTT東日本の明細書を見ていて気が付いた。明細内訳書として、100円の請求がある。これは、通話先の電話番号を通知するサービスだ。仕事の通話かどうかいざとなったら証明できるように、申し込んでいた。しかし、固定電話はほとんど使わないし、使うときはKDDIだから、通話先の明細はない。それでも以前は自分の携帯電話への転送だけが記載されていたが、半年ほど前から固定から携帯も会社を選ぶことができるようになったので、KDDIで転送するようにTAを設定してしまった。だから、この半年ほど、NTT東日本には、通話料金を払っていない。なのに、明細内訳書の料金として100円(消費税を入れれば105円)を取られている。さっそく電話して、明細内訳の発行を止めてもらった。

これで、毎月105円の節約だ~。

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2004/11/02

「エコノミークラス症候群」という言葉

最近、地震関係のニュースで「エコノミークラス症候群」という言葉が頻繁に出てくる。その症状が注目されていることはなるほどと思うんだけど、言葉はちょっと気になるんだなあ。

というのも、「『エコノミークラス症候群』という言葉は、エコノミークラスだけで起こるという誤解をまねくから、使うのはやめましょう」ということになっていたはずなのだ。新聞記事などでは、「肺動脈塞栓症(エコノミークラス症候群)」のように変わってきていた。

それが、今回は、いきなり「エコノミークラス症候群」だ。もちろん、その内容は説明されているけれど、当然のように「エコノミークラス症候群」という言葉を使っている。

ただ、一般への認知度を考えると、「あの『エコノミークラス症候群』」というほうが、圧倒的にわかりやすいだろう。地震関連のこみいった記事の中で人目をひきつけるには、用語がどうのと言っていられない。私でも、おそらくそのように使うだろうなあ。

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2004/10/01

「がんばって」という言葉

日本人は、「がんばって」という言葉をよく使う。自分からがんばろうとしている人にとっては、何よりのはげましだ。災害の被災者や鬱病患者など、打ちのめされてこれ以上がんばれない人にとっては、かえって苦痛を与えるので禁句らしいが、日常生活では便利な言葉だ。

英語ではどう言ううんだろうと思っていたら、今日のTVニュースで、米国人のコメントに「がんばれ、イチロー」という意味の字幕がでた。音声は、恐らく"Go, Ichiro!"と言っていた。直訳すれば、「イチロー、行け~!」と、いったところか。日本語では競走馬か何かの応援になっちゃいそうだけど、英語では、きっと普通の言い回しなんだろう。

「がんばる」というのは、どちらかというと「その場に踏みとどまって耐える」という意味があるけれど、"Go!"というのは、突き進めということだよね。国民性の違いかしらん。

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2004/08/31

大相撲は、Sumo wrestling

以前「ハンドルネーム」ができたわけで、わかりやすくするために重複を承知で使うということを書いた。

きょうNHKの「英語でしゃべらナイト」で相撲の話を見ていて、中学生の頃、相撲は英語で「Sumo wrestling」と言えと教わったのを思い出した。それから、東大寺は「Tohdaiji Temple」だ。隅田川は「Sumida River」でもいいだろうけど、荒川は「Arakawa River」かなあ。

当時は、東大寺なら「Tohdai Temple」が正しいはずじゃないかと思って変な感じがしたが、"Where is Tohdai Temple?"といっても、通じにくいだろう。それなら、「Tohdaiji!
Tohdaiji!」と騒いだほうがいい。重複英語を使っているうちに全然気にならなくなっていた。ここでも、正しさよりも、わかりやすさが優先されている。

ただし、TVの画面に映ったパンフレットには、ただ「Sumo」とあった。いまは、単にSumoでかなり通じるらしい。

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2004/08/06

仕事は連絡をつきやすくするのが一番

「夫をそんなに甘やかしていいものなの?」の記事で、深夜の電話というのを書いた。

普通の人なら「深夜の電話なんてかけるほうが非常識」と思うだろうなあ。でも、出版業界では、なれた相手なら、午前零時くらいまではかかってきても不思議じゃない。

でも、やっぱりあまり遅くの電話は非常識かな。最近はメールやFAXがあるから、電話などかけなくてもたいていの仕事は進むのだ。

ただ、緊急に確認したいことというのは、あるだろう。どんな仕事でも、緊急の連絡というのは、あって当たり前だ。

深夜の電話で夫に激怒されたのは、妻のほうにも落ち度があると思う。いま、なんのためにこれだけ携帯が普及しているのだ。仕事の連絡は携帯にかけてもらうようにして、携帯をマナーモードや留守録で武装しておけばいいのじゃないか。

私は1人暮らしだから、勝手に電話に出る夫や子どもはいないけど、連絡をつきやすくすることは、常に第一に考えてきた。12年前に自宅で仕事をするようになって、即座に購入したのは留守番電話機だ。さらに、時代とともに留守番電話に録音されるとポケットベルに連絡が飛んだり、携帯に転送されるようにしてきた。仕事の連絡がメール中心になりだしてからは、メールをPDSで読んだり電話で音声読み上げで聞いたりしたあげく、いまは携帯に全文を転送することで落ちついている。

携帯のおかげで仕事にしばられるという人がいるけれど、私は携帯のおかげで、かえって仕事にしばられなくなった。数時間おきに留守電を確認したりしなくていい。電波が届かないところに行ったり、どうしても仕事をシャットアウトしたいときは電源を切っておき、あとで確認すればいい。携帯を持っているおかげで、平日でも気軽にショッピングや旅行に出られるようになった。以前は、平日には仕事以外ではなかなかでかけられなかったのだ。

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2004/07/22

サテライトセンター

街を歩いていたら、クロネコヤマトのサテライトセンターというのを見つけた。

サテライトとは、衛星のことで、周辺にあるというような意味だ。
センターとは、中心という意味だ。
気持ちはわかるけど、なんか矛盾している。

サテライトステーションとかにしておけばいいのに。

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2004/07/19

雑誌の間違い探し

以前から雑誌の誤字・脱字などはときどき見つけていたが、編集の仕事で校正を経験してから、もっと細かいところにも気がつくようになった。例えばタイトル周りや肩の文字の矛盾だ。

『ランナーズ』の9月号、p.8のタイトルの下の飾りに「42.195km」という文字が躍っている。でも、このページはサロマの100kmウルトラマラソンの記事なんだよね。「42.195km」の背景はどうやらサロマ湖の形に写真をくりぬいたものらしいので、よけいにおかしい。

もし自分が編集者なら青くなるところだが、読者としては笑い話。間違い探しを楽しんでいる。

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上の文章をいったんアップロードしてから気がついたんだけど、問題の42.195kmはどうやらCGで作成したのではなく、実物の標識のようだ。「9」の文字に縦線が入っているのは、中の○を支えるためだろう。とすると、これはサロマの42.195km地点に実際に立っている標識か。

だとすれば、間違いではないんだろうけど、やっぱり100kmの記事でタイトル周りにキャプションもなしで使うのはまずいよなあ。見たことない人は、「どうしてウルトラで42.195km?」と思うよなあ、なんてことを雑誌を見ながら考えてしまう。職業病かも(笑)。

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2004/07/15

「ハンドルネーム」ができたわけ

少し前にfrunの会議室でも話題になっていたけど、たつさんのチョコログに「ハンドルネーム」には違和感があるとあったので、ついでに。

私がパソコン通信を始めた15年前には、もともと「ハンドル」という用語のみがあった。ハンドルという単語にネームという意味があるわけじゃないけれど、「ハンドル」は「ハンドル」。「ネーム」なんてものは、くっついていない。

これが「ハンドルネーム」と呼ばれるようになったのは、初心者向けのパソコン雑誌の編集者やライター、ネット運営者のせいだと思う。

私はパソコン通信にどっぷり浸っていたから、当然、「ハンドル」になんの違和感もなかった。原稿にも「ハンドル」と書いた。「ネットでは、『ハンドル』と呼ばれるニックネームで呼び合います。あなたも素敵なハンドルをつけてみましょう」。こういう記事なら、いい。しかし、「ハンドル」とは何かを説明するスペースがないときもある。欄外注や括弧書きの説明も、めったやたらには使えない。誌面や文章が複雑になって、わかりにくくなってしまう。

あるとき編集長が言った。「『ハンドルネーム』にしましょう」。「ハンドル」という、ヘビーユーザーにもわかる言葉を使いながら、「ネーム」と付けることで、まったくの初心者にも「どうやら名前のことらしい」と推測できる余地を残したのだ。

私は最初はものすごく違和感があったけど、ずっと使っているうちに、それが当たり前になってしまった。いまでは、大手プロバイダーのメニューにも、堂々と「ハンドルネーム」欄が出てくる。ここ5年くらいのうちにネットを始めた人は、むしろ「ハンドル」のほうがなじみがないだろう。

こういう言い換えは見苦しいという人がいる。でも、パソコン用語はむずかしくて、さっぱりわからないという人もいる。雑誌やプロバイダーは、大勢のユーザーに受け入れられてナンボであるから、初心者のほうが圧倒的に多い情勢では、初心者よりになるのは、仕方がないことなのだ。

似たような造語や言い換えは、他にもたくさんある。例えば、メールソフトなんて言葉は、もともとなかった。出始めは、メーラーといっていた。メールソフトはすっかり定着して、いまやメーラーという人の方が少ないのでは?

でも、さすがに「エディタソフト」は、定着していないみたい。Windowsでは、初心者がエディタを使わないで済むからだろうか。変な言葉が定着しなくて、めでたし、めでたし。

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2004/07/03

お詫びの電話はいらない

近くのセブンイレブンから中古のノートパソコンを宅急便で送ろうとしたら、パソコンのような精密機械は宅急便では扱えませんという。そんなはずはないとヤマトに問い合わせてもらったら、やっぱりダメだという返事。でも、「せいぜい2万円程度ものですよ」と言ったら問い合わせなおしてくれて、やっとOKということになった。

帰ってきて、ヤマト運輸のホームページで調べてみた。宅急便では精密機器を扱わないという記述はないし、補償額が30万円以上のものは扱わないと記載されているだけ。パソコン宅急便というのがあるが、あくまで責任を持って梱包をしますというサービスらしい。いまどき、新品でも30万円を越えるパソコンは、ほとんどない。「パソコンは扱えません」というのは、どうみても間違いである。

ご意見・お問い合わせのコーナーから、「どうなっているの?」というメールを送ったら、私のいうとおりなので、これからは営業所や取扱店に周知徹底するように気を付けますという返信が、すぐにメールで届いた。きちんとした内容で感じがよかったので企業イメージはアップし、私の中でこの問題は終わった。

ところが…。翌日、朝の9時半に担当地区の営業所から電話があった。こちらも、私のいうとおりで、まことに申し訳なかった、これからは気を付けますという内容。でもねえ、いちいち項目をあげて、これはこうで、あれはこうでと、のんびり説明されるのである。これからでかけようと思っているんだけどなあ…。適当なところで「すみませんが、電話の相手をするのはかえって迷惑です」と言って、終わらせてしまった。

今回、たまたま電話の前に座っていたので固定電話の受話器を取ったけど、うちの電話は数回鳴って出ないと、携帯に転送される。携帯で取ると、転送にかかった通話料がかかる。それに、今回はたまたま起きていたけれど、朝の9時半というと、まだ寝ている可能性もある。飛び起きて受話器まで走って、結局取り切れずに携帯で応対するという、最悪の事態になる確率は、それほど低くはなかった。

まあ、携帯への転送とか起きている時間というのは私の都合なんだけど、9時半というと、家庭では自宅にいたとしても、これからでかけようとバタバタしている人は多いのじゃないだろうか。

営業所からもきちんとお詫びをしよう、きちんと説明しよう、早めに連絡しようというのは、けっして悪いことじゃない。ただ、電話というのは、もう時代遅れなんだよね。自分が都合のよいときに読めるメールの方が、こちらとしてはありがたい。

メールでは気持ちが伝わらないというのであれば、いっそ手書きの手紙でも送ってくれればよかったのに。

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2004/06/23

フリーランスライター?

最近、「フリーランスライター」という肩書きをよく目にする。

フリーライターというのは、もともとフリーランスのライターを短縮しただけだから、別に間違いじゃない。むしろ正確と言えるだろう。でも、フリーライターという言葉がかなり普及したいまになって、どうしてわざわざ「フリーランスライター」なんて舌をかみそうな言い方を復活させようというのだろう。だいたい、雑誌や新聞では、文字数には制限がある。「フリーライター」でさえ多いのに、「フリーランスライター」なんて文字数を大量消費する肩書きは、編集者泣かせに違いない。

ちらっと聞いたところでは、「フリーライターは自由なライターだ!」なんていう人がいて、それをカッコつけていると思ったライターが、フリーライターというのを恥じたとか…。それが本当なら、アホちゃうか。

自分がどう思うかは自由だけれど、もともと英語のfree=自由ではない。freehandと言えば単に手描きということだし、freepaperは無料雑誌。フリーは、別にカッコよくはないのだ。

業界内なら、「ライター」という言い方が手頃だ。フリーとかフリーランスとかつけなくても、「ライターの○○ですで話が通る。でも、これだと一般には通じないことがあるのが難点だ。ライターというと、火を付ける道具と思われるかも。実際、Googleで「ライター」と検索すると、火付け道具のサイトがぞろぞろ出てくる。

というわけで、私は「フリーライター」でいいと思っている。センスとしては、「フリーライター」は手あかが付いた言葉で、どちらかというと、ダサい。でも、言葉で一番大切なのは、多くの人に対して意味が通じること。次に、言いやすく読みやすいことだ。

それに、いまさら「フリーランスライター」っていうのは、すごくカッコつけてるように思う。いかにもカッコつけていると見られるのは、一番ダサい。一見ダサく見えても、カッコつけていると思われないほうが、絶対にカッコいい。それが、関西流の私の美学だ。

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2004/05/26

時間管理能力よりも気力

SOHOで成功するには、時間管理能力がどうのこうのとよく言われるけれど、それはたいしたことはないと思う。何かをしながら何かをするとか、合間合間に何かをするとか、そんなノウハウは、本気になれば、誰だって思いつくだろう。

問題は、気力。精神エネルギー。集中力。

私は、全体的な精神エネルギーは少ないほうだ。ナマケモノである。バリバリ動き回る起業家などには、圧倒されてしまって、どちらかというと苦手だ。でも、何かにのめり込んだりしたときの集中力は強い。がんばっているつもりはないのに、気が付いたら、いろんなことを調べ上げていたりする。つまり、オタク力ってことかな。

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2004/05/23

ライターは源泉徴収される

サラリーマンが自分たちは損だと思う理由の1つに、自分たちは所得がきっちり把握されて源泉徴収されているけど、自営業者は自己申告だというのがあるだろう。自己申告なら、適当に所得を隠すこともできるじゃないかというわけだ。

でも、自営業者にもかかわらず、ほとんどの所得を把握されてしまっている職業がある。ライター、作家、イラストレーターなど、原稿料が主な所得になっている人たちだ。

個人に支払われる原稿料は、一律10%を源泉徴収される。1度の支払額が100万円を越えると、越えた分については20%だ。どんな仕事をしたって、経費は使う。最低所得税率は10%。ということは、税率が10%を越えない限り、経費分はいつも取られすぎ。

何千万円も売り上げがあるライターならともかく、数百万円程度だと、毎年確定申告で何十万円もの返還がある。こんな制度おかしいよね~。

ということで、ライターになりたい人は、税制面ではすごく不利な職業なのだと覚悟しておこう。何千万も稼ぐようになって、会社組織にすれば得だけど…。

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雇用所得控除の矛盾

サラリーマンには、「自営業者と違って経費が認められない」という意識が強い。でも、サラリーマンには雇用所得控除という制度がある。給与所得でさえあれば、所得から一定の額を経費とみなして控除してもらえるのだ。

雇用所得控除の最低額は、65万円。年収何百万円のサラリーマンなら、通常100万円以上は控除されている。だけど、いまの日本でサラリーマンとして働いて、年間100万円も自腹を切っている人がどれだけいるだろうか。ほとんど会社が出してくれているはずだ。

では、なぜ「サラリーマンは損」という話が出てくるのだろう。それは、会社組織の個人事業者が得をしているからだ。会社組織で社長報酬を雇用所得として受け取れば、雇用所得控除が使える。経費はすべて会社持ちで、所得からさらに控除される。こんなおかしな話はない。

けっきょく、税制面で損をしているのは、私のような会社組織でないフリーランスだけ。サラリーマンの得の延長に、会社組織の個人事業者の大得がある。サラリーマンさんたち、自分に不利な部分に目をつぶらず、大得を許さない税制改革をしてみる勇気を持ってみない?

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確定申告の誤解

先にすれちがいの話で税金のことを持ち出したけど、税金の話では、もっとひどい勘違いがある。以前、仲間と旅行したとき、会計をしてくれた人が、私のためにホテルから領収書をもらってくれた。私が自営業者だから、領収書が欲しいだろうというのだ。いらないと断ると、「せっかく頼んで書いてもらったのに」とご機嫌ななめな様子。全部説明するのもやっかいなのでその場は一応受け取ったが、もちろん使わずに捨ててしまった。いらない領収書を書かされたホテルの人こそいい迷惑だ。

確定申告で経費として申告できるかどうかは、その出費が仕事に必要だったかどうかできまる。一介のライターが地方のホテルの領収書を、どんな経費として申告すればいいのだろうか。もし取材旅行だとしたら、交通費だって経費にしなければならないし、何の仕事で取材したのか説明できないといけない。ウソでウソを塗り固めることになり、そんなことできるわけないのだ。

実を言うと、私のような弱小業者は税務署の調査を受けることは、めったにない。自己申告がほとんどそのまま通ってしまうので、あやしげな申告でも、通らないこともない。ただ、その場合は、領収書さえ必要ない。領収書は保存の義務はあるが、確定申告のときに1枚ずつ見せる必要などないのだ。

日本の社会には、「自営業者は領収書を欲しがる」という変な誤解があるようだ。確かに、中にはそういう人もいる。同窓会で領収書を持ち帰る自営業者の話は、よく聞く。でも、そういう場合って、接待交際費などに使って不自然にならない業種の人が、不自然でない地域で不自然でない金額のはず。領収書さえあれば、何でも役に立つというものじゃないのだ。

それに、気楽な親切心で脱税の幇助なんてしないほうがいいと思うよ。

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2004/05/17

行間を読まなくていいの?

文章の解釈とはむずかしい。ネットでは、文章を読んで相手が怒っていると思い込むと、特に感情を込めずに事務的に書いただけだったり、冗談っぽく書いてあるのが、本当は怒りにまかせた皮肉だったということがある。そこで、「ネットでは行間を読むな。書いてある通りに解釈しろ」とよく言われる。

しかし、行間を読まずにコミュニケーションが成立することなど、実際にはありえないだろう。すごく怒っていても、いい大人なら、怒りをそのままぶつけることはない。ただ、それとなく相手の無礼を指摘したり、婉曲に怒りを表現することはあるはずだ。また、本人が感情を押し隠したつもりでも、読む人が読めば、感情はにじみ出ているものだ。

真にコミュニケーションをしたいのであれば、行間を読まないのではなく、できるだけ正しく行間を読み取ろうとする訓練が必要だ。むしろ、行間を読むべきなのだ。

ただし、自分の解釈を絶対的なものだと思い込まないことと、固定概念を捨てることは必要だ。どんな達人でも、100%正確に行間を読み切れたりはしない。

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2004/05/11

自己アピールのコツ

来年の新入社員面接をやった友だちが、「みんな自己アピールが下手だなあ」と話してくれた。自己アピールなんだから、自分のいいことを言わなきゃいけないのに、自分はこれはダメ、あれはダメと、悪いことばかりいうというのだ。確かに、それじゃあアピールにならない。

ただ、ライター志望者やSOHO志望者の自己アピールを見ると、「なんでもできます」というのがけっこう多い。これも自己アピールとしては、失敗だ。

「なんでもできます」と言っても、実際になんでもできる人間などいない。ただ優秀に見せようとするのではなく、特徴を明らかにすることが必要だ。それも相手が望んでいるような、長所になりそうな特徴を強調し、キャラクター(個性)を印象づけるべきだろう。

そのために、私は「こういうのは苦手なんですよね」という話をすることはよくある。例えばパソコンの自作は面倒だからやらないというのは、趣味的なパソコンいじりではなく、実用的なパソコン活用術の記事を求めている編集者にとっては、プラスイメージになるはずだ。

もっとも、「苦手」をどこまで言ってもいいのかは、むずかしい。失敗はあるが、実績があるので目をつぶってもらっているというのが本当のところだろう。

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2004/05/08

「こんにちは」か「おはよう」か

パソコン通信をはじめてから、挨拶は「こんにちは」で統一している。もともと挨拶の時間帯にはあまりこだわりがなかったし、こちらが投稿するのが朝でも、相手が読むのは夜かもしれない。その逆もある。だいたい、手紙に「おはようと」か「こんばんは」は書かないだろう。

しかし、1日中「こんにちは」では気持ち悪く思う人は多いらしい。朝の投稿に「おはよう」、夜の投稿に「こんばんは」はかまわないが、「こん**は」なんていうのが出てくると、私はそっちのほうが気持ち悪い。声に出して読めない、どっちつかずの言葉がいやなのだ。それに、正規表現で「こんにちは」と「こんばんは」を共通に表すのなら、「こん*は」か「こん??は」が正しい。「こん**は」なんて表現は考えられないのだ。どうせなら、「こん○○は」にしてもらったほうが、日本語らしい。

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2004/05/07

こんな言葉のすれ違いも

言葉のすれ違いをもうひとつ。

数人で飲み食いをしたときに、自営業者だというと領収書をくれようとする人が多い。領収書があれば、税金対策になると思っているのだ。とんでもない誤解である。顧客の接待をするような仕事ならともかく、一介のライターが、仕事で何人もの飲食の負担をすることなど、通常では考えられない。そんな経費は申告できないし、そもそもそれは脱税行為だ。節税ならいくらでもやるけど、不正行為をするつもりはない。

あるとき、むりやり領収書をくれようとした人がいたので、「いやあ、実はこの前、○○さん(仲間内の税理士)に、『悪いことしたらおたくの管轄税務署に密告するからね』と言われちゃったんですよ。だからいりません」と笑って断った。すると、それを聞いていた別の仲間がいわく、「○○さんって、そういう人なんだよね。気にしないほうがいいよ」。

おーい。それは違うだろう。

○○さんにそういう意味のことを言われたのは事実だけど、もちろんそれは冗談だ。私は自分は仕事上の経費でもない領収書を集めたりはしない。そんな不正行為はしたくないと本来は言いたいのだが、親切心で言ってくれているのに、ストレートに断ると角が立つ。だから第三者を引き合いに出し、それが不正行為であることを思い出させ、冗談っぽく断ったのだ。どうして、そういう解釈になるのかなあ。婉曲に表現するって、むずかしい。

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それは意味が違うでしょう

こんなすれ違いを見た。

ある掲示板で、「うっかり別の掲示板に書いて、しかられちゃいました。改めてこちらで質問します」という発言に、「私はあちらの掲示板も見ていましたが、○○さんは、とても親切にコメントしていたじゃないですか。しかられたなんていうのは失礼ですよ」というコメントが。

おーい。それは違うだろう。「しかられてしまった」というのは、○○さんに対する非難ではない。「自分が間違っちゃいました。悪いのは私です」という謙遜に、多少のはにかみを込めて冗談っぽく言っただけのことだ。

おおげさに自己反省してみせるという思いやりが、コメントした人への非難と受け取られてはたまらない。でも、この手のすれ違いは、けっこうよく見かけるんだよね。

裏の意味を理解できずに、言葉をストレートに取りすぎるのだろう。地方や世代によるコミュニケーション文化の違いかなあ。コミュニケーションの訓練不足で言葉の感性がにぶっているのだとしたら、とても悲しい。

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2004/05/06

何のために雑誌を作るのか

昨夜のNHK『その時歴史が動いた』で、日本で童謡ができあがるまで、という話をやっていた。作家の鈴木三重吉が、長女の誕生をきっかけに、子どもたちに芸術を届けたいと思う一心で、子どものための雑誌『赤い鳥』を創刊する。出版というのは、もともとそういうものだったのだなあと思った。

出版業界で仕事をしていると、いつのまにか「どうやって売れる本を作るか」ばかりを考えてしまっている。もちろん、商売としてやる以上、売れないものを作るわけにはいかない。なんらかの形で収益をあげないと、続けてはいけない。

ただ、出版物は誰かのために提供するのだということを、忘れないでおきたい。面白そうな企画で売れたけど、途中で投げ捨てられるようなものは作りたくないのだ。

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2004/05/01

自営業の悩み

先週の月曜日の夕方からどうもおかしいなと思ったら、熱がでてきて、39度まであがってしまった。もともと喉が腫れやすいたちだが、どうも癖になってしまったようだ。水曜日にいったん平熱に下がったが、木曜日にまた39度まであがって、金曜日の朝にやっと下がった。免疫力が落ちてるのかなあ。

一人暮らしはこういうときに不便なことがあるけれど、なんといっても困るのは、仕事の締め切りだ。1人で仕事を請け負っている以上、代わりにやってくれる人はいない。熱が出ようが骨折しようが、なんとかしなければならないのだ。という具合にライター志望者はよく脅されるが、もちろん、何が何でも締め切り厳守なんてことはない。そもそも、そんな高熱で、まともな原稿など書けっこない。ただ、なんとか穴を開けないように手段を考えなくてはならないのは事実。単行本2つの再校と雑誌の原稿2口があったが、分量的にはそれほどでもなかったので、なんとか少しずつあとにずらしてもらって片づけた。

それにしても、こういうときに、悩むことがもうひとつある。素直に病気だと報告するべきか、なるべく病気を隠すべきか…。病気だと言えば、それなりに応じてくれるのだけど、あまり身体が弱いと思われたら、仕事が減るかもしれない。弱みを見せるとまずいような気がするけれど、弱みを見せないと、たださぼっていると思われるかも。絶対的な正解はない。けっきょくは相手との付き合いの長さや信頼関係と、そのときの仕事の様子を見極めて、1つ1つ判断していくしかないのだ。

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2004/04/23

理解して書く

わかりやすく書くためには、書き手が書く対象をどれだけ理解しているかも重要なポイントだ。

かみくだいて説明するためには、一度その内容をすっかり自分のものにしてしまわなくてはならない。理解しないまま、辞書や資料から他人の言葉をちょこちょこ引用しても、それは借り物。自分の言葉になっていないから、読み手を感動させることも、納得させることもできないだろう。

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2004/04/22

つまらないものですが…

さっき、何気なくTVを付けていたら、NHKで上手な日本語の使い方の話をしていた。「お」の使いすぎなどは予想通りだが、ちょっと驚いたのは、人にものをあげるときに「つまらないものですが…」というのは、「いまはもう使わないでしょう」ということ。

友だち同士ではもちろん使わないが、ちょっと距離をおいた人にプレゼントするときには、手頃な慣用句として使っているけどなあ。私は、死語を使う年配の人になってしまったということか(笑)。

もちろん、本気でつまらないと思ったものをあげるわけがない。ただ、友だちにあげるときにでも、「たいしたものじゃないよ」とはよく言っている。相手に遠慮させないようにという心遣いだ。こういう言葉が使われなくなっているとしたら、遠回しに気を遣うということがすたれてしまったということか。ストレートにものを言わないと、通じなくなっているというのは悲しいが、多種多様な人間とコミュニケーションする国際化時代には、しかたないことなのかもしれない。

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2004/04/17

むずかしい言葉を使わない

わかりやすく書くコツの第一は、むずかしい言葉を使わないことだ。

漢字交じりやカタカナ語をどんどん並べると、なんとなく自分が賢くなったような気がする。でも、それってタダの自己満足だ。読んですっとわかってもらうためには、できるだけ簡単な言葉で書こう。

簡単な言葉で言いたいことを的確に表現するのは、案外むずかしい。いろいろな言葉を知っていなくてはならないし、頭を使う必要もある。書き手の力が試されるのだ。

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なぜ回答するのか

古くはニフティのフォーラムの会議室から、メーリングリスト、掲示板と、さまざまな場所で質問があがる度に、せっせと回答している。「どうしてそこまで親切にするのか」という友だちもいるけれど、純粋に親切心で回答しているわけではない。

「自分はそういうことを知っているぞ」と誇りたい自己顕示欲も、もちろんある。でも、それよりも「この質問に対するベストの回答は何だろう」という探求心が大きいような気がする。だから興味がわくと、知らないことでもわざわざ調べて回答したりもする。

人にきちんと説明しようとすると、情報を整理して考えをまとめなくてはならないし、説明方法の工夫も必要だ。そうやって回答を続けることで、自分の情報量も、文章力も、飛躍的にレベルアップしてきた。

ネットでは生半可に回答すると、より詳しい人からつっこみが入ることがよくある。ライターとしてスキルアップするには、またとない場所だ。

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2004/04/15

怒りの表現が必要なこともある

あるライター志望者が、仕事を紹介してくれないかとメールで相談を持ちかけてきたことがある。多少知っている人だったし、実力は多少ある人なので、それなりに考えてアドバイスしたのだけれど、何だかおかしい。ライターになりたいと言っておきながら、なんとなく真剣ではないようなのだ。

それをそれとなく指摘すると、実は本心はライターではなく、カメラマンになりたいという。とりあえずフリーでやっていくためにはライターの仕事がほしいと思ったが、最終目的はカメラマンだと私に言ったら相手にされないかもしれないので、ライターになりたいと偽ったのだそうだ。

それは、まだいい。付け加えて書いてきた言葉がひどかった。「あなたの書き方で、自分はいやな思いをしました。メールは顔が見えないから、気を付けるべきです。お互い気を付けましょう(^^)」だって。

バカヤロウ。それしか言いようがない。

「あなたは、人にものを頼んでいる立場だ。こちらは、自分にとって何のメリットもないのに、相談にのってあげている。それを、自分の都合で嘘をついたのは、あなた。私はそれを感じたから、それとなく不快感を表現しただけだ。不快感を表現したのだから、いやな感じがして当たり前だろう。自分の不快感を主張する前に、自分が相手に不快感を与えているということを、感じるべきだ。フェイスマークなどでごまかせると思う方がどうかしている」。こんなことを書いてやりたかったが、ばかばかしいので、無視して返答しなかった。

いろいろな人がいれば、考え方の違いはある。不快な行為には不快感を、怒ったときには怒りを表現するのがコミュニケーションだろう。最初からケンカを売ったり、相手の人格まで否定するのはよくないが、自分の気持ちはきちんと伝える必要がある。いつも気持ちを押し殺していたのでは、気持ちが通じあうことはない。

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文章よりも気持ちが大切

「ネットは文字だけの世界だから、文章には気を付けて」とよく言われる。でも、私は、ちょっと違うと思っている。

「文章に気を付けて」というと、文章さえうまければ、うまくコミュニケーションできるような気がしてしまう。でも、非常に礼儀正しく達者だけど、書いている内容はなんともはや失礼な文章というのは、たくさん存在する。プロバイダーやメーカーに苦情や問い合わせをしたときの返信メールには、そういうものが多い。恐らく、担当者が自分の言葉で書かずに、模範解答例を見て、対応しているからだろう。

文章で誤解が起こることは、確かに多い。でも、文章には書いた人の気持ちや人柄が自然ににじみでてくるものだ。たとえ誤解が芽生えても、根気よく自分の言葉でやり取りをしていれば、それなりに気持ちは伝わっていく。ところが、下手に使い慣れない言葉を使って文章を練ると、とんでもなくつっけんどんで感じが悪い文章になることがある。

どんな言葉を選ぶか考える前に、相手の気持ちに気を配ってみよう。そうすれば、自然に気を配った言葉が出てくるはずだ。

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2004/04/13

GW進行

フリーランスのライターは、自分がボスだ。世間が休みの日や深夜早朝に仕事をしている場合があるかと思えば、平日昼間に友だちとビールを飲んでいたり、のんびり寝ているときもある。自分のペースで仕事を組み立てられる…というのは理想の話で、現実はお客様商売。週末に「来週開けにお願い」と言われれば、なかなかイヤとは言えない。けっきょく他人の都合に引っ張り回されることが多いのだ。

その典型的なのが、お盆進行、年末進行、そしてゴールデンウィーク(GW)進行だ。印刷会社や取次店が長期休暇に入るため、普段よりも雑誌の締め切りがズズッと前倒しになる。

そして、いまがそのGW進行の真っ最中なのだ。いませっせと働いても、こちらはあとで長期休暇を取れるというわけじゃないんだけどなあ。でも、ひあがってしまうと困るので、来る仕事は基本的にみんなありがたくお受けするのだ。

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2004/04/11

言葉で伝えると言うこと

言葉でいちばん大切なことは、意味が通じるかどうかだと思う。どんなに美しくても、正しくても、意味が伝わらなければ、それは言葉ではない。

やっかいなことに、正しい言葉を使えば意味が通じるとは限らない。一方的に正しい言葉を使っても、相手が意味を間違って覚えていれば、別の意味にとられてしまう。例え間違った言葉遣いでも、伝えたい相手に、よりうまく伝わるのなら、そのほうがいい。

正しい言葉を知っているのはいいことだが、正しさだけにこだわっていては、人に何かを伝えることはできないと思う。

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2004/04/10

新人ほど名刺に気を配る?

しまった。また名刺を切らしてしまった。

フリーランスでは、名刺を作ってくれる会社はない。自分で用意しなければいけない。重要な営業アイテムということで、最初はかなり気を遣っていた。友だちのデザイナーに頼んでプロにデザインしてもらい、常に切らさないようにしていた。

しかし、仕事はたいてい自宅でやるし、顧客はだいたい決まっている。何ヶ月も1枚も名刺を出さないこともある。そうなると、だんだんとおざなりになってきて、注文するのが面倒になった。最近では、必要に応じてパソコンのプリンタで印刷している。しかも、よく切らしてしまう。

いけないなあと思うのだが、ふと思い出すと、新人の頃に出会ったベテランライターには、何の変哲もない名刺を出す人も、切らしている人も多かった。新人にもらう名刺ほど、こったデザインで工夫をこらしていたみたい。つまりは、新人ほど必死で営業する必要があるというだけか。

もっとも、やっぱり名刺を切らしているのはまずい。取材先に失礼だし、あやしいヤツと思われかねない。切らさないようにだけは、しておかなくては。

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2004/04/07

「知っている」という自信が危ない

ライターは、すべてのことを知っている必要はない。ライターはライター。どうあがいたって、知識面では、その分野の専門家にかなうはずがない。専門家から話を聞き出して理解し、人にうまく伝えるのがライターの仕事である。

とはいっても、基礎知識は豊富な方がいい。まっさらな状態では、専門家に何を聞いていいのかもわからないだろう。一般の人が見過ごしてしまうようなことを質問し、奥深い話を聞き出してこそライターだ。そこで、ライターの得意分野が生まれてくる。スポーツライターだとか、ファッションライターという人は、その分野の情報をいつも追っかけているので、取材をしても話の引き出しどころが違うというわけだ。

専門分野を持つライターは強い。これはよく言われることなので、「私は○○が得意です」と言ってくるライター志望者は多い。ところがよく話を聞いてみると、たいていは全然詳しくない。「自分はテレビで歴史番組を見ているから歴史には自信があります」といってきた人がいた。それは「歴史に興味がある」レベルの話。歴史番組くらい私だって見てるよ。歴史番組を見て感心するのではなく、「このテーマなら、もっとこういうところを取り上げたらいいのに」といった意見が出てきてこそ「詳しい」と言えるのだ。

自分が「知っている」と思っていることは、実はたいして知らないことが多い。奥深さを知らないから、周囲の人よりもちょっと詳しい程度で、自分は知っていると、つい誤解してしまうのだ。この失敗は、私もさんざんやった。

表面だけではなく、奥の方をのぞき見ている分野こそ、「自分などまだまだ」という意識が働く。自分が自信がない分野を見直してみたほうがいいかもよ。

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ライターはへそまがり

「あんたは、へそまがりだ」とよく言われる。確かに、他人が何か言うと、「それはそうだね。でもね」と、無意識に違う回答を探す自分に気がつく。何か他人と違うことを言って、「ほぉ~」と言わせたいのだ。こういうのって、イヤな性格かなあ。人によっては、好かれないのは確かだ。ただ、そういう性格を嫌いな人って、実は自分の意見が常に通らないと気に入らない人なんだよね。つまり、お山の大将はへそまがりを嫌うのだ(笑)。

へそまがりといっても、何でもいいから変わったことを言えば感心してもらえると思うほど、愚かではないつもり。他人と違ったことを言うにしても、それなりに説得力があることを言わなきゃいけない。でなければ、誰にも振り向いてもらえない。

そういう性格って、私がライターであるためには、不可欠かもしれない。

ひとくちにライターといってもいろんな人がいる。高度な文章技術を売りにしている人もいれば、みずみずしい感性を売りにしている人もいるだろう。でも私は凡人なので、プロとしてやっていけるほどの芸術的センスはない。

説得力があるへそまがりになるためには、人が知らないことを知っていなきゃいけないし、常に他人が考えないようなことを考え出さなきゃいけない。これは、面白いネタを生み出すためのきびしい訓練になるのだ。ネットという「本当に詳しい人」がいつ現れるかわからない環境でのへそまがりは、知識や思考力に磨きをかけてくれたと思う。

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2004/04/05

「食う」はイケナイ言葉?

あるSOHO掲示板で、イラストレーターのひよこさんの質問に回答した。その中で、「イラストで食っていくのは大変だと思いますが、がんばってくださいね」と書いたら、他のメンバーから非難の嵐が。「あなたは女性でしょう。『食う』なんて乱暴な言葉を使うなんてとんでもない!」というわけだ。

はぁ~、「食う」ってそんなに汚い言葉なの?

「イラストで生活する」では堅くなるから、ざっくばらんに「食う」って書いたんですよというと、「食べていく」と書けばいいでしょうとのこと。一瞬なるほどと思ったものの、「イラストで食べていく」って、なんとなく気持ち悪い。

そこで、ちょっと調べてみた。「食う」はもともと普通の言葉で、乱暴な意味はなかった。それは、「食う」という言葉の派生語の多さからも証明できる。そもそも「お食い初め」が乱暴な言葉のはずがない。

できるだけていねいな言葉を使おうという風潮から、戦前戦後にかけて、ものを食べる意味では「食べる」と言い換えられることが増えてきた。しかし、言葉にうるさい識者からは、「派生的な意味の『食う』まで『食べる』に言い換えるのは、日本語の乱れだ」という指摘が出続けている。まあ、「道草を食べる」とか「人を食べる」とか言われると、怖いよね。

というわけで、「生活する」という派生的な意味では、「食べる」は本当は間違い。「食う」の方が正しい日本語なのだ。

ただ、言葉は、時代とともに変わっていく。大多数の人が「イラストで食っていく」という表現を乱暴だと感じるのなら、使わないほうがいいのかもしれない。

世間一般の感覚が本当はどうなのか、自信がなかったので、知り合いの編集者やライターに片端からきいてみた。結果的に「食う」を否定した人は、1人もいなかった。

編集者やライターが常に正しい日本語を使っているとは限らない。しかし、彼らは大勢の読者に通用する文章を書くプロである。その人たちが悪くないいうのだから、いまの常識として、それほど乱暴ではないのだろう。

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ディスクトップはやめてくれ

ネットで見ていると、ときどき「ディスクトップパソコン」と書く人がいる。

もちろん、デスクトップの誤りだ。デスクトップとは、desk top、つまり机の上という意味。ディスクトップでは、disk top、円盤の上になってしまう。

--余談だが、むかしはラップトップパソコンというのがあった。膝の上に載せられるポータブルパソコンという意味だが、本当は5kg以上したので、乗せ続けていると膝がこわれそうだった。

ディスクトップというのは、フロッピーディスクなどから連想した言い間違いだろう。まあ、つい勘違えて覚えてしまうことってあるよね。

ただ、ライター志望者が、堂々とそんな言葉を書くのは勘弁して欲しい。言葉に敏感になってよね。

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自己アピールと自己PR

一応プロのライターなので、自分のサイトでライター志望者のためのアドバイスをしている。自分が人にアドバイスできるほどのものかどうかはあまり自信がないのだけれど、その話はちょっと置いておいて。

希望者には課題をメールで送ってもらってアドバイスをしているわけだけど、その課題の1つが、自己アピール。でも、不思議なことに、半分以上の人が、「自己PR」と書いてくるのだ。

gooの国語辞典(三省堂提供「大辞林 第二版」)で意味を調べてみよう。

アピール
(1)世論に訴えること。人々に呼びかけること。呼びかけ。
「平和への―」
(2)受け取る側の心を打つこと。
「この本には読者に強く―するものがある」
(3)訴えかける力をもつこと。魅力があること。
「セックス-―」
(4)運動競技で、選手が審判に判定についての不服を申し立てること。

ピーアール
(1)会社が商品などについて、また官公庁や各種団体がその事業内容や施策などについて、人々に理解してもらうために広く知らせること。
(2)売りこみ。宣伝。

似たような意味だけど、ちょっと違うのね。課題は「自己宣伝」の意味だから、本来は自己PRのほうが正しいのかもしれない。でも、強烈に訴えかけるものを出して欲しかったので、私の感覚ではやはり「アピール」だ。

意味が間違っていないとしても、そもそも課題に「アピール」と書かれているのを、勝手にPRに変えられるのはねえ。まさか、「アピール」という言葉を知らないから、私が間違っていると思い込んでそれとなく書き換えたってことはないよね(笑)。ライターを目指すのだったら、もう少し言葉に敏感になって欲しい。

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