先日書いた「遅い人は罰金?」は、「『下の方に冗談です』って書いてありますよ」と教えてくれる人がいた。ありゃりゃ、本当だ(^^;)。石原さんならそういうことも言い出しかねないと思っていたので、うっかり騙されてしまった。恥ずかしいからこそっと消しておこうかなと思ったけれど、私の記事を見て万一一緒に騙された人がいるとマズイ。おまけに、すでにGoogleにひっかかるようになっている。すぐに消しても、Googleにはキャッシュが残る。これ以上被害者を出さないために、訂正しておくことにした。
さて、騙される方が悪いと言われればそれまでだけど、この元記事には、冗談として、もし新聞や雑誌で公表するえなら、まずいよなあという反則がある。
新聞で冗談記事がありえないわけじゃない。例えば、毎日新聞の正月版では、100年ほど未来の日付を付けた「未来の新聞」を出していた(最近、正月版はあまり読んでいないので、いまでもやっているかはちょっと不明)。実際の時代の問題点などを取り上げて、「未来はこうなっちゃうかも」という予測をおもしろおかしく書いたもの。「新聞がウソ記事などけしからん」というクレームもずいぶん届いたようだが、何年も続けていたのは、やはり「面白い」という評価が高かったからだろう。
で、冗談を冗談として楽しく読んでもらう条件は、文章を読んでいるうちに「どう考えてもこれは変だ」と気付かせるネタをいくつか仕込んでおくことだろう。最初は騙されても、読んでいるうちに、「あれあれ?」ということになり、やがて「いっぱい食わされた」と笑い出させれば、成功だ。
例えば、この記事であれば、「参加費が1万円程度になってしまう」というのは、現実的すぎる。1万円払ってハーフマラソンを走る人は少ないと思うが、ウルトラマラソンやトライアスロンの参加費は、1万円以上が当たり前。「東京の街中を走れるなら」と払う人は、じゅうぶんいるだろう。ここで、「30分遅れれば100万円の罰金が必要」のような内容にすれば、誰だって「おかしいぞ」と思う。さらに、「石原珍太郎都知事」といった名前でも入れておけば、完璧だ。
というぐあいで、昨日は「これは問題だ。やり方が下手だ」と書くつもりだった。なぜかというと、私はこの記事を、スポーツ新聞あたりの新聞記事コラムだと思いこんでいたからだ。新聞記者が、冗談記事を書くには、配慮が足りない。プロが新聞社のサイトでやるなら、もうちょっとうまくやれ…。
でも、今朝になって調べると、これって個人サイトだよね(^^;)。
どうやら私が騙されたのは、私に「これは新聞記事だ」という思い込みがあったからのようだ。Googleで検索して出てきた個人サイトにこれが載っていても、鵜呑みにはしない。では、なぜ新聞記事と誤解したのだろう。
実は、この記事は、朝日新聞社のasahi.comを検索して出てきた記事なのだ。もちろん、新聞社のサイトといえ、検索機能で記事ばかり出てくるわけじゃないことは知っている。ただ、asahi.comでは同じ検索窓にキーワードを入れて、「WEB」「サイト内」などのボタンを押して、検索対象を区別するようになっている。ここで、どうやらキーワードを入れた後で「サイト内」をクリックしたつもりが、「WEB」をクリックしてしまったようだ。
しかも、出てきた記事が悪かった。「石原 マラソン 東京」のキーワードで検索すると、1番目はサンスポの記事で、2番目がこの記事、3番目は@runnerの一部のようだが、大会結果のシンプルな報告。4番目はプロの書いたスポーツコラム。どれも朝日新聞の記事でないことは、すぐわかったが、てっきり新聞や雑誌情報が検索されたと思ってしまった。
asahi.comの検索システムは、もう少しわかりやすくしたほうがいいのでは。
ただ、これはasahi.comというよりも、インターネットの危ないところが現れているのかも。人によっては、GoogleやYahoo!からたどり着いただけで、信用する場合があるかもしれない。いったんその人が信用して、それにつ